戦士カルガラとモンブラン・ノーランドの回想を中心に、 エネルのいる巨大豆蔓を上るまで。
この回想話が、もうちょっと前に入っていたら、 ワイパー達シャンディアの面々に対する感情移入度も大分違っていたんだろうな、 と思うものの、じゃあ、具体的にどの時点で入れれば良かったのかと言われると…。 まあ、空島編もクライマックスということで。
(2003.12.27)
太陽スフィンクス戦決着〜王城vs.神龍寺の関東大会決勝まで。
1月刊のが12月中に出るというのは、それだけ人気作品の証拠ですね。
太陽戦だけでもラインメン結束&モン太のNo.1レシーバーへの誓い、 そしてセナのデビルバットダイブ、と色々と成長しているんですね。
んでもってやっぱり強烈な印象を残したのが神龍寺の阿含。 一体どんなプレーなんだろうか…。
敢えて「最強と当てて」おいた桜庭は、本当に成長するのか? 「巨大弓」で王城は生まれ変わるのか?秋大会が楽しみです。
おまけでは太陽高校入試問題が面白かった。っていうか、単純に間違ってると思うのだが。
(2003.12.25)
椎名高志先生の短編集・椎名百貨店。現在まで3巻出てますが、 なかなか次巻が出ないことでも有名。 で、ようやく4巻目に当たるのが出ました。それがこれ。
表題作は「GS美神極楽大作戦」の番外編的位置付けで、 Dr.カオス、マリアとホームズが絡む話。 いやあ、この作品はうまいなあ。ホームズのパスティシュとしてもよくできてます。 「V.R.」の弾痕だとか、「バリツ」とかいう東洋の体術が出てきたりとか(笑)。 さらにマリアから笑顔が消えた理由とか、Dr.カオスがこの時よりもマヌケになった理由などにもつながっており、 見事な一本になってますね。
その他の収録作も人外のロボットやら妖怪やらが活躍する、 椎名先生らしい作品が集まってます。 で、ここにもまだ収録されていない作品がいくつかあるみたいなんですよね。 (「絶対可憐チルドレン」とか)。早く読みたいなあ。
(2003.12.24)
ジャンプで2度打ち切りを喰らい、 ビジネスジャンプへ行って連載していた尾玉なみえ先生の連載。 天然勘違い少女・海ひろ子がアイドルを目指す!
表紙見返しの
「仏しゅうえいしゃの顔うちきりも三度まで」
が泣ける……。
読み返してみたら、全部読んでました。ビジネスジャンプみたいな、 月二回刊のって読み損ねることが多いんだけど、 我ながらなみえちゃんに対する執念を感じた…。
個人的には第8話「クイズお菊さん」、第9話「並べろ!宇宙人!!」、 第13話「モノクロ▽ラブ」あたりが面白かったなあ。
(2003.12.21)
アニメも始まって絶好調の第6巻。回想続き、師匠の元での修行、 母親の“練成”を経て、国家錬金術師となるまで。
なぜロイ・マスタングがあの兄弟を対等の錬金術師として扱うのかわかりました。 あの人体練成の直後の場面を見たからなのでしょうね。 あの場面をぞの目で見てなければ、子供だといって相手にしなかった可能性もありますね。 「二つ名」は勝手に名乗るものではなく、国家錬金術師の拝命証で命名されていたんですね。
ホークアイ中尉とマスタング中佐が話すコマを交互に挟む構成はうまいと思いました。 中尉の意志の強さがよく伝わってきました。
次巻発売は3月…。うーん、長いなあ。これが月刊誌のペースか。
(2003.10.22)
富士鷹ジュビロ先生とのサイン会での対決、 専門学校での講師体験、マンガ家の卵見たプロの現場、 新人編集を育てる、の4話を収録。
ジュビロ先生の話はほとんど実話なのか…。 専門学校編は例によって名ゼリフが爆発。 「なったもん勝ち」「自分の信じているウソは、本当以上の真実だ!」など。 一番笑ったのは編集に原稿失くされて1日で書き直した時の原稿ですね。 「すべてのものが白くぼやけて見えるぜ…」じゃないっての(笑)。 そして新人編集を育てる話は、なんか鬼気迫る迫力を感じました。 萌の説得がいい感じ。
(2003.10.18)
ブルーマーズ戦決着、そしてガラリアンズへの移籍騒動を経て、 二軍選手3人を巻き込んだ「新ワンナウツ契約」へ。
「当たり屋」の罠をかいくぐったことで、 オーナーとの「旧ワンナウツ契約」に関しては一応の決着を見た渡久地。 二軍でのお荷物選手3人を引き連れて「新ワンナウツ契約」を結ぶ…。 あの使えなさげな面々が、渡久地によってどんな才能を開花させるのか、 楽しみです。
(2003.10.18)
エネル対ルフィ、そして戦士カルガラの回想へ。
