麻雀の部屋

ローカルルールに関する考察

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9. 役

• 二盃口は何飜役？
  1. ◎三飜役
  2. 二飜役

  二飜役だと七対子と同じですから(もちろん待ちによって符が多くなるか、 平和がつくかはしますけど)、ちょっと納得が行きませんね。

• 同一牌が4枚ある七対子を認める？
  1. ◎認めない
  2. 認める

  普通は認めないでしょうね。牌だとまず間違えませんけど、 紙の麻雀カードとか使ってやっていると、たまに間違えることがあります。

  • 同一牌が4枚ある七対子を認める場合、老頭牌6種のみの七対子は？
    1. 清老頭として役満
    2. 純全帯七対子 (五飜？)
    3. その他

    今までこんなの考えもしませんでしたが、確かに4枚遣いを認めた場合、 当然こういう問題も出てきますね。

• ★流し満貫(九振切)は和がり役？
  1. 和がり役
  2. 御祝儀扱い(流局とする)

  和がり役だとすると、満貫に積み棒の分と供託点が加わりますし、 ノー聴罰符の授受は行われません。御祝儀だとすると、 達成者に満貫分の点数を支払いますが、 その後は通常の荒牌による流局と同様に扱います。

  • 九振切を認める時はいくら？
    1. ◎満貫
    2. 役満
    3. その他

    「流し満貫」ってくらいですから普通は満貫だと思うのですが、 流し役満というルールもあるらしいですね。

  • 流し満貫が和がり役だとすると、二家が同時に達成した場合の扱いは？
    1. 二家の和がりを認める
    2. 頭ハネにより?東家優先
    3. 先に最後の捨牌を捨てた方を優先

    和がり役だとしてしまうとこういうややこしい問題が出てきてしまうので、 私個人としては御祝儀扱いの方が楽ではないかと思います。 まあそれでもダブロンありのルールならば特に問題はないでしょうが。

  • 流し満貫成立のための条件は？
    1. 自家も他家からも鳴きが入らないこと
    2. ◎他家からの鳴きが入らないこと(自家は鳴いてもよい)
    3. その他

    流し満貫狙ってる人が自ら鳴くメリットがあるのかどうかは疑問ですが、 自摸順を変える、という意味はあるかも知れません。

  • 流し満貫が成立する時点は？
    1. 荒牌による流局になった時
    2. 流し満貫達成者が最後の捨牌を捨てて、それに対する鳴きが入らなかった時点

    2のルールは流し満貫を和がり役の一つとして考えてる場合に考え得る選択肢の一つです。 これだと「二家が同時に流し満貫達成」ということはなくなります。 しかし残り牌が3つ以下の場合でも 下家の捨牌を上家がポンして、もう一回自分に番が回ってくる可能性もあるので、 必ずしもそれが最後の捨牌であるとは断言できないところが問題ではあります。 結局は「決め」の問題になってしまいますね。

• ★十三不塔を和がり役として認めるか？
  1. 認めない
  2. 親の配牌に限り認める(天和と同じ条件)
  3. 配牌または純粋な第一自摸に限り認める(天和・地和と同じ条件)

  十三不塔とはもともと国士無双の呼び名だったそうです。 昔の国士無双は第一自摸の時点で完成していなくてはならなかったようなのです。 それがいつの時点でもよくなるに従い、 「第一自摸の時点でバラバラ」という役が十三不塔として独立したようです。

  • ★十三不塔はどういう役？
    1. 満貫
    2. 倍満
    3. 役満
    4. その他

    問題は十三不塔をどういう役とするか、です。役満にしている所もあれば、 「それはいくらなんでも」と満貫にしている所もあるようです。

• 嶺上開花・海底撈月・河底撈魚・搶槓のみで和がれる？
  1. 和がれない
  2. 門前ならば和がれる
  3. ◎和がれる

  これらの役を「御祝儀の一飜役」と取るか「一飜縛りを満たす立派 な役」と取るか、です。海底や河底が一飜縛りを満たさない、 とすると形式聴牌のルールに対しても影響を与えそうです。

