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映画日記2008
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- ダークナイト (2008.8)
- 「バットマン ビギンズ」の続編。
ゴッサム・シティに「ジョーカー」を名乗る犯罪者が現れた。
ゴードンたち市警とレイチェル達地方検事は、
マフィア達の資金を絶つべく銀行を抑えて行った。
しかし追い詰められたマフィア達は、全資金の半額でバットマンを殺す、
というジョーカーの提案に乗る。ジョーカーとバットマンの戦いは、
さらなる悲劇を招くのであった…。
いやー、重い、暗い、すっきりとしない(笑)。
とてもヒーロー物とは思えませんが、これはヒーロー物ではないですね。
ジョーカー役のヒース・レジャーがまさに怪演としかいいようのない演技。
また、デントの両方表のコインが、あれ以降片面が黒くなってしまった、
という展開もうまいと思いました。
自分の定めたルールを破れないバットマンと、
ルール無用で何でもアリのジョーカーは、まさに天敵同士で、
バットマンには多分一生ジョーカーは殺せないんじゃないかと思いました。
最後の選択もグッと来たなあ。デントの「光の騎士」に対して、
「闇の騎士」で「ダークナイト」なんですね。
カタカナタイトルだけ見て勝手に「Dark Night」なのかと思ってました。
(2008.08.18)
- インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 (2008.7)
- 「最後の聖戦」以来、19年ぶりとなるシリーズ4作目。
大戦も終わり、東西の対決が激しさを増している1957年、
アメリカ軍人に変装したKGBのエージェント達が、
ネバダ州にある軍施設内の機密品貯蔵庫へと侵入した。
彼らの目的は、ロズウェル事件で米政府が回収した、ある「遺体」だった…。
さすがにハリソン・フォードもかなりの歳を召されて、
往年のキレは期待すべくもないのですが、
それでも頑張ってますねー。
とにかくスリリングなアクションシーンの連続で、
飽きさせないつくりになってます。
1作目「レイダース」のヒロインが再登場したりして、
そこら辺はかなりコメディチックに描かれていますが、
テーマは「家族との絆」みたいな感じでしょうか。
ちょっと味方も敵もキャラクターの描かれ方は深みが足りないような気もしますが。
レビュー見ると、最後のオチにがっかり、みたいなのが結構目に付くんですけど、
もうこの展開ならアレ以外考えられないと思うんですが…何か見逃しているのかなあ…。
(2008.07.13)
- 少林少女 (2008.5)
- 「少林サッカー」の夢よもう一度?
チャウ・シンチーをエグゼクティブ・プロデューサに迎え、
「踊る大捜査線」の本広克行監督作品。
柴咲コウ主演。
予告編観た時は面白そうだったんですが、
うーん、これは何とも中途半端な代物になってしまいましたねえ。
少林拳を使ってラクラスを強くするという「少林サッカー」パートと、
カンフーで塔をクリアしてラスボスと対決する「それ何てスパルタンX?」なパートとが、
完全に分離してしまっていて、何とも残念な出来に。
そもそもラスボスが凛(柴咲コウ)と戦いたがる動機もかなり意味不明だし。
1年かけてアクションや殺陣に挑んだという柴咲コウの努力は買いますが、
あんだけファンタジー何でもバトルになっちゃったら、
別に自力で頑張らなくっても良かったんじゃね?という気も。
最後まで飽きさせないで見させるエンドロールの工夫は良かったですけど。
(2008.05.01)
- NEXT -ネクスト- (2008.5)
- フィリップ・K・ディック原作のSF「The Golden Man」の映画化。
自分に関する2分先だけ未来を見ることの出来る男が、
FBIの要請で消えた核弾頭の捜索に駆り出される。
果たして男の選択は?
ニコラス・ケイジ主演。
元が短編ということもあって、ネタ的には一発ネタですよね。
まあよく映画一本に仕立てたよな、という感じ。
外見もかなり微妙ながら、世界を救うよりも、運命の女性を口説くことに能力を駆使しまくるクリス(ニコラス・ケイジ)が素敵過ぎる(笑)。
自分の能力が限られていることを良く知っているからこそ、
それを最大限に活用して活路を図るクリスは、
限られた能力を応用しまくるスタンド使いのようでなかなか見ごたえがありました。
周りが防弾チョッキ着ているFBIで固められている中、
軽装で弾幕の嵐の中をすり抜けていく様子はすげー!
エピタフ+バッドカンパニー、みたいな感じ。
しかしオチはなあ…。まあああでもしないとまとまらなかったのかも知れませんが、
そこで○○○o○○○かよッ!と突っ込んでしまいました。
(2008.05.01)
- L change the WorLd (2008.2)
- 「DEATH NOTE」「DEATH NOTE the Last name」のLを主役にしたスピンオフ作品。
L、最期の23日間を描く。
ワタリ亡き後のLの元に来た通信は、タイの村にバイオテロの潜入捜査を行っていた「F」からの物だった。
村の生き残りの天才少年、そしてウイルス研究の第一人者・二階堂博士の娘、
二人の子供を守るために、Lは走る。
まあ正直期待はしていなかったのですが、
これは題材と「L」というキャラクターがミスマッチだったかなあ。
監督が「DEATH NOTE」前後編の金子監督から、
「リング」の中田秀夫監督に代わった影響もあるかも知れませんが、
やたらとホラー系要素が強調されてしまいました。
頭脳で解決できない題材にLをぶつけてもなあ。
Lに走らせてどうするよ、という感じが。
まあ松山ケンイチLを堪能することはできますけどね。
(2008.02.11)
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