映画の部屋
ビデオ日記2003
- デアデビル (2003.12)
- ベン・アフレック主演、マーヴルのアメコミの実写映画化。
幼い頃、放射性廃棄物を目に浴びて盲目となったマット。
しかし彼は視覚を失った代わりに他の四感が発達し、
「レーダーセンス」という超感覚も身につけていた。
体を鍛え、バランス感覚を鍛え、昼間は弁護士として、
夜は法で裁けない悪人に裁きを下す「デアデビル」として活躍する…。
視覚を失った代わりに得た「超感覚」以外は普通の人なんですが、
いやいくらバランス感覚を鍛えても、ビルの屋上から飛び降りるのは無理だろう…
というツッコミは野暮なんでしょうか。
まあ、妙に人間っぽさのあるダークヒーローって感じで、
またプレイボーイっぽさがベン・アフレックには合っていたような気もしますが。
ブルズアイ役のコリン・ファレルがいい味出してます。
キング・ピン役ってやっぱりマイケル・クラーク・ダンカンだったのか。
まああんな巨漢他にはいないよな、とは思ったけど、
グリーン・マイルと大分印象が違うなあ。
でもってヒロイン・エレクトラ(ジェニファー・ガーナー)は、
完全にスパイダーマンよりも上でした。
んでもってまた妙に強いのが良かったですね。
と思ったらスピンオフ作品も作られるとか。
(2003.12.31)
- ストーカー (2003.12)
- ロビン・ウイリアムズ主演。写真現像店の店員が、
ある家族に忍び寄る、サスペンス・ホラー。
原題の「ONE HOUR PHOTO」の方が雰囲気に近いかな。
あんまり「ストーカー」というタイトルから想像されるような、
ストレートなホラーという感じではないですね。
どちらかというと、孤独な老人の姿が描かれている感じで、
犯行も幸せな家族への幻想が崩れたことによる暴走って感じですし。
地味な作品なので、ロビン・ウイリアムズじゃなかったら、
ここまで売れなかっただろうなあ、とは思いました。
(2003.12.30)
- 007 ダイ・アナザー・デイ (2003.11)
- 007シリーズ最新作。ピアース・ブロスナン主演。
北朝鮮に潜入したジェームズ・ボンドだが、
その情報は何者かの裏切りによって捕らえられてしまう。
14ヶ月に及ぶ拷問の末、人質交換によって戻ったボンドだが、
「秘密を漏らした」疑惑によってライセンスを取り上げられてしまう。
自らの潔白を証明するため、ボンドは脱走する。
いや、しかし面が割れてちゃスパイとしてはダメだろ。
今回のボンドガール(ハル・ベリー)は、
なんと天候を操る超能力者です(それはX-MEN)。
007らしく色んな道具満載で、もうお腹いっぱい。
「肝臓は悪い。やはりボンドだ」は笑いました。
(2003.11.30)
- オールド・ルーキー (2003.11)
- デニス・クエイド主演、実話を元にしたメジャーリーグサクセスストーリー。
軍人である父親の都合で幼い時から各地を転々として来たジミーは、
野球があまり盛んでないテキサスの地に辿りつく。
それでもなんとかプロになるが、肩を壊し引退。
化学を教える傍ら、学生達の野球チームの監督をしていた。
諦めが早くふがいない試合ばかりの部員たちに「夢を持て」と語るジミーに対し、
部員達は「我々が優勝したら、監督は大リーグのプロテストを受けること」という約束を取り付ける。
そこから彼らの快進撃が始まった。
なんで肩を壊す前よりも速い球が投げられるようになったのか、
そこが最大の謎ですが、まあ「実話なので」と言われてしまうと、
そういうこともあるのか、と納得せざるを得ませんね。
「がんばれベアーズ」っぽい野球チーム快進撃パートと、
メジャーに挑戦してからのサクセスパートと、
2種類の映画が楽しめるのでお得な感じかも。
実話ベースということもあり、特に派手なイベントはなく、
淡々と進んで淡々と終わります。
父親との和解(?)シーンが良かったかな。
(2003.11.25)
- X-MEN 2 (2003.11)
- さまざまな超能力を持つミュータントが活躍するアメコミの続編。
今回も主役はウルヴィー(ローガン)ですが、
その元カノ役として出てくるのがジーン・グレイ。
現在はサイクロップス(スコット)の彼女みたいなんですが、
彼女の能力は結局何だったんだ?と思って調べてみたら、
普通にテレキネシスだったみたいですね。
なんか特殊な超能力が多いから、今さらテレキネシスとは思いつかなかったよ(笑)。
前作でも何かにつけ衝突していたローガンとスコットですが、
今回はジーンを挟んでの鞘当てもあったりして、
ますます険悪な雰囲気に。しかしスコットの小者っぷりは見事です(笑)。
前作の感想を読むと、前作ではローガンになついていたらしいローグは、
今回ではアイスマン(ボビー)といい仲のようです。
しかし今作におけるプロフェッサーXのふがいなさっぷりはすごいなあ。
もういろんな意味でダメダメな感じ。
その分マグニートーのかっこよさが際立っていました。
第3作への伏線もたくさん張ってあるようで、間違いなくあるでしょうね。
っていうか、いつになったら終わることやら…。
(2003.11.24)
- ドラゴン ブルース・リー物語 (2003.10)
- 1993年作品。ブルース・リーの生涯を描いた正統派伝記。