個人的にこの巻での最大の収穫は自然系(ロギア)、動物系(ゾオン)、超人系(パラミシア)の区別を示した表が載っていたことでしょうか。 体が原型を留めないところまで変形できるのが自然系(ロギア)、というらしいです。 モクモク、スナスナ、メラメラ、ゴロゴロの4種が今のところ自然系(ロギア)ということで。 しかしこの分類表から唯一漏れている「イヌイヌの実 モデル・ジャッカル」のジャッカルのチャカって…。
表紙連載のスタートを見て、そういやエースって黒ひげ探してたんだっけ、 と思い出したり。なんかすっかり当初の目的から離れてるよね。
(2003.10.05)
ワイルドガンマンズvs.王城戦から、対太陽スフィンクス戦の途中まで。
表紙はハァハァ三兄弟。単なるやられ役の脇役だったのに出世したなあ。
またこの巻には大工のおっちゃんことムサシがたくさん登場してます。 渋いなあ。しかしやっぱり栗田との絡みがないのは不自然な気も。 同じシーンに二人が入っているコマはないですけどね。
書き下ろしページ、今回はちょっと少な目ですが、それでもサービス満点ですね。
(2003.10.04)
対ゲンスルー戦、そしてG.I.編は終わり、キメラアント編に突入。 表紙はなぜかこの巻には1コマも出てこないクラピカ。
G.I.クリアのあたりのラフ画が書き直されています。 ブループラネットもただの丸じゃなくなってました(笑)。 しかし表紙折り返しの作者コメント「この巻も大変でした。」は自業自得だろう。
あと、細かいセリフのミスとかも修正されてますね。 本誌ではアベンガネが「磁力 ヒソカ」と言っていたところがちゃんと「磁力 クロロ」になってるし、 ゴンがG.I.を出る時のオペレーターのお姉さんの名前もちゃんと「エレナ」に直されてました。
ストーリーに関して言えば、ゲンスルー戦はやっぱり見事だったなあ。 ちゃんと伏線も張ってあったし(1分間を体感で正確に計る、とか、大きな岩、とか)、 ゴンとゲンスルーの圧倒的な経験の差を補うだけの見事な作戦だったと思います (そしてこれだけの作戦を立てられるキルアの凄さも同時に表現されてますね)。
(2003.10.03)
「機械鎧技師の聖地」ラッシュバレー訪問から、師匠との再会、 そして回想へ…。
現在出ている最新刊です。ウインリィが機械鎧の師を見つけることで、 将来的なパワーアップの素地を作りつつ、そこに出産のエピソードを絡めて命の大切さを改めて知る、 という構成がなかなか見事です。そしてお約束の回想シーンへ突入。 うーん、続きが気になる。 しかし今月下旬には6巻が発売されるので、もう少しの辛抱だ。
(2003.10.03)
エンヴィーたちに「敗北」、改めて腕を修理してもらう。 一方、「傷の男(スカー)」はグルトニーとの戦いで深手を負い…。
アルが「自分の人格も作られたものでは?」と悩むところは、 少年漫画っぽくなくかなり重い展開でしたが、 これを解消するのがウインリィってのが良かったですね。
そしてウインリィが歓待してもらっている時から少し嫌な予感はしていたのですが、 ヒューズ中佐が…。うーん、よいキャラだっただけに残念。 しかし準レギュラーキャラでもしっかりと非情に殺してしまうのは、 安易に人が生き返ったりすることが多い少年漫画の中にあって新鮮で、 評価できますね。
そして外伝はホークアイ中尉が主役の一品。素晴らしいキャラです(笑)。 あの無表情に引き鉄を引く姿がたまらん。
(2003.10.02)
壊れた機械鎧(オートメイル)を直すためにピナコ&ウインリィの元へ。 そして「賢者の石」の秘密を探るために第五研究所へ…。
天然本好き瞬間記憶能力眼鏡っ娘のシェスカがいいですね。 一発キャラかと思いきや、準レギュラーとしてちょくちょく出てくるのが嬉しい。
「賢者の石」の秘密も徐々に明らかになり、錬金術の闇の部分に焦点が当たってきました。 結構丹念に伏線張ってますねー。
(2003.10.01)
「綴命の錬金術師」ショウ・タッカーから、マルコーまで。
ラスト達の他に、イシュヴァールの民の生き残り・傷の男(スカー)も登場して、 混迷してきました。 ラスト(色欲)、グルトニー(暴食)、エンヴィー(嫉妬)、っていうのは、キリスト教の「七つの大罪」 から取られた名前ですね。これを聞いて、「セブン」を思い出すか、 「SWORD BREAKER」を思い出すかで大分趣味が分かれそうだな(笑)。
この巻のハイライトはやはりホークアイ中尉のキック&「無能」コンボでしょうな(笑)。 このキャラの立ちぶりは素晴らしい!!
