漫画の部屋
ジャンプの部屋・2007年34号感想
表紙はワンピ10周年記念のルフィ。麦藁帽子の金色が目立つ、なかなか凝った表紙です。
その凝った表紙のせい?か、特別定価の240円。
ONE PIECE
- 祝!!連載10周年記念、表紙&巻頭カラー。
- サンジのいう「因縁」とは、サンジの夢の一つであった透明人間になる能力・スケスケの実の能力を奪ったからでした。
く、くだらなさ過ぎる!
- 「この世に同じ実は2つと存在しないから、同じ能力の持ち主は一人しか存在しない」
これは例えば「ウシウシの実」とか「イヌイヌの実」なんかは、モデルが違えば別の実とみなされる、ってことですよね。
それはともかく、同じ能力の実が金輪際1個しか存在しないならば、
そもそも「悪魔の実図鑑」を作るなんて不可能だと思うので、
これは同時期に存在する実は一種類に限られる、ということなんでしょうね。
どういう仕組みなのかはわかりませんが。悪魔の実の能力者が死ぬと、
そこから抜けた「悪魔の実の能力の本体」みたいなのが、また別の実の種に宿る、とかそんな感じでしょうか。
- 決めゼリフのところまで「女湯」言ってるサンジの変態っぷりが良かったです。
そして女湯パワーで圧勝。他の戦いもこんな感じでサクサク進んでくれると良いのですが。
- ペローナ<ウソップ<クマシー<ペローナ、という不思議な3すくみが。
ペローナの「ホロホロの実」の能力にはまだ秘密があるようで。
そういや、ゴーストが集まってペローナ本体を形成していたような描写があったような。
実体が存在しない、とか?
NARUTO
- デイダラの自爆で、サスケもトビもチャクラが消滅…。
トビ、暁のメンバーもみんな死んでいると思っていると言うことは、
特にそこから逃げられるような能力を持っているわけでもない、ということなのかな?
- サスケの方は、大蛇丸の一番の召還獣だったマンダを犠牲にして何とか生還。
- 最後に登場した「ペイン」とその連れの女、および指令を出している黒幕は、
暁のメンバーなんでしょうか。サスケが生きていることを見抜いているようだし、
暁のメンバーとはちょっと違うのかも、と思ったのですが、
サスケをイタチの代わりにしようとしている、ということはやっぱり暁?
銀魂
- 亀を助けて竜宮城へ。浦島太郎の銀魂流変奏曲。
- 「そりゃ泣きながら卵産むことになるね」がうまかった。
- 梅宮達夫亀、「彼の娘が悪い漢にひっかかっている所を偶然助けてな」
うーん、何とも微妙な時事ネタを絡めてきますねー。
- 段々とエスカレートしていく様子が面白かったです。
- ところで、これ、続くんでしょうか。
アイシールド21
- 結局マネージャー丸子の単独行動で、マルコは情報が漏れるのを止めに来て、
峨王は「途中棄権などつまらない真似はするな」と忠告に来た、ということ?
うーん、いまいち釈然としないような…。
- しかし「精液の少ない屑」って意味分からないですね…。
- そしてキッドは、ヒル魔の情報を元に、峨王封じの作戦を思いつく…。
うーん、完全に西部死亡フラグな流れですねー、これ。
ToLOVEる―とらぶる―
- ヤミのコスプレ大会。
- 原作者と作画者のどちらの趣味が反映されているんでしょうね。
ベルモンド Le VisiteuR
- 連載第3回、センターカラー。
- 「生まれた時から修道院の地下でずっと過ごしてきた」なんていうと、
とても閉鎖的で人間らしい扱いもされずに生きてきたみたいな印象を受けますが、
副院長や修道士を含めて随分とフレンドリーな空気の中で育ってきたようですね。
- ニンジンを食べてもらうためだけに元奴隷女のクロエと同棲。
こりゃまた随分と意表を突いた展開というか、まさか早くもテコ入れ?
家庭教師ヒットマンREBORN!
- 雲雀はやっぱり大人になっても群れずに一匹狼なんですね。
というより、いまだに行動原理が「並盛の風紀を乱す奴は許さない」なのか。
- 「匣」と「世界の七不思議」に何らかの関連があるんでしょうか。
七、というとリングの種類にも、アルコバレーノの数にも一致するし、
色々なところでこの漫画の世界の鍵となっているようですね。
- 雲属性の「匣」の特徴は「増殖」。他の属性にもこういう特徴があるんでしょうね。
しかし「有機物」って、あのハリネズミや狐は本当の生き物なの??
