漫画の部屋
ジャンプの部屋・2009年6・7合併号感想
例によって、新年一発目につき、2008年ジャンプ感想総括をつけました。
今週号の感想が読みたい方はこちら。
2008年ジャンプ感想総括
取り上げた回数ベスト10
- SKET DANCE/48回
- アイシールド21/48回
- 家庭教師ヒットマンREBORN!/48回
- 魔人探偵脳噛ネウロ/48回
- BLEACH/47回
- PSYREN/47回
- ピューと吹く!ジャガー/47回
- 銀魂/47回
- NARUTO/46回
- ONE PIECE/44回
ここら辺の作品は、基本的に毎回取り上げていて、
休載回数に従って順位が決まる、という感じですね。
ONE PIECEは2008年も4回休載があったんですね。
平均箇条書きベスト10
- ONE PIECE/6.18 (44回)
- HUNTER×HUNTER/5.00 (20回)
- バクマン。/4.47 (15回)
- SKET DANCE/3.73 (48回)
- BLEACH/3.45 (47回)
- PSYREN/3.32 (47回)
- トリコ/3.30 (27回)
- エム×ゼロ/3.18 (22回)
- サムライうさぎ/3.17 (30回)
- NARUTO/3.11 (46回)
今年はワンピがダントツの6点台を叩き出しました。
やっぱりシャボンディパークに入ってからのルーキー集結、黄猿襲来、
あたりの展開は神がかってましたからね。
HUNTER×HUNTERは、平均点高いのはともかく、今年は20回も載ったのか!
という方が驚きだったり。
あと新連載陣ではバクマン。、PSYREN、トリコ、あたりが高かったですね。
代わりに常連だった銀魂がランク外に。
2008年に終了した漫画
- テニスの王子様
- 色んな意味で伝説を作った漫画でした。
ジャンプSQで再開されるようですが、もうこうなると「宇宙篇」とかしかないのではないかと、不安と期待が。
- ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
- ちょっと止め時を間違えた感が無きにしも非ず。
もうちょっと綺麗に終われるタイミングあったような…。
- K.O.SEN
- 2008年開始&終了組。12週打ち切り。
大好きなテーマで初連載に挑戦して空回り、という良くあるパターンにハマってしまいました。
- MUDDY
- 2008年開始&終了組。12週打ち切り。
第3回金未来杯出場者の中では一番最初に連載を獲得しましたが、
読み切り以上に広がりを見せられずに沈んでしまいました。
- 私立ポセイドン学園高等部
- 2008年開始&終了組。18週打ち切り。
メゾペン亡き後のショートギャグ枠に収まりましたが、
いかんせん実力不足は否めず。
- エム×ゼロ
- 魔法を1回だけ吸収できる「ブラックプレート」なる新ギミックも登場した割には、
そこからあまり広がることも無く終了。ただ、伏線は割と丹念に回収されていたので、
打ち切り感は少なかったですね。
- 初恋限定。
- 毎回主役が代わるオムニバス形式ながら、レギュラーキャラが共通で絡んでくる、
という結構新しい試み。いくらでも続けられそうな設定ではありましたが、
意外と短期で終了しました。まあくっつくべきところはくっついたからいいか。
- サムライうさぎ
- 最後の5対5のバトルはどう見ても蛇足でしたが、
いきなり主人公が既婚者という設定で少年漫画に挑んだその気概は買います。
- ぼくのわたしの勇者学
- 貴重なギャグ枠を守ってきた作品でしたが、約1年で終了。
個人的には当たり外れが多かったなあ、という印象。
しかし2話同時掲載の多さは、便利に使われていたなあ、という感じを受けました。
- どがしかでん!