ジェイソン・スコット・リー主演。
白人からも中国人からも差別を受けながら、
自分の信念に従って「道」を突き進むブルース・リー。
そんなブルース・リーを支える妻・リンダ。
あのハイテンションな戦いっぷりをちゃんと再現してますね。
しかし「燃えよドラゴン」の公開3週間前に死んでいたとは。
世界のヒーローになることを知る前に死んでしまったんですね。
(2003.10.04)
- ホーホケキョ となりの山田くん (2003.10)
- スタジオジブリの作品。いしいひさいちが朝日新聞朝刊に連載している4コマ漫画
(現在は「ののちゃん」に改題)をフルCGアニメ化。
ジブリが映画化する、と聞いたとき誰もが「なぜ『となりの山田くん』を?」
と思ったことでしょう。
元が4コマの割りに結構CG使ってて制作費はかかってるらしいんですよね。
まあ、大方の予想通り、興収的には惨敗だったようですが。
原作のタッチを最大限に活かしたアニメっぽくない絵柄は面白いですし、
4コマならではの「間」も表現されてますけど、
いかんせん映画として2時間観るにはちょっと辛いかなあ、という感じ。
TVで5分とか10分で毎日とかならいい感じかも。
でも結婚式のスピーチのエピソードは笑ったなあ。
(2003.10.02)
- 猟奇的な彼女 (2003.9)
- 韓国のラブコメ。チョン・ジヒョン、チャ・テヒョン主演。
きっつい彼女に振り回される男の物語。
主人公の情けない感じがいいですね。
ヒロインの、きっついのにカワイイ、その絶妙なバランスがなんともいいですね。
笑えたし、ホロっとさせられたし、なかなか面白かったです。
(2003.09.28)
- 竜馬の妻とその夫と愛人 (2003.9)
- 三谷幸喜脚本、木梨憲武・鈴木京香主演の時代劇コメディ。
竜馬は一切出てこない(もう死んでるから)のに、
登場人物全てが竜馬に縛られてるってことで、
一番存在感を発揮してるのが竜馬だったり。
うーん、でもおりょう(鈴木京香)のわがままに周りの男達が振り回されているだけに見えたなあ。
ながら見だったのも悪かったんだろうけど、
あまり笑えませんでした。
中井貴一とか江口洋介も良かったと思うんだけどねえ。
元々舞台の映画化ということで、舞台で見るとまた印象変わるんでしょうね。
(2003.09.27)
- 黄泉がえり (2003.9)
- 草なぎ剛・竹内結子主演、死んだ人間が甦るファンタジー。
ある日阿蘇の村で死者が生前と同じ姿で帰って来る。
「黄泉がえり」の数は増え続けるが、やがて…。
プロット自体はよくある話ですし、
特に目新しいところもないですが、
全体のバランスがいいんでしょうか。ロングヒットとなったようですね。
同じ題材でいくらでもホラーチックにできると思うんですが
(それこそ「屍鬼」とか)、
そういうテイストは一切なしで、ファンタジー・ロマンスに徹しています。
草なぎ剛が、相変わらずのおひとよしな主人公を演じています。
幼馴染属性の竹内結子はちょっと良かった。
RUIのライブシーンは必要かなあ?
(2003.09.23)
- ボーン・アイデンティティ (2003.9)
- TVシリーズにもなったロバート・ラドラムの「暗殺者」を、
マット・デイモン主演で映画化。
地中海で漁船に引き上げられた男は記憶を失っていた。
唯一の手掛かりであるスイスの銀行へ行くと、
「ジェイソン・ボーン」の身分証明書と大量の金、
さらに複数のパスポートと銃が…。
その直後から追われ続けるが、
体が覚えている格闘術で切り抜けていく。一体自分は何者なのか?
アクション俳優というイメージが薄いマット・デイモンが、
トレーニングを重ねて初のアクションに挑戦。
格闘、カーチェイス、銃撃戦、とスパイアクションの要素はてんこ盛り。
追っ手の暗殺者側の描写がもっとあるとより楽しめたような気がします。
ヒロイン(フランカ・ポテンテ)はあんまり美人という感じではないけど、
味があるタイプですね。「ラン・ローラ・ラン」の主人公だったんだ。
(2003.09.21)
- 猫の恩返し (2003.9)
- スタジオ・ジブリの新作。
「耳をすませば」の番外編?
絵がジブリ調でないのが新鮮と言えば新鮮。
個人的には「耳にすませば」の絵柄の方が好きかな。
バロンの声も露口茂さんの方が渋くて好みではあるけど。
他愛もない話ですが、猫のきまぐれさ身勝手さが出ていて面白かったです。
もう一本入ってた「ジブリーズ episode II」は、
うーん、よくわからない話でしたね。
CGを使っていることはよくわかりましたけど。
やってみたかった?
(2003.09.20)
- ギャング・オブ・ニューヨーク (2003.9)
- マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・デカプリオ主演の、
アメリカ創世期の物語。
ダニエル・デイ=ルイスの存在感が圧倒的。
とても「ラスト・オブ・モヒカン」の主役と同一人物とは思えん。
単純な復讐劇かと思いきや、
ビルとアムステルダムの間に父子っぽい感情が流れたり、
といったところが面白かったです。
しかし自分らも移民のくせして「ネイティブス」を名乗るのはどうなのよ?