• 河底牌に対するポン・チー・カン(大明槓)はできるか？
  1. ◎できない
  2. できる

  これは普通できませんよね。 同じく海底牌に対する暗槓・加槓もできないはずです。 いくら河底牌を鳴ければ形式聴牌になるから、と言っても駄目ですよね。

• 自分の自摸が残っていない状態で槓はできるか？
  1. できない
  2. できる

  こちらは海底牌に関わらず、最後の巡目でのカンです。 なぜこの項目が「役」の章に入っているのかというと、 これができるとするといくつかの問題が出てくるからです。

  • 嶺上開花と海底は複合する？
    1. 複合しない
    2. 複合する

    普通、海底牌に関してはカンはできません。 従って、問題は海底の1つ前の牌を自摸って暗槓・加槓をした場合、 王牌が1つ増える関係で自摸った牌が見かけ上は海底牌になる、 ということです。従ってここで嶺上開花があった時に、 果して海底をつけるかどうか、ということになります。

    私個人の解釈では、この場合少なくとも自摸った時点では海底牌ではなかったわけですし、 和がった牌もあくまで嶺上牌であって海底牌ではないので、 複合はしないと考えます。 しかし次のケースではさらにややこしくなります。

  • 槓振りと河底は複合する？
    1. 複合しない
    2. 複合する

    この問題は槓振りという役を採用している・いないに依存しません。 つまり上のケース、海底の1つ前の牌を自摸って嶺上開花がなかった場合、 そこでの捨牌はその局の最後の捨牌になります。 これで和がると河底がつくのでしょうか？

    上での解釈と一貫させると、海底牌を捨てているわけではないので、 河底にはならないことになりますが、少し微妙です。 結論としては、このような問題に悩まされないように 「最後の一巡ではカンはできない」という風にしておくのが無難でしょう (後ろ向きな解決かも知れませんが)。

• 三槓子は何飜役？
  1. ◎二飜役
  2. 三飜役
  3. その他

  恐らく確率が低いから、という理由で上げているところがあるみたいです。 元々は恐らく符が高くなることで調整されていたのでしょうが、 満貫以上になるとただの二飜では確かに寂しいですね。

• 三色同刻は何飜役？
  1. ◎二飜役
  2. 三飜役

  こちらも三色同順に比べると確率が低いから、という理由なんでしょう。 その分食い下がりがないことで調整されているような気もしますが。

  • 三色小同刻(一飜)を採用する？
    1. 採用しない
    2. 採用する

    要するに、三色同刻の一色が刻子ではなく雀頭になっている役で、 一飜だそうです。三色同刻が三飜の場合に採用されることがあるそうです。

• 混老頭・対々和は何飜？
  1. ◎合わせて4飜
  2. さらにチャンタが複合して5飜

  混老頭とチャンタは複合しない関係だと思っていたのですが、 複合させるところもあるみたいですね。ということは門前で作ると、 2飜ついて6飜、さらに最低でも三暗刻がつきますから倍満確定ですか？

• 混老頭は何飜役？
  1. ◎二飜役
  2. 二飜役だが、七対子の時だけ二飜役とする(混老七対で5飜)
  3. 三飜役

  混老頭が二飜で、混一色が三飜(食い下がり二飜)なのは、 混老頭には必ず対々和や三暗刻が複合するため、だと考えられます。 しかし七対子と複合すると、この一飜の差がそのまま出てしまいます。 混老頭七対子に使える牌は13種、混一色七対子に使える牌は16種なのに、 それぞれ4飜と5飜ですから、難しさと比例してないですね。 混老七対だけ5飜とする、というルールは恐らくこういう背景から出てきたのでしょう。 で、七対だけ特別扱いはやはり変なので、三飜役にしてしまったのが3です。 まあでも麻雀の点数は決めによるところが大きく、 必ずしも難しさと比例してませんから、 こういう不具合があるのも仕方のないところでしょう。

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