- 2008年開始&終了組。13週打ち切り。
どう考えても監督兼マネージャーを前面に出すべきだろう、
という読者の声に応えたのは最終回、という残念さでした。
- ダブルアーツ
- 2008年開始&終了組。23週打ち切り。
読み切りで見せる構成の巧みさは、その奇抜な設定にも存分に反映されていたものの、
連載向けの展開ができずに終了。読み切りはホント、面白いと思うんだけどなあ…。
- チャゲチャ
- 2008年開始&終了組。8週打ち切り。
8週というのはちょっとびっくりしましたが、
まあそれも仕方なかったかなあ、という出来でした。
ボーボボの呪縛を解くのは大変かもしれませんね。
- バリハケン
- 2008年開始&終了組。35週終了。
結局「派遣組」の設定は途中からどうでも良くなってしまいましたね。
一応伏線は回収しきったので、円満終了という感じでしょうか。
2008年に始まった漫画
- PSYREN
- 色々と伏線が張られていて世界観は魅力的なのですが、
バトル描写がそれに追いついていない印象も受けます。
伏線を全部回収しきれるか正直微妙な掲載順。
何とか「みえるひと。」のリベンジを果たして欲しいものですが。
- ぬらりひょんの孫
- 第3回金未来杯優勝作品。
最初はまだまだ荒削りな感じでしたが、
ここのところ安定してきた感じですね。
絵に「艶」がありますので、そこを伸ばしていって欲しいですね。
- トリコ
- しまぶー復帰作品。カラーの多さ、単行本1巻・2巻同時発売、
など編集部の並々ならぬ期待を感じ、
その期待に十分応えている印象です。
「グルメ細胞」など、一歩間違うとギャグになりそうな設定を、
ギリギリのところで緊迫感溢れるバトル描写に転化させているバランス感覚は見事。
- バクマン。
- 「デスノート」コンビによる新連載。
ジャンプ編集部が作品中に出てくるメタな展開が興味深いです。
このまま王道を目指して成功するとは思えないんですが、
どうなるんでしょうか。
- いぬまるだしっ
- 「メゾペン」の大石先生復帰作品。
「メゾペン」より確実に面白くなってますね。
このままショートギャグ枠を守って行って欲しいものです。
- アスクレピオス
- 巻末爆走中。どこまで続くのか、逆に楽しみになってきました。
- マイスター
- 2009年1号連載開始。設定が若干「黒子のバスケ」と被り気味なのが気になりますが、
好きな題材(サッカー)ということで頑張って欲しいものです。
- 黒子のバスケ
- 2009年2号連載開始。ジャンプでは鬼門のスポーツ物ながら、
変わった切り口で定着を目指します。
展開の速さは、過去のスポーツ物の失敗を研究している感じ。
- ぼっけさん
- 2009年3号連載開始。「ムヒョロジ」の西先生、またしても伝奇ホラーですが、
安易なバトル物にならないように期待したいところです。
2008年総括
- テニプリ、ムヒョロジ、エム×ゼロ、といった中〜長期連載の終了があり、
一方でトリコ、バクマン。、ぬらりひょん、あたりが中堅どころとなって安定してきました。
- 今年はネウロやアイシールドが終わりそうですし、こうして徐々に入れ替わっていくのでしょうか。
といっても、看板の長期漫画(ワンピ、NARUTO、BLEACHあたり)は一向に終わりが見えませんが。
- HUNTER×HUNTERが合計で20週も載った、というのも特記すべき項目かも知れません。
代わりにD.Gray-manが長期休載に入ってしまいましたが…。
というわけで、合併号明けのジャンプです。ジャンプSQ・コミックスと同時発売なので、
読む物がたくさんあって大変…。
「D.Gray-man」は相変わらずの休載中です。
NARUTO
- 巻頭カラー。せっかくの巻頭カラーなのに、途中下書き状態のページがあったのが気になりましたが…。
- ペインの「神羅天征」は、建物に対する破壊力は凄いものの、
殺傷能力は低いようで、意外と骨折程度で済んでいるようですね。
- ツナデの額のマークはチャクラの残量を示していたのか…。
- ペインの閻魔大王みたいな奴は、嘘を吐いた敵の魂を抜くだけでなく、
味方の肉体の修復もできるようですね。
- ついにナルト発動ですが、デフォルトでクマドリありになったんですね。
肝心の仙人モードの修行はマスターできたんでしょうか。
ONE PIECE
- 表紙連載>スパンダム父が出てきて、不穏な空気になってきました。
CP9側とスパンダムとの信頼感のズレが大き過ぎますね。
- 切られるのは平気だけど殴られるのには弱いバギーと、
切られるのには弱いが殴られるのは平気なルフィは、
実はタッグを組むとかなり無敵?