これを見てると、世の中から根本的に争いがなくなることはないよなあ、
とか思ったり。
(2003.09.15)
- 恋に唄えば (2003.8)
- 近所のレンタル屋が1泊2日で39円、というセールをやっていたので
(どこのレンタル屋だか丸わかりだな)、
だったら何か借りてみるかと探してみても、
やっぱりめぼしいものは借りられちゃっているわけで。
そんなわけで、まあ39円でもなければ観ようとはしないであろう作品を選んでみました。
優香主演のミュージカル風ラブコメ。
いやあ、噂には聞いてたけどこりゃ酷いわ(笑)。
ほとんどながら見だったんで正直ストーリーとか細かいところはいまいち把握してませんが、
とりあえずオーストラリアロケしました、
カーチェイスシーンも入れました、
特撮CGも使いました、
って感じでそれぞれがショボショボな上に全然活きてないところがすげー。
巨大な魔物のシーンなんて、魔物と人間が同じフレームに入るシーンが皆無だったし。
今時このショボさはスゴすぎるかも。
しかも最後はなんか相手の男がいきなり心変わりしちゃってるんですが、
いいのかそれで?
まあ、39円ならそれほど腹も立ちませんが、
それよりも使った時間の方がもったいなかったかも…。
(2003.08.21)
- K-19 (2003.8)
- ソ連初の原子力潜水艦・K-19。
そのテスト潜航において、原子炉に異常が。
果たして乗員達はこの危機を乗り越えられるのか?
ハリソン・フォード主演。旧ソ連の映画なのに全員英語で喋る、ってのはまあいいとしても、
何か余りにも頭悪そうに描かれ過ぎな気が>ソ連の海軍。
艦長も言ってることやってること無茶苦茶だし、
乗員の指揮も低すぎ。そもそも準備も何もかもダメ。
もうなんというか、組織としてダメ過ぎ。
これで何か起こらなかったらそっちが奇跡だろ、ってなダメダメっぷり。
そこから帰ってきたのを英雄みたいに語られてもなあ、
と何だか妙に冷めてしまいました。
それにしても副長の忠誠心の高さは謎だ。
アメリカ側から描いているから愚かさが強調されてるのかも知れませんが、
まあ現実もこんなんだったんでしょうね。
(2003.08.16)
- HUNTER×HUNTER グリード・アイランド編 4巻 (2003.7)
- ビスケが師匠となり、髪切りビノールトとの戦い。
かなり原作に忠実な作りですね。
「コーンフラワーブルー」とか「フローレス」とか宝石用語もそのまんま。
しかしこのOVAって4巻までしか出てないのね。
続きもまだ出るのか未定みたいだし…。
原作は完結しているので、是非最後まで出して欲しいものですが。
HUNTER×HUNTER OVA
(2003.07.27)
- 至福のとき (2003.7)
- 「初恋の道」のチャン・イーモウ監督作品。
盲目の少女と、失業中の中年男の交流を描いた作品。
全体的にはコメディという感じで、笑えるシーンも多いんですが、
最後はなんかジーンときてしまうという作品。
主人公の中年男の冴えなさっぷりといったら、
ハリウッド作品や日本作品でもあり得ないくらい。
5万人の中からオーディションで選ばれたというドン・ジエの演技もよかったです。
(2003.07.26)
- 9デイズ (2003.7)
- アンソニー・ホプキンス、クリス・ロック主演、スパイ・アクション。
CIAの潜入捜査により旧ソ連の携帯核爆弾を入手するための交渉を行っていたケヴィンが殺された。
CIAはケヴィンの双子の弟であるジェイクを替え玉にしたてて何とか取引を成功させようとするが…。
「ビバリーヒルズコップ」以来確立された、白人と黒人のペアによるアクションコメディの基本ですが、
今回はなにしろ相方がアンソニー・ホプキンスですからね。
あの老人が走る!撃つ!という感じで、アンソニー・ホプキンスが、
アクション映画に出てるってだけでも観る価値はあるかも。
クリス・ロックのマシンガントークも見所の一つ。
CIAの仲間ではシール役がなかなかシブくていい感じでした。
ただ、この邦題「9デイズ」ってのはどうなのよ?
そんなに9日間ってのが強調された内容でもないし、
他にも「13デイズ」とか「シックス・デイ」とか「6デイズ7ナイツ」とか、
似たようなタイトルの映画が多いんで、敢えてこんな紛らわしい邦題をつけることはないんじゃないかと。
まあ原題の「BAD COMPANY」(悪い仲間、悪徳中隊)、ってのもピンと来ませんけど。
(2003.07.21)
- チェンジング・レーン (2003.7)
- ベン・アフレック、サミュエル・L・ジャクソン主演、
サスペンス、になるのかな?
