映画の部屋
ビデオ日記2007
- 真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章 (2007.9)
- かなーり前に深夜やっていてのを録ってあったのを今頃観賞。
「先代リュウケンは子供に恵まれなかった。そこで3人の養子を取った」
というわけで、いきなりジャギの存在が無かった事にされていますが、
基本的なストーリーは聖帝サウザー編をメインにした構成。
オリジナルキャラとして修羅の国からラオウの元にやってきたソウガとレイナというキャラがいますが、
何かあまりうまく本編には絡んでいなかったような…。
しかし本編のダイジェストに過ぎなくて、大事なところが切られているものだから、
繋がらないところも多いですね。
ケンシロウが水影心で南斗聖拳使えたのは何故なのかとか、
お師さんも出てこないのに最後サウザーを有情拳で仕留めた理由も謎過ぎるし。
あと音声で「仁星」とか言われても原作未読の人に理解できるんだろうか。
声優ですが、阿部寛のケンシロウは文句無し。柴咲コウのレイナもまあ許容範囲。
でもやっぱり宇梶剛士のラオウはなあ…。
今作はまだラオウメインではないから何とかなってるかも知れないですが、
今後のラオウメインの展開では辛いかもなあ…。
(2007.09.11)
- Mr.&Mrs.スミス (2007.8)
- 互いに一目惚れし、結婚したが、実は2人は対立する組織に所属するスパイ同士だった…。
ダグ・リーマン監督、ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー主演。
お互いの正体を隠したまま結婚した夫婦が実は敵対するスパイ同士だった…
もうその設定だけで大体内容は想像できるので、どうやって決着をつけるのだろう、
と言ったところが興味の対象となると思うのですが、
何か割と序盤であっさりと互いの正体に気付いてしまって、
えー、どうするんだろう、という感じでした。
まあそんなにシリアスでもなくどちらかというとコメディよりで、
かなり本気の夫婦喧嘩だと思えば…。
ところでこういうのもツンデレっていうんでしょうか。
(2007.08.19)
- ALWAYS 三丁目の夕日 (2007.8)
- 昭和33年の東京の下町を舞台とした、人情物。
山崎貴監督、堤真一・薬師丸ひろ子・吉岡秀隆・小雪・堀北真希、他出演。
まあなんてことはないエピソードの積み重ねなんですけど、
しっかりとツボをついてくる、というか。
日本人の琴線に触れるものがあるんでしょうね。
堀北真希の最初のイモっぷりはなかなか凄かった。
あと、淳之介役の子、どこかで見たことあると思ったら、
「喰いタン」の金田一少年か。
(2007.08.19)
- オーシャンズ12 (2007.8)
- オーシャンズ11の続編。かつて一杯を喰わせたベネディクトから、
盗んだ全額+利子の返却を要求されたオーシャンズ達。
返す金を集めるためにまた一仕事することに…。
ジョージ・クルーニー他出演。
前作であんなに手際良く盗んだ金の返済を迫られて、
その穴埋めをするために働くっていうストーリーがなんだかなあ、
というのが第一印象。だって、ある意味前作全否定じゃないですか。
なので、時系列をシャッフルしたストーリー展開やネタバラしは面白いとは思いましたが、
どうも最後までのめり込めませんでした。
予告を見た時点ではてっきりブルース・ウィルスが12人目なのかと思っていたんですが、
単なる本人役のカメオ出演だったんですね。
(2007.08.19)
- メゾン・ド・ヒミコ (2007.8)
- 借金を抱えた事務員・沙織の元に現れた美しい男は、私の父の恋人だった。
沙織は金のために、ゲイ専門の老人ホーム「メゾン・ド・ヒミコ」の手伝いをすることに。
「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心監督×渡辺あや脚本、
オダギリジョー・柴咲コウ主演。
うーん、まあストーリーに関してはあんまり言うことないですね。
オダギリジョーはこういう役ハマるなあ。
あと、柴咲コウのバニー姿が拝めます。以上。
(2007.08.19)
- スーパーマン リターンズ (2007.7)
- かつて地球で活躍したスーパーマン、しかし彼は謎の失踪を遂げる。
スーパーマンが不在となった地球では犯罪が急増、