(2003.09.28)
ガンガンに連載中。全くノーチェックだったのですが、10月からアニメ化されるそうで。 とある人から薦められて読んでみることに。一気に5巻まで読んでしまいました。 レビューはせっかくなので1巻ずつやることにしましょう。
冒頭でいきなり左足を「持って行かれた」衝撃的なツカミから入り、 主人公2人のキャラ紹介も兼ねた教主の町のエピソード、 そして単発の炭鉱の町、列車強盗、と続き、 「焔の錬金術師」ロイの顔見せで締めくくる1巻。
少年漫画の王道、といった感じです。 絵も丁寧で読み易いですし、 重い過去を背負っているにしては主人公の2人とも前向きでいいですね。
月刊誌とはいえ、1巻に4話分しか入っていないのはちょっと物足りない、 ページ数も180ページぐらいだし…と思ったのですが、 ジャンプコミックスも190ページくらいしかなかったりするのね。 10ページしか変わらないのか。
ここまでの「ツカミはオッケー」って感じです。 巻末のおまけマンガと、カバーとった後のおまけもかなりポイント高し。
(2003.09.27)
「金色のガッシュ」がアニメ化もされて絶好調の雷句誠先生の、初期短編集。
まさに雷句先生の原点、という感じで、熱いヒーロー、かわいいヒロイン、 味わい深いギャグ、ガッシュを構成しているこれらの要素が、 ふんだんに詰まっています。 各作品につけられた作者自身の解説もついて、お得な一品です。
(2003.09.23)
賊学カメレオンズとの戦い、新入部員募集〜テスト、 そして西部ワイルドガンマンズ対王城ホワイトナイツ戦まで。
相変わらずテンポが良くて1巻の内容が濃いなあ。 恒例となった「フィクション」ページやあらすじページの書き下ろしもありますし、 まもり姉ちゃんの絵日記もついてます。本誌と微妙にシンクロしててタイムリー。 でも単行本派の人にはネタバレになっちゃうか。
ハァハァ三兄弟、苗字だけでなくて名前もちゃんと連絡網に書かれてたんですね。 十文字(「はぁ?」担当の、顔に十字の傷がある人)が一輝、 黒木(「はぁあああ?」担当の、黒髪長髪の人)が浩二、 戸叶(「ハ?」担当の、メガネかけていつも本読んでる人)が庄三、 ということで、十文字が名実共に長男で決定。
モン太の家にいたジャージ来た女の人、姉貴か母親かわからなかったんですが、 巻末のおまけによるとヤンママだったようです。 よくこんなママの元でまっすぐな子供に育ったなあ。
(2003.08.08)
逸刀流の残党との戦い、無骸流当主・吐鉤群との邂逅、尸良の逆襲、逸刀流の決起、など。
「五つ巴の戦い」と帯に書かれてますが、こういうことか?
なんか収束するどころかどんどん発散しているような…。 瞳阿と夷作が、凛と絡んでどうなるのか、楽しみですが。
(2003.07.26)
萌と新しい編集の話、年末進行の話、流れ星超一郎との合作話、そして初登場・富士鷹ジュビロとの熱いバトル。
ついに出てきました富士鷹ジュビロ。まずこの名前が秀逸だよね。 切るところが変わっているのに、富士と鷹は初夢つながりだし、 富士とジュビロも静岡つながりだし。
そしてジュビロ本人の絵がところどころ藤田和日郎風なのが笑える。 無駄に迫力あるし。
「一度雑誌に載せたものを……単行本のときに改ざんするのは読者に対する裏切りだ!!
だったらやらなきゃいいんだ!