- ルフィの身につけてるキャプテン・ジョンの財宝のありかを示す「とレジャー・マーク」って、
どこで手に入れたんでしたっけ。「ナミにもらった」と言ってますが…。
- バラバラの能力の、足を地面につけないと体のコントロール(浮くとか)もできない、
という制約はなかなか面白いですね。
- LEVEL 1の紅蓮地獄を抜け、LEVEL 2へ。Mr.3がいるようです。
こんな感じで過去キャラが次々出てくるのでしょうか。
確定している囚人キャラというと、Mr.2・ボン=クレー、Mr.1(ダズ=ボーネス)、
クロコダイル、エース、ジンベエ、あたりですが。
トリコ
- 対ロックドラム戦。
- サニーは、美しくない敵、美容に関係ない敵は倒したくない、というポリシーの持ち主のようです。
面倒くさいキャラですね。
- 本気出すとまた強いですね。さすが四天王。「見えない触覚」の応用でしょうか。
BLEACH
- なんか今週号いつにも増して短く感じたんですが、ページ数はいつも通りですか?
- まさか葬討部隊(エキセキアス)隊長(ルドボーンでしたっけ?)まで帰刃するとは思わなかった。
家庭教師ヒットマンREBORN!
- 予想通り、ベルとフランは霧の幻覚でした。
- XANXUS、また随分と大物ぶって出てきましたが。
ようやく大空属性の説明もなされるのかな?
新春4コマ祭り2009
- 全レギュラー陣による4コマ競演。
- ぬらりひょんの孫>ゆら・カナ・つららの中1ユニット・片手☆SIZEによる「TKG(たまごかけごはん)しか愛せない」はかなりツボりました。
- SKET DANCE>キャラが全く出てきていないのに、
吹き出しだけで誰のセリフだか理解できるのは結構凄いと思いました。
- バクマン。>まさかここで岩瀬さん再登場とは…。
しかも名言「笑えないよ」を引っさげて。オチのためなら何でもアリか。
SKET DANCE
- 振蔵、ファッショナブルにチェンジの巻。
- リーサルクラッシャーガイ→ベジータ→GTロボ→新妻エイジ、とエスカレートしていくジャンプキャラコスプレがツボでした。
- しかしオチが酷過ぎる…。
ダブルマメダイチ
- うすた京介先生の読み切り。センターカラー49P。
- タイトル表記は「310=1田1」みたいな感じ。縦にして読むと「W豆田一」になるのね。
- 青春ラブコメなんですが、頭の体操風クイズがポイントなんですかね?
ちょっと一風変わった読み切りでした。
バクマン。
- 単行本1巻発売記念、センターカラー。
- 亜豆の声優デビューが決まり、「王道」作品で金未来杯にエントリー。
- 「『べるぜバブ』、一緒に載ってた新連載よりも面白かったです」
おいおい、そんなこと言って大丈夫なのか?と思って調べたら、「バクマン。」そのものでした(2008年37・38合併号)。
さすがにそこら辺は考えてあるか。
- 金未来杯落選し、赤マルも落選。しかしそれは期待感の表れでもあった。
こうなると、王道目指して邁進する、という展開なんでしょうね。
銀魂
- 第3回戦は魅力勝負、お通ちゃんをラブホに誘った方が勝ち。
- いつにも増してネームの量が多くて、読むのに時間かかりました…。
しっかしジブリ大好きなんだなあ。
- ナレーションがそのまま会話に参加してくるとか、
ナレーさんとして擬人化されるとか、漫画のお約束を逆手に取った展開が見事でした。
アイシールド21
- アメリカンドリームチームのペンタグラム登場。
パンサーはランニングバック、ルイスがQB、タタンカがライン(センター?)っぽいですが、
バッド・ウォーカーはキッカーかな?(ムサシとおっさん対決?)