加えて宿敵レックス・ルーサーも仮釈放が認められ出所してしまう。
そんな中、5年ぶりに地球に戻ってきたスーパーマンだったが、
久々に再会したかつての恋人ロイス・レインは、
彼との思い出を振り切り新たな道を歩み始めていた…。
ブランドン・ラウス主演、ブライアン・シンガー監督。
まずは主役のブランドン・ラウスのクリストファー・リーヴに対する似方に喝采。
よくここまで似てるキャラを選びましたね。
そして、この手の過去にシリーズ化された作品を、
新たにシリーズ化しようという場合、過去のシリーズを無かったことにして、
あるいはまた第一作からリメイク、みたいな感じが多いと思うのですが、
この作品の場合、過去のスーパーマンシリーズを「あったこと」として、
それを前提にしてストーリーが組まれているのが面白いと思いました。
かつての恋人ロイス・レインが「なぜ世界はスーパーマンを必要としないか」
という記事でピュリッツァー賞まで受賞している、というのはショックでしたけど、
それよりも2回分の終身刑を食らったはずのレックス・ルーサーが、
「スーパーマンが確保の時に弁護士を呼べる権利を告げなかった」
「公判のときに証人として現れなかった」という理由で、
仮釈放されていた、というのに笑いました。
うん、アメリカならありそうだよね、確かに。
ジュニアがもっと活躍するかと思ったんですが、
それは次回作への持越しでしょうか。
(2007.07.12)
- 逆境ナイン (2007.7)
- 島本和彦の漫画の実写映画化。玉山鉄二、堀北真希、出演。羽住英一郎監督。
「廃部だっ!」突然校長から突きつけられた理不尽な要求。
だが全力学園野球部主将の不屈闘志は不敵に言い放った。
「甲子園に行ってみたくはないですか!?」
今、全力学園ナインの、無謀とも言える挑戦が始まった。
玉山鉄二ってこんなのもやってたんだ…。もう少し仕事を選ぶ人かと思ってました。
内容は原作のおいしいところを繋げたダイジェスト、という感じですが、
まあそれなりに原作の良さは出てたんではないでしょうか。
と言っても面白かったところはほとんど原作まんまのところだったんですけどね。
逆にオリジナル部分はいまいち。まあ、あの熱い世界を実写で再現しよう、
というのにそもそも無理があるので、それは仕方ないよなあ。
堀北真希のマネージャーはかわいかったです。
(2007.07.08)
- スパイダーマン2 (2007.5)
- スパイダーマンの続編。
ピーターは、スパイダーマンとしての生活と、
ピーターとしての生活の両立に苦しんでいた。
想い人のMJには約束をすっぽかす奴だと思われる、
家賃は払えない、宅配ピザのバイトは時間に間に合わずクビになる、
授業はサボりがちで「怠け者」と言われる、
新聞社のデスクからは無能だと言われる…。
そして、ついにスパイダーマンを辞める決意をするのだが…。
ヒーローの苦悩、という意味で、非常に丹念に良く描かれていたと思います。
今週のうすた京介先生の読み切り「ショルダータックル ヤスザキマン」にも通ずるところが(逆でしょうけど)。
かなり多くの市民に正体バレしていたんで、大丈夫なのかと思ったんですが、
このままパート3へと繋がっていくんでしょうね。
しかしパート1では親友の父親、パート2では憧れの教授、
そしてパート3では親友そのものが敵になるのか。重いなあ…。
(2007.05.01)
- 夜のピクニック (2007.3)
- 多部未華子・石田卓也出演。第2回本屋大賞を受賞した恩田陸原作の小説の映画化。
原作は、ひたすら歩きながら、会話主体で進んでいく話なので、
映画で見せ場を作るのは難しそうだなあ、と想像していたのですが、
アニメとの合成シーンとか、回想シーンとかを効果的に使って、
なかなか頑張っていたのではないでしょうか。
若手が多数出演していたので、
ここから連ドラやドラマに進出する俳優・女優がたくさんでそうですね。
(2007.03.21)
- フラガール (2007.3)
- 蒼井優・松雪泰子出演。滅び行く炭鉱の町で「ハワイアンセンター」を興すために、
フラダンスを極めようとする女性達の努力と苦悩と成功とを描く実話。
少数から始まって、最初はみんなに馬鹿にされながらも、
やがてみんなを巻き込んで、ついにはパフォーマンスを成功させる、
という「ウォーターボーイズ」フォーマットの映画。
しかも実話ベースで、出演者達が実際に踊っているので、