たった一度の車線変更が、対照的な2人の男の人生を変えていく…。
どちらも基本的にはそれほど悪人というわけではないのに、
間の悪さか段々と「復讐」がエスカレートしていき…。
演出の仕方によってはサイコ・サスペンスにもなりそうな素材ですが、
両者とも「最後の一線」を越えないようにしているからか、
題材の割には見終わった後は結構さっぱりしてますね。
ベン・アフレックは相変わらず顎が割れてますね。
(2003.07.19)
- TRICK −劇場版− (2003.7)
- テレビの人気シリーズの映画化。
糸節村でインチキ「神」たちとトリック対決。
数学・論理トリックっぽいのが多くて、結構楽しめました。
ちゃんと種明かししてくれるところがいいですね。
まあ、映画というよりはテレビ版のスペシャルの域を超えてはいないような気はしますが。
(2003.07.15)
- イナフ (2003.7)
- ジェニファー・ロペス主演のサスペンス。
ウェイトレスのスリムは裕福で優しいミッチと結婚し、
一人娘をもうける。幸せに見えた結婚生活だが、
ミッチの「妻を物としてしか扱わない」性格が明らかになるにつれ、
悪夢へと変わって行く。娘を連れて逃げ出すスリム。
しかし夫の執拗な追跡は続く。
やがてスリムは逃げるのをやめ、戦う道を選んだ…。
前半はひたすら追い詰められていくサスペンス・ホラー風、
後半は一転反撃に転じるアクション風、
と一粒で二度おいしい展開で、楽しめました。
しかしジェニファー・ロペスって、
髪型とかで随分と印象変わるなあ。
(2003.07.12)
- たそがれ清兵衛 (2003.7)
- 真田広之主演、山田洋次監督、幕末の平侍の生き様。
わずか五十石の平侍の清兵衛は、
いつもたそがれ時になると家に帰ることから「たそがれ清兵衛」と呼ばれていた。
ある時、決闘に応じたことからその剣の腕を見込まれ、
藩命によって果し合いへと刈り出されることに。
普段の姿は冴えないけれど、実は凄腕の持ち主。
古今東西の物語で人気のあるパターンではありますが、
そのギャップが心地よく、面白かったです。
ストイックなまでの清兵衛の生き方に、
すがすがしい気持ちになりますね。
(2003.07.06)
- HUNTER×HUNTER グリード・アイランド編 3巻 (2003.7)
- アントキバの懸賞大会から、マサドラを目指すところまで。
グリード・アイランド編って、最後のオチまで含めてよく考えられてた話だなあ、
と思うのですが、旅団のかかわり方はいまいちでしたね。
なんかもっと深くかかわってくるのかなあ、と思っていたんですが、
結局除念師のアベンガネを見つけただけだし。
今からビスケの変身後が楽しみだったりします。
別の声優さん使うのかな?
(2003.07.05)
- ハリーポッターと秘密の部屋
- ハリー・ポッターの第2弾。
ストーリーは特にひねりがあるわけでもなく、
まあ普通ですけど、それぞれのキャラクターが持ち味を活かしてる感じ。
「ハーマイオニーたん萌えー!」という気持ちもわからないでもないなー。
確かにかわいい。
マンドレークやらバジリスクやら、TRPGやってた者にとっては懐かしいキャラクターが。
4作目以降俳優が入れ替わるらしいけど、それがちょっと心配。
(2003.06.29)
- HUNTER×HUNTER グリード・アイランド編 2巻 (2003.6)
- ツェズゲラの試験から、G.I.内部へ。
レオリオはこれっきり出てこないんだなあ、と思うと寂しい気も。
次のシリーズでは出てくるのかなあ。
(2003.06.22)
- プロフェシー (2003.6)
- リチャード・ギア主演。敏腕ジャーナリストであったジョン(リチャード・ギア)は、
クリスマス・イブの夜に逢った事故から妻メアリーを失くす。
妻の残した言葉「あれを見た?」が心に引っかかったまま生きるジョン。
ある夜リッチモンドに向かう途中、
気がつくと。突然600キロ離れたポイントプレザントへ。
その町では奇妙な目撃談が続いていた。
そしてジョンの元へ奇妙な電話が…。
上のあらすじ読んでもさっぱりわからんと思います、すみません。
いや、説明が難しい映画だなあ。どうやら実話を元にしているらしいです。
サスペンスというよりはホラー寄りですかね。
あまり理による説明を期待してはいけません。
ラストは私は結構アリだと思いましたけど。
以下ちょっとだけネタバレ
最後の「犠牲者36人」に続く伏線をもっとちゃんと張ってくれていれば、
もうちょっと驚けたんだけどなあ、というのが個人的には残念なところ。
全然覚えてなかった。
(2003.06.15)
- HUNTER×HUNTER グリード・アイランド編 1巻 (2003.6)
- OVA。グリード・アイランド編開始。
テレビシリーズと違ってじっくり時間をかけているからか、
絵はかなり綺麗な感じ。
まだまだ序章ですが、楽しみです。
ちゃんと最後までやるのかな?
(2003.06.08)
- アニマトリックス (2003.6)
- マトリックスのクリエイター達が送るアニメーション・オムニバス。
1本15分くらいの作品で内6分がスタッフロールってのはどうよ?
と思ったけど、あれは共通のスタッフロールだったのね。
なんだかなあ。最初から「PLAY ALL」で観ればよかったのか?
【ファイナル・フライト・オブ・ザ・オシリス】
気合入ったCG。まさにマトリックスの世界。
こうしてみるとマトリックスってのは、素材として実写を使っているCGアニメーションなんだなあ、という感じが。
最初のシミュレーションの場面がエロティックですね。
【セカンド・ルネッサンス】
機械の反乱と人類が電池にされるまで。
うーん、まあそのまんまですね。
【キッズ・ストーリー】
キッドが目覚めるまで。ネオとトリニティーも登場。
絵が味があるといえばあるけど、アニメーションとしてはあまり綺麗ではないですね。
【プログラム】
日本っぽいシミュレーション風景が綺麗。オチもなかなか。
【ワールド・レコード】
世界記録を更新したランナーが覚醒する。
まあ、こういうのもアリですか。
【ビヨンド】
世界の「綻び」が生じた「幽霊屋敷」で遊ぶ子供達。
この作品が一番マトリックスの世界観を広げてくれる感じですね。
【ディテクティブ・ストーリー】
ハード・ボイルド。シブいです。トリニティーがゲスト出演。
【マトリキュレーテッド】
機械と人間は理解し合えるのか?