単行本描き直しという腰の抜けた行為は、おれは大嫌いだ!!!」
ああ、その言葉、あのマンガ家に聞かせてあげたい…。
(2003.07.20)
2060年の日本。殺人や自殺で死んだ者の脳を取り出し、MRIスキャナーにかけて、 生前の死者が見た光景を再現し、真相を突き止める「法医第九研究室」。
設定はSFっぽいですが、中身は上質のサスペンス・ミステリに仕上がってます。 他人の「秘密」を見てしまうことの重さ、そして真実の重さ。 また扱う事件の性格上、結構グロい描写も多く、 綺麗でリアルな絵柄と相まって迫力十分。ストーリーと絵が良く合ってますね。
ところどころBLっぽい描写が多いのは、雑誌の性格なのか女性向けだからなのか (青木ってば総受だよねー、みたいな)。
1話1話がとてつもないボリュームですごい読み応え。 これがホントに1話分なのか?というほど。どうも「月刊メロディ」という雑誌に、 1年に1回のペースで掲載されているようです。 ということは、次の単行本が出るのは2年後か…。
(2003.07.11)
サバイバル・ヤマvs.ロビン〜エネルが心臓マッサージで復活、まで。
ロビン姐さんの役割は「考古学者」なんだ。 それって海賊に必要なポジションなんだろうか。
「限りなき大地(フェアリーヴァース)」ってのは、 単なる陸地のことを言ってるような気がしてきた。 天界人たちは地上のことを「青海」としか呼んでいないので、 地上はほとんどが海で、そもそも巨大な大地が存在するってことを知らないのではないだろうか。 大地があることは知ってるんだろうけど、 小さな島がちょこちょこある程度だと思っているのかなあ、と。 まあ「偉大なる航路」はそんな感じだけど。
この巻がエネルのピークだったな。これ以降はヘタレ路線まっしぐら…。
(2003.07.05)
「ブルーワールド」に出てきた、時代を超えてつなぐ穴・ブルーホール。 同じ設定を活かした別の物語。「ブルーワールド」ではジュラ紀でしたが、 今度は白亜紀です。果たして人類は恐竜の滅亡を救うことはできるのか?
同じ設定でも展開は結構違ってますね。まあ基本は古代でのサバイバルなんですけど、 こちらの方がより自然との調和というメッセージ色が濃い感じ。 主人公のキャラ設定にもよるんでしょうが。 しかし悪役のキャラがあまりにわかり易過ぎるのはどうだろう、とちょっと思った。
(2003.06.27)
古代の地球と現代が「ブルーホール」と呼ばれる「穴」でつながっていた。 未知のジュラ紀へと向かう科学者や軍人たち。 しかし地磁気の弱まりと共にブルーホールは消失。 取り残された者たちの、生き残りをかけた戦いが始まる…。
これはかなり面白かったです。かなり無茶な設定ではあるんですが、 リアリティがあるから結構引き込まれますね。 主役は博士だと思っていたら、ジーン中尉だったんですね。
(2003.06.22)
小学生たちが、夏休みの自由研究として、ロケットを作る。 それも本格的な、宇宙にまで飛び出すロケットを…!
科学漫画としても秀逸ですね。なんかホントに飛ばせそうな気になってくる。 キャラクターの配置も見事です。
こんな漫画が「ヤングアニマル」に連載されていたらしい。 懐が深い雑誌だなあ。
(2003.06.22)
J.P.ホーガンの原作を、SF漫画の大家・星野之宣が漫画化。
2028年の月面、コンピュータシステム・タイタンが「命令」の遂行のために、 人類の命よりも任務の遂行を優先する「事件」が起きた。 人類とコンピュータの未来を探るため、 あるスペースコロニーで最先端のコンピュータシステム・ヤヌスを使った実験が行われた。 果たして人類とコンピュータの共生は可能なのか?
SFの名作のコミック化ということで。 原作は未読ですが、なんというか、色んな映画やらなんやらで描かれたテーマが、 ここに集結しているというか。ターミネーターしかり、マトリックスしかり。
(2003.06.22)
ブルーシティに続く、ジャンプ連載の第二弾。
こちらは10週でより打ち切りっぽいですな。 いっぱい貼られた伏線が哀しく残る…。
(2003.06.22)
突然マイ星野之宣ブーム。ということで、ジャンプ連載の第一弾。
絵柄は既に現在の原型がありますね。ちょっとまだ荒いところもありますが。 ストーリーも、本格的なSF設定で、海底人と人類との戦いを描いてます。 でも20週打ち切りということで、ジャンプ打ち切り漫画らしく、 風呂敷を広げただけ広げて、解決してないよ!って感じですが。 この後「ブルー×××」シリーズをいっぱい書いてるところからして、 結構これの打ち切りが悔しかったのかな?