そこはさすがの迫力です。しずちゃんも想像していたより、
浮いてなくて、ちゃんと役に溶け込んでいました。
(2007.03.21)
- saku saku Ver.3.0〜新たなる望み〜 (2007.3)
- 木村カエラに代わって新たに「新たなる望み」グラビアアイドル中村優を屋根の上に迎えた、
saku saku DVD第3弾。でも「A New Hope」ってEpisode IVのタイトルじゃなかったっけ。
カエラのボケの安定度にはまだまだ及ばないものの、
優ちゃんのピュアピュアゆえの時たま見せる天然ボケ爆弾は、
なかなかの破壊力。「DAISUKI♥」はブッ飛びました。
これからの成長を楽しみにしたいと思います。
そしておまけは、40分以上に及ぶ横浜18区アンソロジーなど、
これまた見所満載。
(2007.03.21)
- ザスーラ (2007.2)
- 「ジュマンジ」に続く、リアルボードゲームシリーズ第2弾。
今度は宇宙だ!というわけで、ゲームを始めると、
家ごと宇宙へ飛び出し、隕石は降り注ぐわ、宇宙人は襲ってくるわ、
ロボットは巨大化するわ、エラいことになってしまいます。
根底に流れるのは兄弟愛、家族愛。
これが物語の中核を成しているので、荒唐無稽なドタバタ劇も、
一本筋が通っているように感じました。
特に、宇宙飛行士のエピソードは良かったですね。
エンドロール見て、「登場人物少なっ!」って思いました。
(2007.02.25)
- サマータイムマシン・ブルース (2007.2)
- 夏の暑い日、彼らはタイムマシンを手に入れた。
壊れたクーラーのリモコンを手に入れるため、昨日に戻った彼ら。
しかしタイムパラドックスは、世界を崩壊させてしまう。
何事もなかったように修復に乗り出す彼らだったが…。
「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督作品。
出演は瑛太、上野樹里、他。
元が舞台だけあって、ほぼ密室劇とでもいうような、
限定された空間でのコメディ。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のように、
過去の干渉によって未来が変わる、という世界観ではなく、
初めから「過去への干渉込み」で歴史は決まっていた、とする世界観。
倒叙物のような先見せの伏線が、最後にピッタリとハマるところが、
この手の作品の醍醐味でしょうか。
ちょっとオチが弱かったかなあ、という気もしましたが。
(2007.02.09)
- チャーリーとチョコレート工場 (2007.2)
- ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演のコンビによる、
無邪気で残酷な童話。
チョコレートに入っていた、世界に5枚だけしかないゴールデンチケットを手に入れた、
幸運な5人の子供にだけ、ウィリー・ウォンカのチョコレート工場の中を見学する権利が得られる。
そして、5人の子供の中の一人にだけ、副賞が与えられるというのだが…?
ウォンカ役のジョニー・デップのノリノリさ加減はいつもの通り。
狂言回し的な役割なのかと思いきや、意外と彼自身の生い立ちも、
物語の中核に絡んでいたりして。
甘い物が苦手な人には胸焼けしそうな描写も多いですが、
ティム・バートン監督らしいギミックに溢れていて面白かったです。
(2007.02.06)
- THE有頂天ホテル (2007.1)
- 三谷幸喜さんの最新作。テレビで放映されたのを観ました。
役所広司主演。
カウントダウンパーティーを控えた大晦日のホテル。
宿泊客はどれも一癖ある人ばかり。
マスコミから逃げてきた汚職政治家、アヒルに逃げられた腹話術師、
ネガティブな演歌歌手、浮気発覚に怯える鹿の研究家、
ハードボイルドなホテル探偵、白塗りで逃げ回る総支配人、etc.etc.…。
三谷幸喜さんお得意の、シチュエーションコメディ。
これでもか、と豪華な俳優陣が出演していて、
非常にたくさんの話が並列に進んでいくのですが、
そこは見せ方がうまいのか、特に混乱することもなくついていけます。
また、別々のスレッドが互いに関連し合っていくところも面白いですね。
(2007.01.03)
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