Mr.ドンのポジションがわかりませんが、レシーバーかなあ?
でもレシーバーで「全てを統べる者」っていまいち実感沸きませんよね。
それともMr.ドンの方がQBで、ルイスがレシーバー?
- VSミリタリア戦。しかしこのオールスターでみんなに見せ場を持ってくるのは、
結構大変そうですね。
いぬまるだしっ
- 正月スペシャル3本立て(ページ数はいつもと同じ)。
- たまこ先生、クリスマスにどうぶつの森やってるくらいだから、
まあ友達少ないんだろうとは思いましたが。
段々ツッコミどころが多くなっていく年賀状が楽しいです。
- ジャンプおじさん、途中強引だったけど、最後の「やっぱりアンケートは大事なんですね!!」は良かった。
- 善悪の戦い、神とか暗黒魔王みたいな絵も描けるんですね(失礼か)。
今回は3本ともクオリティ高かったです。
黒子のバスケ
- 対海常練習試合開始。
練習中のコートの片面(古い方)で、しかも黄瀬抜きのレギュラーのみ。
完全にナメられてます。
- しかし目の前で整列してて見えない、ってどんだけ凄い存在感の無さだ(笑)。
もはや「ボールを持っていない限り、その存在を認識できない」っていう念能力レベルですね。
- いきなり黒子と火神の本領を見せ付けて、どうやら黄瀬を引っ張り出すこともできそう。
この展開の速さはいいですね。
ぼっけさん
- おみくじのぼっけさんは、スタンプを押すだけで特に害を成さないのでしょうか。
「退園済」ってことは、もう二度と入園できないってことなんでしょうか?
マイスター
- なかなか話が進みませんが、ようやくI.H.予選開始。
- いきなり昨年準決勝で負けた黒嶺高校と対決。
四強同士が初戦で当たるなんて、I.H.予選にシードの制度はないんでしょうか。
PSYREN
- カイルの能力は、単なるライズによる格闘だけでなく、
空間操作系のPSI「マテリアル・ハイ」と組み合わせた格闘術でした。
- 「暴王の月」発動。PSIを使わないように事前に打ち合わせておけば、
多対多の戦いでも使えるんですね。
ぬらりひょんの孫
- 百鬼夜行、開戦。
- 青田坊 vs. 手洗い鬼(怪力対決)、河童 vs. 崖涯小僧(水対決)、
首無し vs. 針女(糸・髪対決)、と似たような能力同士の戦い。
- リクオ、ぬらりひょんの能力でいきなり玉章に肉薄。
玉章には通用していないあたりがまだ総大将との差なのかな?
魔人探偵脳噛ネウロ
- 警視総監をシックスから寝返らせることに成功した笛吹。
- 笛吹と笹塚は、綺麗な建前の部分と汚い手段を選ばない部分を、
それぞれ担当していたんですね。
「2人分の決意がある」と宣言する笛吹はカッコ良かったなあ。
まさかこんなに魅力的なキャラになるとは、初登場の時からは想像もつかなかった。
- で、しっかり魚肉ソーセージ食べてるところもいいですね。
- 本城博士が残した情報は、さまざまな情報から推測したシックスの秘密のアジトの位置。
- いよいよ最終決戦のようです。Xあらためイレブンの処遇が気になりますが、
このまま綺麗に終われば結構傑作になりそうな予感。
アスクレピオス
- 自分の止血完了。
- そしてロザリィ登場。いよいよ最終決戦か?
ピューと吹く!ジャガー
- 実写映画「いま、吹きにゆきます」宣伝漫画。
てっきり読み切り載るから掲載されないのかと思いました。
また次は2週間後か、長いなあ。まあジャンプSQと赤マルで繋ぐとしますか。
(2009.01.05)
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