(2003.06.22)
王城ホワイトナイツ戦、セナが進に一矢報いるところから、モン太が仲間に、 そして賊学・葉柱ルイへの宣戦布告まで。 連載当時からテンポいい漫画だとは思ってましたが、 単行本になるとホントに盛りだくさんな内容ですな。
相変わらず書き下ろしページ多数。あらすじ・登場人物紹介や、目次、 そしてフィクションのページまで。細かいなあ。 しかし石丸君はすっかり影が薄くなってますな。 賊学戦ではその影の薄さがポイントになったりするわけですが。
内容はもう言うことないです。読み返してもやっぱり面白い。
(2003.06.07)
「レイザーと14人の悪魔」とのドッヂボール対決〜ゲンスルー達との対決開始、まで。
たかがドッヂボールでここまで熱く描けるってのはやっぱり才能なんだろうなあ。
今回も書き直し多数。荒れた絵が直っているのはもちろんですが、 本誌ではヒソカが「『交信』で教えてくれよ」って言って キルアが「あいつの前で『交信』なんて使ってないよな」っていうシーン。 どうやって修正するのかな、と思ったら、
ヒソカ「また何かあったら『交信』で教えてくれよ。 『同行』か『磁力』で飛んでくるから」に変更されてました。うまいな。
キルア「ヒソカが来てから俺達『磁力』なんて使ってないよな」
でもツェズゲラチームの「蝿の仕事」使う人の名前は「ドッブル」のままでした。 これって16巻に出てた名前(「ケスー」だったっけか?)と違うよね。
読み返して思ったけど、ツェズゲラチーム(=ゴレイヌ)の持っているブループラネットってゲイン待ちの状態だったのね。 珍しいというだけで特殊な効果を持たないブループラネットを、 わざわざG.I.内でゲインする人がいるとは思えない。 ということは、ゲンスルー達を倒した後、 ゴンはゴレイヌからカードをもらって99種類揃えたけれども、 ブループラネットだけはそれだけじゃ揃わなかったはず。 まあ、ゲンスルー達から奪ったと考えればいいんですけど。
(2003.06.05)
空島編、生き残りサバイバル開始。
うーん、やっぱりまとめて読んでもここら辺の展開はいまいちって感じですね。 正直、説明不足で全く感情移入できないシャンディアの面々 (ゲンボウやらブラハムやらカマキリやら)がやられても、 何も感慨ないしなあ。 貝(ダイヤル)を使ったバトルも、目新しさはあるけど面白くはないんだよなあ。
空島編、決着した時にはちゃんとカタルシス得られるんでしょうか。 ちょっと不安になってきました。
(2003.05.02)
ヒーロー大活躍の巻。
なんといっても、ヒーローがホラーマンガ家のところにアシスタントに行く話が最高。 無残に殺されるはずなのになぜか前向きに生き延びようとしてしまう人たち(笑)。 いやあ、ヒーロー、前向きでいいなあ。
次巻にはついに噂の富士鷹ジュビロ先生が登場するらしい。楽しみです。
(2003.04.20)
ブルーマーズの「サイン盗み」の正体、そしてインチキナックルボーラー・ウイリアムスとの対決。
基本は「野球のルール」に置きながらも、それを遥かに超えた次元での騙しあい、 ってのが新鮮ですね。一つメタなレベルというか。
ブルーマーズ戦はとりあえず決着がついたっぽいけど、 オーナーとの戦いはまだ決着がついていない模様。
(2003.04.19)
2巻にして完結編。
登場人物紹介のところの「七剣邪:グリード・グルトニー・?・?・?・?・?」 ってのが泣かせます(笑)。
話と話の間のページに書き下ろされた七剣邪のイラストがやけにかわいいのも、 なんだかなあ。七剣邪の設定も色々と考えられていたのかなあ。
同じ2巻でも、アイシールド21の方はは平積みにされてましたが、 こちらは1冊しか残ってませんでした…。資本主義って残酷…。
(2003.03.09)
恋ヶ浜キューピッド戦初勝利後から王城ホワイトナイツ戦前半終了まで。
表紙書き下ろし。王城の面々、カッコいいです。ヘタレの桜庭までがカッコよく見えます(笑)。 さらに登場人物紹介のページまで書き下ろしとは、いい仕事してるなあ。