なんかこの作品見ると「否」という答えしか出てこないんですけど…。
まあ、マトリックスの世界観を広げることは出来るかも知れませんけど、
期待していたほどじゃなかったかなあ。
観ておいても損はないと思いますけど、必見というほどではないですね。
(2003.06.08)
- トリプルX (2003.6)
- ヴィン・ディーゼル主演のスパイアクション。
ストリートの悪ガキ・悪のカリスマ、ザンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)が、
国家に目をつけられ、CIAのスパイとしてプラハへ飛ぶ。
雪崩とスノボのチェイスとか面白かったですね。
なんでスノボは追いつかれないのにスノーモービルは追いつかれるんだよ、
とか突っ込みたくなりましたけど。
何も考えず楽しむアクション映画としてはいいんじゃないでしょうか。
(2003.06.07)
- スパイ・キッズ2 〜失われた夢の島〜 (2003.6)
- スパイ・キッズの続編。
前作の出演者はほとんど出てます。
いや、ハイテク小道具の類は確かに楽しいけど、
今回の任務は既にスパイじゃないし、というツッコミはなしですか?
エンディング・ロールまで色々と詰まったサービス精神はいいと思いました。
(2003.06.01)
- ジャスティス (2003.5)
- ブルース・ウィリス出演、「オーロラの彼方へ」「真実の行方」のグレゴリー・ホブリット監督作品。
1944年・第二次世界大戦終了間際のドイツ。
収容されたアメリカ人捕虜達の間で、人種差別をめぐる殺人事件が起こる。
黒人将校の弁護を引き受けることになったハート中尉(コリン・ファレル)。
自分の思い通りに裁判を進めようとするマクナマラ大佐(ブルース・ウィルス)。
果たしてこの裁判は茶番なのか?
設定がシブいですね。ドイツ人が特に悪いようには描かれていないのも好感触。
でも凝った設定の割には割と淡々と話が進んでしまったような印象。
もう一ひねりなんかあってもよかったかなあ。
(2003.06.01)
- アバウト・ア・ボーイ (2003.5)
- ヒュー・グラント主演、38歳の独身男と12歳の少年の友情を描くハートフル・コメディ。
親の遺産のお陰で働きもせず結婚もせず一人で生きる38歳のウィル。
シングルマザーに狙いつけたところから、
鬱病気味の母親を持つ12歳の少年・マーカスとかかわりを持つことに。
学校で浮いているためにいじめられがちなマーカスとの、
奇妙な友情が芽生えて…
ヒュー・グラントがハマリ役。
生意気な少年役もいいですね。
お互いに成長し合っていく様子が心地よいです。
(2003.05.25)
- 千年女優 (2003.5)
- 30年前に引退した伝説の大女優・藤原千代子が、
インタビューに答えて昔を振り返る。
彼女が女優になるきっかけとなった「鍵の君」とは?
日本発のアニメーション。
回想シーンに入っているのにインタビュアーの監督とカメラマンがそのまま出てきてしまう、
という表現方法に最初は戸惑いました。
その後も映画なのかと思えば現実、回想なのかと思えば妄想、
とめまぐるしくシーンが入れ替わりながら進んで行きます。
色んな映画に出てるけどいつもテーマは一緒なのかよ、
とツッコミたくもなりますが、まあ面白かったです。
結局のところ初恋の人に逢いに行きたい、というだけのストーリーなんですけどね。
(2003.05.25)
- ジェヴォーダンの獣 (2003.5)
- 革命前夜のフランスに現れた「獣」。
女と子供のみを狙い、大きな棘に身をまとう「獣」の正体は?
サミュエル・ル・ビアン、ヴァンサン・カッセル出演のフランス映画。
フランス映画らしく、やっぱり絵が綺麗というか絵画的ですね。
「獣」の造詣と動きは正直どうかな、と思いましたけど。
パワーアップ後のフロンサックの強さには痺れました。
マニはいいキャラだなあ。
ヨーロッパ映画の割にカンフーアクションバリバリだなあ、と思っていたら、
編集がジョン・ウーとコンビを組んでいたデヴィッド・ウーって人らしいですね。
あとリローデッドにも出てたモニカ・ベルッチが出てました。
(2003.05.25)
- マトリックス (2003.5)
- 「リローデッド」公開間近ということで、復習の意味も込めて。
なぜ携帯電話で現実世界と話が出来るのに、
戻るためには有線の電話を使わなくてはいけないんだろう?
