逆に不聴牌でも連荘で、かつ和がり止めがない、というルールだと、 トップのラス親は恐怖の連荘地獄へと入り込む可能性があります (東一局52本場ってやつですか)。
破八連荘とは、親が八連荘の条件を満たしている時の、子の和がりのことで、 これは上のような問題点に対する一つの解決策でしょう。 これならば親と子は同じ条件になりますから。
しかし本来は8連荘ごとに役満になる、というのが正式なようですね (知らなかった……)。
私自身は、和がり止めは最後の逆転のチャンスを奪われてしまうのであまり好きではないんですが、 一度なしでやった時に南四局十五本場まで行ったことがあるので(^_^;)、 やっぱあった方がいいのかな、とも思います (この時は残りの三人は倍満縛りでやってました。 トビはありでしたので、 一人がハコを割りそうな時に荒牌したら、点棒を分け与えるためにワザと 「ノーテン」とかやって……。結局最後はトンで終わりましたが)。
極端な例を挙げましょう。空テンの形式聴牌を認めないがフリテン立直を 認めるような場合、フリテンで立直をかけたが、その後当たり牌をことごとく 捨てられて流局になったとします。すると立直をかけているのに「ノーテン」 ということになります。
形式聴牌とはあくまで「役はないが、海底や河底がつけば和がれる聴牌」だから、 和がり牌がないようなものは聴牌とは認められん、という意見もわかるのですが、 上のような問題があるために、私は2でいいと思うのですが。
なお、3の「純手牌のみで判断する」というルールは、 NIFTYの麻雀フォーラムで採用されているそうです。 純手牌には、副露した牌は(暗槓も含めて)含まれないそうですので、 ポンした牌と同じ牌で単騎待ち(つまり自分で4枚使ってる)は聴牌、 しかし同じ牌でも暗刻だとノー聴、になるそうです。 これも何か変なルールですね(鳴いてる方が優遇される、 というのは何か釈然としませんね)。
二飜以上同時につくようなケースって考えられますでしょうか? 可能性があるのは海底や河底と嶺上開花あるいは槓振りが複合できるか どうか、というくらいでしょうか。