今回の話と話と間の書き下ろしは「スポーツGO!GO!」。 うーん、完全に桜庭がダシにされてるなあ(笑)。 巻末の脇役紹介&泥門高校新聞も小ネタ満載でいいですね。 王城のマネージャーはちょっとツボかも。
全体的に「対比」の使い方がうまい漫画ですが、特にこの2巻は「対比」が炸裂。 泥門と王城の対比、セナと桜庭の対比などなど。 特に桜庭のヘタレ路線を決定づけた「紙クズ2枚」の回の描写は見事ですね。
(2003.03.07)
そしてついに最終巻。第3のスーパーホーリーT.T.も登場。最終決戦へ。
ハーニッシュ=ライトニングと橘あすかが復活。でも橘あすか、あまり役に立ってない…。 ハーニッシュは死んだのかと思ったら、あとの方見るとしっかり生き返ってるし。 それにしても唱えるだけで進化できるのか?便利だなあ、「s.CRY.ed」。
そして第3のスーパーホーリーT.T.の「知識万歳(ビバ・ノウレッジ)」。 うわー、すげー。この戦いの最後の劉鳳の決めゼリフはすごいな。 この漫画は、このセリフのためだけにあった、と言っても過言ではないかも。 全てが完璧に決まってます(笑)。
そしてラス=ボス・マーティン=ジグマールとの戦い。 いや、もう好き放題やってる、って感じですね。「美形だっ」とか。 「ギャラン=ドゥ」とか。
アニメとは違う作品にしようとして、段々と暴走していったんでしょうか。 恐らくスタッフも含めて、連載開始時点では誰も想像しなかったところまでたどり着いていた、という感じ。 怪作であることは間違いありませんね。
(2003.03.01)
スーパーホーリー・蒼乃大気との戦い、アルター仙人との出会い、進化の言葉「s・CRY・ed」、など。
今まで全く戦闘に参加せず、単なるお色気要員かと思われていたシェリス=アジャーニが、 「単なるお色気要員」ではなくて「れっきとしたお色気要員」であることが判明した衝撃の第4巻(笑)。 いや、すげーわ。こりゃジャンプ・サンデーじゃ絶対無理だし、マガジンでも今は無理なんじゃないかなあ? チャンピオン、おそるべし。
蒼乃大気のアルター「レンズマン」は面白いアルターですね。 自分からの技や威力は巨大化して、相手側からの技や威力は縮小化する、 という攻防一体なところが気に入りました。やられ方は予想通りでしたが…。
しかし「弟よ」の設定は笑ったなあ。
(2003.02.26)
カズマの「心の兄貴」ストレイト・クーガーとの対決。そしてスーパーホーリーの登場。
カズマがストレイト・クーガーの「速度を吸収した」のくだりが何度読んでも理解できないんですが。 北斗神拳の水影心みたいに、戦った相手の技を自分のものに出来るのか? と思ったんですが、この戦い以外では使ってる様子ないしなあ。
しかしこの程度でわからんとか言っていると、メアリー=ジェーンの「悲しきレイディオ」あたりからは全く意味不明になるんだよなあ(笑)。 いや、これ攻撃の原理すらわからないんですが。 「伊集院光だって入っているのよ!」って言われても。 怒涛のラストに向かって、確実にネジが外れてっています。
(2003.02.25)
人喰いの滝が短編を元にしてたのに比べて、 こちらは長編の「朱色の研究」を元にしてます。 しかしまさか1冊で完結していないとは思わなかった(苦笑)。 2001年10月に発行されていて、もう1年以上経つのにまだ続編が単行本化されていないというのは、 一体どういうことなんでしょう。まさか廃刊になったとか。
(2003.02.23)
カズマと劉鳳のリターンマッチ、そしてロウレスのボス・箕条晶が登場する第2巻。
元々1巻を読んだ時点で「絶影」の何がどうすごいのかがよくわからなかったんですよね。 最初は見えなかったみたいだけど、それはどうやら「触手」を使ってたみたいだし、 銀色に輝くってところから「もしや相手から受けた攻撃を鏡返しする能力!?」とか思ったりもしたけど、 違うみたいだし。そんなわけで「真・絶影」とか言われても、 単にデザインが変わっただけのようにしか思えませんでした。 あ、でも切り取られた腕を「再アルター化」して取り込む、というのはちょっと面白かった。