とか、色々ツッコミどころはありますけど、
その後のパロディを含めて色々な映画に影響を与えたことを考えると、
やっぱりこの映像表現は斬新でしたね。
リローデッド、レボリューションズも楽しみです。
(2003.05.18)
- ピンポン (2003.5)
- 窪塚洋介主演、松本大洋原作の漫画の映画化。DVDで再見。
オーディオ・コメンタリーなんかも結構面白かったです。
ボールはほとんどCGだったんですね。
中村獅童さんも、私はこの映画が初見だったんですが、
その後の活躍はすごいものがありますね。
でもやっぱりARATA・スマイルのハマりぶりはすごいなあ。
(2003.05.17)
- ザ・ワン (2003.5)
- ジェット・リー様主演、SFアクション。
この世には125個の平行世界が存在する。
それぞれの世界に存在する「自分」を倒すことで、
全能の「THE ONE」になることができる。
123人の「自分」を倒した悪の「ロウ」が、
最後の一人を倒しに現れた。
うーん、やっぱあの多重世界リー様は笑うところなんでしょうかね。
リー様、何もしなくても強いのに、
ワイヤーとCGで頑張られてもなあ。
リー様アクションを期待している視聴者としては、
別に時速80kmで走ってパトカーとカーチェイスするリー様を見たいわけではないと思うんですが(笑)。
まあ、リー様ファンとしてはとりあえず抑えておいてもいいかもね。
(2003.05.11)
- ロード・トゥ・パーディション (2003.5)
- トム・ハンクス主演、「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス監督作品。
マイケルは、父・マイクの「仕事」の現場を目撃してしまう。
街の有力者・ルーニーの息子により妻子を殺されたマイクは、
息子のマイケルと共に果てしなき「復讐」の道へと旅立つ…。
タイトルを訳すと「破滅への道」あるいは「地獄への道」。
テーマは一貫して「父と子」。
映像的には陰影の使い方がうまいなあ、と思いました。
殺し屋役のジュード・ロウがいいですね。
(2003.05.05)
- リターナー (2003.5)
- DVDで再見。金城武、鈴木杏、岸谷五郎出演、「ジュブナイル」の山崎貴監督によるSFアクション。
今回は特典とオーディオ・コメンタリーを中心に観ました。
やっぱ面白いわ。色々な場面での役者さんのこだわり、監督のこだわりがわかって、
この作品が一段と好きになりました。
鈴木杏ちゃんはやっぱいい役者だ!(笑)
(2003.05.04)
劇場版レビュー
- 真実の行方 (2003.5)
- リチャード・ギア主演、「オーロラの彼方」のグレゴリー・ホブリット監督の映画第一作・サスペンス・ミステリ。
78回ナイフで刻まれた大司教の惨殺死体。
現場から逃走した血まみれの青年・アーロン(エドワード・ノートン)。
青年は大司教の部屋にいた記憶にないという。
果たして現場には第三者がいたのか?
敏腕弁護士のマーティン(リチャード・ギア)が青年の弁護を引き受けるが…。
法廷劇ですが、真相は意外と早い時点で割れてしまうかも。
ミステリとして期待して観るとちょっと肩透かしを食らうかもしれません。
何と言っても見所はエドワード・ノートンの演技ですね。
これには脱帽。
(2003.05.04)
- インソムニア (2003.5)
- アル・パチーノ、ロビン・ウィリアムズ出演、「メメント」のクリストファー・ノーラン監督作品。
髪を洗われ爪を切られた女子高生の死体。
殺人事件の調査のためアラスカへ派遣されたロス市警の刑事。
霧の中犯人を追跡中、誤って同僚を撃ち殺してしまう。
一部始終を見られていた犯人との駆け引きが始まる…。
ミステリかと思ってみると拍子抜けするかも。
犯人を捕まえるために「一線を越えて」しまった刑事の、
信念と正義の葛藤が見所ですね。
アル・パチーノの「不眠症」演技が凄すぎる。
見ている方が代わりに寝てあげたくなります(笑)。
(2003.05.03)
- ニューヨークの恋人 (2003.4)
- 19世紀の公爵・レオポルド(ヒュー・ジャックマン)が、
現代のNYにタイムスリップ。
キャリア・ウーマンのケイト(メグ・ライアン)と恋に堕ちる、
というラブ・コメディ。
前世紀の公爵役がピッタリとハマるヒュー・ジャックマンのキャラがいいですね。
他にどんな役やってたんだろう、と思って調べたら、
「X-MEN」のウルヴァリン役だったそうで。
全然印象が違うなあ。
(2003.04.20)
- プリティ・プリンセス (2003.4)
- 「プリティ・ウーマン」のゲーリー・マーシャル監督が送る、
「プリティ」シリーズ第3弾。
っつっても原題は「The Princess Diaries」なので、
「プリティ」シリーズになってるのは日本だけなのですが。
内向的な女子高生のミアが、ある日突然自分が王位継承者であることを告げられ、
王女となるための特訓を始める…という絵に描いたようなシンデレラストーリー。
まあこのあらすじから想像される展開でほぼ間違いないです。
主人公・ミア(アン・ハサウェイ)の変身っぷりが見所?
意外性はないですが、ディズニーらしく安心して観られる映画ではありますね。
(2003.04.20)
- ル・ブレ (2003.4)
- ヴィドックに続けて続けてフランス映画。
マフィアのモルテスは
獄中から看守のレジオに宝くじを買うよう頼んだ。
しかし当たりくじはレジオの妻と共にアフリカのラリーへ。
様々な思いの交錯する中、カーチェイスが始まる…。
パッケージを見て、犯罪物、カーチェイスアクション、だと思っていたのですが、
確かに序盤はそんな感じだったのですが(パリ市街のカーチェイスはなかなか!)、
中盤から完全にコメディになってしまいました。
うーん、これはそういう作品なんだろうなあ。
しかしパッケージや予告編からはそういう作品だとはわからないよなあ。
ちょっと詐欺にあったような気分ですが、
まあそういう作品だと割り切って見れば、それなりに楽しめるかも。
(2003.04.13)
- ヴィドック (2003.4)
- 特殊効果映像監督のピトフが始めて長編監督に挑んだ作品。
実在したフランスの伝説の私立探偵・ヴィドックと、
仮面の連続殺人鬼との対決の真相は?
いきなり冒頭で主人公のヴィドックが死んでしまいビックリ。
話は青年伝記作家・エチエンヌが彼の死の真相を探る、
という形で進行していきます。
稲妻を利用した殺人、中国女、錬金術師、アヘン窟…。
怪しげな雰囲気の中、鏡の仮面の男が浮かび上がります。
その鏡に顔が映ったものは必ず死を迎える…。
果たして仮面の男の正体は?
