映画の部屋
ビデオ日記2008
- キサラギ (2008.11)
- 遅れてきた清純派グラビアアイドル・如月ミキが、謎の焼身自殺を遂げてから一年。
ファンサイトでの呼びかけに応じた5人のファンによる一周忌パーティーが催された。
しかしその中の1人が「彼女の死は自殺では無い。他殺だ」と言い出したことから、
事態は思わぬ方向へと転がっていく。果たして真相は?
小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之、出演。
1つの部屋を舞台に繰り広げられる、密室劇。
次々と立てられては崩されていく仮説、そして提示される新たなる証拠。
ミステリでは「毒入りチョコレート事件」をはじめとして、定番のシチュエーションですが、
映画でここまでしっかりしたのはなかなか珍しいかも。
伏線が丁寧に張られているので、途中でだいたい結末は読めますが、
最後の最後で“家元さん”の疎外感が反転するあたりはうまかったですね。
で、その余韻に浸っているところに、
すべてを台無しにしてくれるエンドロールへとなだれ込むところもうまかったです。
(2008.11.13)
- バットマン ビギンズ (2008.08)
- 「ダークナイト」を観に行く予定なので予習。
ちなみにティム・バートン版は未見。
幼い頃、自分が恐怖に負けたせいで両親を失くしたブルース・ウェイン。
恐怖を克服し、悪人を征する力を得るため、ヒマラヤの奥地で修行をし、
ゴッサム・シティへと戻ってきた。
汚職と腐敗の蔓延するゴッサム・シティを救うため、
ウェインはバットマンとなることを決意する。
バットマンというと「金持ちの道楽息子が趣味で悪者退治をしている」
みたいなイメージがあったんですが、
「金持ちの道楽息子」ってのは、あくまで表の顔で、
裏は結構トラウマ抱えた悩める青年なんですね。
執事・アルフレッドが結構スーパー執事でした。
(2008.08.17)
- バイオハザードIII (2008.07)
- バイオハザード続編。ラクーンシティから、全世界に蔓延し、
人類は滅亡の危機を迎えていた。
そんな中、アンブレラ社では、「アリス」のクローンを使った計画が進行していた…。
いつの間にか地球滅亡しそうになっているし…。
最後は「バイオハザード」のラストっぽく締めてますが、
そこにいたるまでは何でもアリなノリになってますね。
「クレア」が出てきましたが、大分原作とは違う役でした。
この人、「HEROES」のニキ役の人ですよね。
(2008.07.16)
- スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ (2008.07)
- 壇ノ浦の戦いより数百年後。平家と源氏はギャングとなって落ちぶれていた。
寒村に眠るといわれる宝をめぐり対決する中、凄腕ガンマンが現れる。
ほぼ全編がウエスタンのパロディで、全編英語という不思議な作品。
タランティーノが出ているあたりでノリが推測できれば。
(2008.07.16)
- 劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 (2008.1)
- アニメ版「鋼の錬金術師」の完結編。テレビで深夜やってたので鑑賞。
アルの体を取り戻すための代償として、自ら門の向こう側の世界・現実世界へとやってきたエド。
第二次大戦前のドイツ・ミュンヘンに辿りついたエドは、
錬金術の使えない世界で、何とか元の世界に戻ろうとあがいていた。
一方、元の世界で13歳となったアルだったが、兄と旅をした4年間の記憶は失っていた。
エドと千里眼を持つジプシーの少女・ノーアは、
門の向こう側の世界の力を戦争に利用しようとするトゥーレ協会の野望に巻き込まれていく。
アニメ版の終わりを観てないとさっぱりわかんないだろうな、これは。
しかし門を通して現実世界と通じている、という設定は、
魅力的ではありますね。原作の方がどういう着地をするかはわからないのですが、
これはこれで「アニメ版鋼の錬金術師」という別作品として、
非常に高い完成度を持っていると言えるのではないでしょうか。
(2008.01.03)
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