カズマの相棒の君島がアルター使いかどうかがよくわからなかったのですが、 どうやら普通の人みたいですね。まあ展開によってはアルター使いだった、 という風にも持っていけるように曖昧な設定にしておいたのかも知れませんけど。
強敵が最初は影だけで出てくるところとか、「殲滅艦隊」の見せ方とか、 バトル少年漫画らしいフォーマットに則ってますねえ。
(2003.02.23)
これもAmazonで見つけたので思わず買ってしまいました。 有栖川有栖先生の火村シリーズを漫画家したもの。
いや、元々小説の方でも同人的ファンが多い、という話は聞いていたんですけどね。 なるほど少女漫画に合うのかもなあ。絵柄については、 火村はまあいいとしても、アリスがなあ。 個人的にはもっと冴えないおっさんのイメージだったんだが(笑)。 少年アリスが大きくなったらこんな感じかもしれないけど。
【人喰いの滝】
タイトルでは全然思い出さなかったけど、読み始めてすぐ思い出しました。
トリックも思い出したのですぐに犯人がわかってしまった。
トリックメインなミステリの欠点(?)ではあるな。
しかしこのトリックを実行している犯人の姿を思い浮かべると笑えるんだけど。
【動物園の暗号】
これはなんとなく覚えていた。たしか○○だったよな、って。
これもかなり一発ネタっぽい話ではあるなあ(有栖川有栖さんの作品には結構多いんだけど)。
冷静になって考えると、このダイイングメッセージを解いたところで何だ、
という話ではありますな。
【ロシア紅茶の謎】
これは短編集の表題にもなってるくらいだから、トリックも覚えてました。
だから犯人もすぐわかっちゃった…。
しかしこの作品の見所はやっぱり最後の決め台詞、
…私は忘れないよ。君が命を懸けた最後のキスを。でしょうね。うっひゃーっ! 少女漫画ならともかく、小説でマジにこのセリフを言わせちゃったんだから、 今から考えるとすごいよなあ。
4版も刷られていた。結構売れているのね。
(2003.02.22)
Amazonで5巻まとめて購入。ネットで色々と話題になっていたのは知っていたのですが、 アニメもチャンピオン本誌も全く未見。 既に5巻とも読んでしまったのですが、 せっかくなのでレビューは1巻ずつしてみましょう。
絵はやっぱ「チャンピオン」って感じの濃い絵柄ですね。 私にとってのチャンピオンってやっぱこんな感じの印象なんですよ。 「ななか7/16」とかはチャンピオンの絵柄ではない!(笑)
内容は近未来の荒野と化した横浜で、「アルター」という超能力を使う能力者たち(アルター使い)が出現。 「アルター」は物質を再構成して別の形に組み直す超能力で、 精神力を基調としてそれぞれに異なった「形」と「能力」を持つ……。 うーん、やっぱりどうしてもスタンドと比べてしまいますね。 具現化しているから非能力者にも見えるところが一番の大きな違いかな。
セリフ回しがところどころ変ですけど、この1巻ではまあまだ普通の漫画って感じですね。
(2003.02.22)
空島編、玉の試練〜探索チームがバラバラになるところまで。
本誌で読むと細切れな印象が強い空島編ですが、 こうして単行本でまとめて読むとなかなか面白いですね。 特に「神の島」が実はジャヤだった、の伏線が解消されるところはやはりゾクゾクきますなあ。
で、4人の神官達を改めて読み返してみて気づいたんですが、 シュラは「腹立たしい」が口癖で「怒りの求道・紐の試練」の使い手。 オームは「哀しみの求道・鉄の試練」の使い手、ということで、 4人の神官は「喜怒哀楽」をそれぞれ司ってるのかな、と思いました。 サトリは「オレは幸福と誇りに満ち溢れているのだ」とか言ってたから「喜」かな。 でもそうするとゲダツは「楽」ってことに…まあある意味楽しい奴ではあったけど。
本誌の方では既に3神官までやられてますが、残るオームは長剣を使う模様。 ということは、ゾロとの対決が待っているのかな?