元VFX担当の監督というだけあって、とにかく映像がすばらしい。
それもどことなくヨーロッパ風で、何とも不思議な感覚。
正直、ストーリーは、多分不条理で意味不明なもんだろう、
とそれほど期待していなかったのですが、
意外と(と言っては失礼か)しっかりしてて、楽しめました。
(2003.04.12)
- エボリューション (2003.4)
- 驚異的なスピードで進化する地球外生命体と戦うSFコメディ。
見せ方によってはサスペンス・パニック物に出来そうなネタですが、
敢えてコメディとして見せることで、非常にライトな作品になってますね。
こういうノリは嫌いではないです。
ドジ属性の付加された科学者のジュリアン・ムーアがいい感じ。
(2003.04.06)
- スコーピオン・キング (2003.4)
- 「ハムナプラ2」に出てきたサソリの王・スコーピオン・キングを主役にした外伝。
ザ・ロック主演。
格闘家というだけあって、見事な肉体ですね。
物語はとっても単純で、オーソドックスなつくり。
ハムナプトラシリーズほどCGバリバリということもなく、
非常に正当なつくりですね。
っつーか、ここからあのサソリの王には別につながらないんですが(笑)。
まあ、何も考えずに楽しめるという感じでいいんじゃないでしょうか。
(2003.04.05)
- シッピング・ニュース (2003.3)
- 「サイダーハウスルール」「ショコラ」のラッセ・ハルストレム監督が送る、
癒しと再生の物語。ケビン・スペイシー、ジュリアン・ムーア出演。
幼い頃父親によって自尊心を奪われたクオイルは、
何をやってもダメな「存在しない男」として生きていた。
妻に裏切られ父母も死んだ時、叔母に連れられ娘と共に祖先が住んでいたというニューファンドランド島へと移り新たな生活を始める。
地元の新聞紙ギャミー・バードのコラム「港湾ニュース」を書くようになり、
人々と触れ合う内に次第に自分を取り戻していく…。
ダメ男を演じさせたら右に出る者はないケビン・スペイシー(笑)。
今回も見事です。主要登場人物のほとんどが何らかのトラウマを抱えているという、
癒しの物語。ギャミー・バードの面々がいい味出してました。
しかしバニー役の女の子は三つ子が代わりばんこで演じていたとは。
驚き。
(2003.03.30)
- ミスター・ルーキー (2003.3)
- 長嶋一茂が阪神の救世主・覆面リリーフピッチャー「Mr.ROOKIE」に扮する、
野球ファンタジー(笑)。
いや、もうツッコミどころ満載なんですけど(笑)、
そんなことはどうでもよくって、
こういうファンタジーが似合う球団って、
日本だと阪神くらいだろうなあ、と。
そんな夢に浸れる阪神ファンが羨ましいなあ、
と思いました(いや、厭味じゃなくって)。
鶴田真由が啖呵を切るシーンが良かったです。
(2003.03.23)
- MEN IN BLACK 2 (2003.3)
- MEN IN BLACKの続編。
「ピカッ」で記憶を無くして一般人として生きるK(トミー・リー・ジョーンズ)。
しかしそのKの記憶の中に地球を救う鍵があることがわかり、
J(ウィル・スミス)は再びKをMIBに引き戻すのであった。
Kが記憶を取り戻すまでが長くて、ちょっとテンポが悪いかなあ、と思いました。
続編ってこともあって、宇宙人が出てくることの衝撃はどうしても弱くなってしまうので、
いたしかたないことではあるのですが。
(2003.03.23)
- シュレック (2003.3)
- ドリーム・ワークスによるフルCGアニメ。
醜さゆえに人を遠ざけて孤独に暮らしているオーガ(シュレック)が、
お喋りなロバ(ドンキー)と共に、塔に幽閉されたお姫様(フィオナ)を助ける旅へと出る。
「モンスターズ・インク」とかを見た後では特に感じませんけど、
これはこれでCGアニメとしては革命的な作品だったんでしょうね。
おとぎ話の登場人物たちがたくさん出てくるところが面白かったですね。
シュレックも実は呪いをかけられていた…とかいうオチかと思ったら、
違いました。うーん、まあ本人達が幸せならいいか。
(2003.03.09)
- 天使がくれた時間 (2003.2)
- ニコラス・ケイジ主演。ブレット・ラトナー監督作品。
レッドドラゴンつながり、というわけではないんですけど。
13年前の空港で、恋人との別れを選んだジャック。
その後彼はN.Y.で成功し、アメリカで最もリッチな一人となるが、
クリスマス・イブの夜、「もう一つの人生」を体験することになる。
「もしもあの時…」をテーマとした物語。
相手役のティア・レオーニがいいですね。
あの黒人の正体が何だったのか、とか、
ベルの意味はあったの?とか、ちょっと伏線未消化な部分が残りましたが、
全体的には面白かったです。
(2003.02.23)
- タイムマシン (2003.2)
- H.G.ウェルズの小説の映画化(2度目らしい)。ガイ・ピアース主演、
監督はH.G.ウェルズの曾孫のサイモン・ウェルズ。
大学教授のハーデゲン(ガイ・ピアーズ)は、
婚約者を失ったショックからタイムマシンの研究に打ち込み完成させる。
しかし過去を変えることはできなかった。
時の謎を解くために、未来へと旅をする…。
アナログなデザインのタイムマシンが素敵。
そして時を越える時のCGは見事ですね。
これのためだけでも見る価値はあるかも。
いきなり80万年後の世界に来てしまう展開にはちょっと驚きました。
なんか後半あまりタイムマシン関係ないような…。
オチもちょっとなんだかなあ、という感じでしたが。
完全に趣旨変わってるし。
電子図書館の「フォトニック」が良かったです。
(2003.02.16)
- アイ・アム・サム (2003.2)