もう一つ忘れてた伏線は、GM号を修復してくれたのは誰か。 コニスのお父さんかな、と思ったんですが(「私たちが彼らを助けるんです」 とか言ってるし)、それだとなぜ地上にいた時のGM号の姿を知っていたかの説明がつかないんですよね。 一体誰なんだろうなあ。
(2003.02.09)
休載を挟みながらもようやく出ました16巻。 アスタたちとの交渉を初めとしてドッヂボール編の途中まで。 書き直し・書き足し多数で、 これなら本誌の休載も止むを得ないかな、という感じ(←本末転倒)。
シズクの番号が6番から8番に訂正されていたり、 ツェズゲラとゴレイヌが交渉するシーンでツェズゲラの仲間が4人いたり2人だったりしたところが直されてたり、 レイザーのドッヂボールで念獣が8人いたのが7人に直されていたり、 と本誌連載時のミスが大分修正されてますね。 でもツェズゲラの仲間(「蝿の仕事」を使う人)の名前が違ってるんだけど…。
そして指定ポケットカードのNo.1〜No.27の全容が明らかに。 この調子で単行本で解明してくれるんでしょうか。楽しみです。
しかし「身重の石」のデザインはやばいだろー。
(2003.02.09)
「プリティフェイス」連載中の叶恭弘先生の第2短編集。 連載すると短編集も出してもらいやすくなるのねー。
TOKYO ANTS:
表題作。一番新しいだけあって、絵柄も一番プリフェに似てますね。
頭脳派の女性上司と肉体派の主人公という組み合わせはよくあるけど、
そこに技術屋の九十九ってキャラを加えたのはいい味出してました。
セリフほとんどないけど。
しかしこの設定だと普通この大財閥って悪者になりそうなもんだが。
ENMA:
人の嘘を見抜く能力を持った刑事が、謎の連続事件を追う…。
設定とかキャラクターはいいと思うんだけど、
肝心のドラマ部分、特に犯行の動機がしょぼくてなあ、という感じ。
enma:
本誌に載った読み切りですね。大河原遁原作、ということになってます。
「ENMA -episode 0-」というか、主人公が高校生のときの話みたい。
この人の書く悪人って、いかにもって感じなんだよなあ。
まあ、わかりやすくていいっちゃいいけど。
蝶 -swallow tail-:
これは本人も言ってる通り、全然絵柄が違いますね。
ふーん、こういう絵も書けるんだあ、という感じ。
内容も、少年誌っぽくないブラックで皮肉な感じで、
本短編集中では一番気に入りました。
(2003.01.11)
待望の単行本1巻。1月刊行分で12月に発売されるってのは、 それだけ期待されている証拠ですね。
読み返すと「3人になったのは創部以来」とか、結構伏線も張ってありますね。 セナの成長物語としても面白い。
おまけがなんと21ページ。ああ、石丸先輩、苦労人(弟が数人)でいい人だ(笑)。 家族の家計の足しにしようとバイトしてたんだねー。おまけ漫画でもいい人だし(笑)。
「K.O.マサトメ」の園田辰之助氏がスタッフに入ってたのが驚き。
(2002.12.21)
なんか状況がどんどん現実離れしているような(笑)。 いや、面白いんだけど、「燃えよペン」を読んだあとだと、 もっと純粋に漫画家ネタで勝負して欲しいな、とか思ったり。
(2002.12.12)
空島到着、スカイピアから「玉の試練」までを収録。
空島の仕組みがわかった今から読み直すと、当時意味不明だったけど、 なるほど、と思わせる箇所がいくつかありますね。 「くそエネルか!よくもヴァースを!」とか。
今読み返すと、「衝撃」は貝(ダイヤル)を使った技なことがわかったわけですが、 なぜ普通の衝撃が効かないルフィに「衝撃」は効いたのかというのは説明がないですね。 いくらゴムでも一定以上の強さが加わればダメージを受ける、ってことか?
(2002.12.04)
詳しくは打ち切り漫画研究会 を見てもらうとして…。
読み切りの焼き直しみたいな1話が結構多いジャンプですが、 敢えて詠み切りとは全く違う現代編を導入に持ってきたのはさすが。 そして、その敵役に「俺たち無敵の“未成年”様だぜ」という名セリフを吐かせてしまうのもやはりさすが。
第1巻だけでも、グリード様の変形、魔城ガッデム、など見所満載。 第2巻が楽しみです。詠み切りも収録されるかな?
(2002.12.04)
加賀編もクライマックス。ついに決着が?
そのタイミングで出てくるか、槇絵さん。しびれましたねえ。 しかしホント最強だな、この女は。
もうてっきり死ぬもんだと思っていた天津も、なんかあっさり回復しているし。 あそこまで症状が進行しても、助かるもんなんでしょうか?>破傷風。
ジャン・レノな偽一ともタイマン。逸刀流側も10人に絞られた模様。 最終決戦が近いんでしょうか?
(2002.11.30)
燃える漫画家・炎燃の熱過ぎる日常を描いた作品、 「吼えろペン」が絶好調連載中の島本和彦の「原点」とも言える伝説の作品。 改めて単行本化。
数年(十数年?)ぶりに読み返して、女性のアシスタントなんていたんだっけ? とか結構忘れてましたけど、 「自分がどーしていいかわからんものを、作品の中でいーかげんな結末をつけるなーっ!」」とか、 「その線が重なってる部分はなんですか先生!?」「聞くなっ!?」 とかの名セリフを呼んで、ああやっぱりこれだよなあ、と思い出しました。 読んだことない人は是非一読を。
(2002.11.26)
ブルーマーズとの第2戦。 一体彼らの「サイン盗み」の仕組みは?
出口ってモデルは小宮山だよね。 サイン盗みを逆手に取って逆転する様は痛快。 でも第3戦目ではさらにそれを上回る奇策を取ってきた模様…。 いやあ、安定して面白いなあ。
(2002.11.25)