- ショーン・ペン主演。知的障害を持つ父親と父を越えてしまった娘との交流を描いた物語。
話題作でしたが、やっぱり評判どおりショーン・ペンの演技はすばらしいですね。
なりきってますねえ。彼の4人の仲間、その内2人は本物だったんですね。
予告とかを見ていて、「そういえば母親はどうなるんだろう」と思ってて、
子供を産んだときに死んでしまうのかと思ったら、
あっさりといなくなったときはちょっとびっくり。
しかもそれ以降出てこなかったし。
ルーシー役の子役もすばらしかったです。
(2003.02.15)
- パニック・ルーム (2003.2)
- ジョディ・フォスター主演のサスペンス。
マンハッタンのある邸宅に引っ越してきたその日に3人組の強盗に襲われ…。
うーん、いまいち盛り上がりどころに欠けるというか。
盗賊団のリーダーが間抜けで、もう一人が割といい人、
というキャラクター設定はまあいいと思うんですけど、
もう一人の覆面がなあ。覆面つけてるときは何とも言えない迫力を感じていたんだけど、
覆面脱いだ途端にザコっぽくなってしまったのは何とも。
ジョディ側の最後の「反撃」もいまいちだったし。
(2003.02.08)
- MEN IN BLACK (2003.2)
- 既に「MIB II」がレンタル開始していますが、
良く考えたらIも見てなかったよ、ということで借りてきました。
既に地球には何千ものエイリアンが人知れず暮らしている。
「法を犯す」エイリアンから人知れず地球を守る、
黒服に身をまとったメン・イン・ブラック。
まあ、予告編とかで見て想像した内容以上のものはありませんでしたが、
短くまとまっていてよかったんじゃないでしょうか。
最後にKが記憶を無くすのを見て、なるほどこうやってIIに続くのか、
と理解しました。
(2003.02.02)
- 突入せよ!浅間山荘事件 (2003.2)
- 「浅間山荘事件」を題材としたドキュメンタリー風映画。
完全に警察の側から描かれていて、犯人側の動機も人員も葛藤も、
すっかり抜け落ちてますね。まあ、そういう映画にしたんでしょうけど、
事件の時に生まれてはいたけど、全く記憶にない立場からすると、
この描き方はなんだかなあ。
ひたすら長野県警と警視庁の縄張り争いが繰り広げられているだけで、
全く盛り上がりのない映画でしたね。
これだったら、実物のTV中継の方が面白かっただろうな。
(2003.02.01)
- グッド・ウィル・ハンティング −旅立ち− (2003.1)
- マット・デイモンとベン・アフレックが、自分たちを売るために脚本を書き出演した作品。
なんとアカデミー脚本賞受賞。
天才的な頭脳を持つウィル・ハンティングは、
幼少期のトラウマのために誰にも心を開けないでいた。
そんな時、セラピストのショーンと出会い、
徐々に心を開いていく…。
面白かったですけど、なんか言われるほど感動、という感じでもなかったかな。
ロビン・ウィリアムズは良かったですねー。
しかし二人とも活躍してますねー。
(2003.01.26)
- タイタンズを忘れない (2003.1)
- デンゼル・ワシントン主演。実話を元にしたスポーツもの。
1971年バージニア州。街には人種の壁が存在した。
白人と黒人の初の統合学校のフットボールチーム
「タイタンズ」が、快進撃による奇跡を起こす。
基本的にこういうスポ根ものは好きなので、面白かったです。
アメフトも「アイシールド21」で盛り上がってるところだし。
しかし人種差別のすさまじさは本当にすごいですなあ。
(2003.01.19)
- ALI (2003.1)
- マイケル・マン監督、ウィル・スミス主演のモハメド・アリの自伝。
マルコムX暗殺、そして徴兵拒否による試合権の剥奪…。
ビッグマウスは自分を追い込むため?
一貫して「自由」を追い求めるその姿勢はすごいと思いました。
ウィル・スミスのとても若く見える役作りもすごいなあ。
(2003.01.13)
- スパイ・キッズ (2003.1)
- 伝説のスパイ夫婦の子供が活躍するアクションコメディ。
アントニオ・バンデラス…いや、いいけど。
まあ肩の力を抜いて見るにはいいんじゃないでしょうか。
もうちょっとスパイらしい小道具がいっぱい出てくると良かったかなあ。
2も作られてるってことは、結構評判良かったのかね。
(2003.01.12)
- アイス・エイジ (2003.1)
- 動物と人間の交流を描いたCGアニメ。
うーん、まあそこそこ面白いけど、
CGを前提としたイベントが多くて、
ストーリー自体は大したことないかなあ、という印象。
捕食者であるサーベルタイガーが仲間、ってのはちょっと面白いけど。
同じCGアニメでも「モンスターズインク」は、
別にCGでなくても面白いアニメだと思うけど、
こちらはCGじゃなければ見ないかなあ、という感じ。
(2003.01.12)
- トレーニング デイ (2003.1)
- デンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を受賞した、
刑事物。
麻薬捜査官に転属されたジェイクは、
アロンゾの元で体験訓練を受ける。
麻薬捜査のためには時には法を破ることも必要だ、
と主張するアロンゾに対し、正義を貫こうとするジェイクは?
デンゼル・ワシントンが悪役をやったことで話題となった作品。
悪ぶってる善人なのかと思ったら、本当に悪人だったのでちょっとびっくり。
その悪役っぷりには圧倒されましたけど、
なんか結局何が主張したいのか主題がよくわからなかったなあ。
(2003.01.01)
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