- 雲雀の強さを決定付けるためには、ここでγは倒してしまった方が良いような気もしますが、
うーん、それはないか?
BLEACH
- グリムジョー出生の秘密。
- グリムジョーを「王」にしたのはシャウロン達だったのですね。
エドラド(火山獣)やイールフォルト(蒼角王子)の姿も見えますね。
しかしグリムジョーはアジューカス決定かな、これは。
- グリムジョー、さらなる解放?卍解相当でしょうか?
SKET DANCE
- スケット団・顧問の先生登場。気付くと爆薬を調合してしまうと言う、
かなりとんでもない危ない教師でした。
- 「はは…爆死する前にの間違いだろ」
他人事のようなノリに思わず笑いました。
- 結構ノリは好きなんですが、一話完結だけだとその内辛くなるのかなあ。
エム×ゼロ
- エム×ゼロ featuring プリティ・フェイス。
というわけで、九澄が女性に変身してプールに潜入。
- 絶体絶命のピンチを果たしてどうやって切り抜けるのか。
この手の話の作り方はお手の物ですね。
D.Gray-man
- 最初の回想がどの場面だかよくわからなかったのですが、
まだ「刻盤」の効果が残っている時の船の中の回想だったのですね。
- ティキのバーサーク化は、リナリーの覚醒イベントに繋がるのかと思いきや、
まさかのチャオジー覚醒。ええ、ここでチャオジーがエクソシストに?
- しかしアレンへの暴言のせいもあって、読者の感情移入もいまいち。
どうも最初から死亡フラグの塊が覚醒しているようにしか見えないのですが…。
サムライうさぎ
- マロの真の実力は、良成と組んでこそ発揮される物だった!?
「ちゅるーん」とかあそこまで行くと人間業じゃないと思うのですが…。
- 定ノ丞、愛の深さを賭けて伍助と対決。
瞳のカトブレパス
- 三連朱雀の一人・七尾光樹の「眷属」は銀星。能力は、任意の物を誘導して弾丸と化すことのできる能力のようです。
見開きの命中シーンは、ボインゴのトト神の承太郎射殺予言を思い出しました。
- 祅魔の階級が明らかに。弌(アルバレスト)、弍(ギサルメ)、弎(カルド)、
肆(フラメア)、伍(ヤタガン)、陸(サクス)、柒(タバルジン)、捌(コラムビ)、
玖(クファンジャル)、拾(クーゼ)。このカタカナの元ネタはなんでしょうね?
- 時生は「伍(ヤタガン)」程度なんですね。まあ覚醒するともっと上がるんでしょうが、
一燈の付き人の三連朱雀が「陸(サクス)」ですから、一ランクしか変わらないということに。
P2!
- 乙女視点による、ヒロムの過去と覚醒の物語。
- 先週も乙女ちゃんの睨んだ様なひとコマがあってちょっと気になっていたんですが、
ヒロムに対して悔しさをぶつけて、それを後悔していたんですね。
- スポーツ音痴であったこと、絵が好きであったこと、乙女がヒロムをいじめていたこと、
などなどの設定が綺麗に繋がりましたね。
ぼくのわたしの勇者学
- 勇気を試す、ドキドキBOX当てゲーム。
- まさゆきは転がしやすいキャラクターだなあ、とつくづく思った。
魔人探偵脳噛ネウロ
- 弥子とXを見分けるための論理パズルの巻き。
- まあこのトリックは正直途中で気付きましたが、
Xも意外とあっさりやられましたね。
- 「この子異常に燃費悪いからさ」
あの魔人並の食欲をその一言で済ませるのか…。
テニスの王子様
- もはや勝負は、選手生命を賭けたチキンレースの様相を。
- 立海三連覇のために勝負を降りろという真田。
まあ色々な意味でこんな勝負は降りた方が利口だと思いますが。
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
- ついに最強の魔法律(?)「魔王」降臨。
- ティキがロージーに「お前ムヒョに何ヲした」と迫っていますが、
ロージーがアロロパシーでムヒョに煉を分け与えたことで、融合の時間が早まった、
とかそういうカラクリがあったんでしょうか?
- これまで最強レベルの敵であったティキが、あっさりとチリに。
- 先に裂け目を見つけられたからと言って機嫌が悪くなるキュラはちょっとかわいいですね。
バレーボール使い郷田豪
- バレーボール試合開始。
- 蘭丸は氷湊の兄だったのか…。なんか今後に活かされるんでしょうか、この設定。
- 「カッコイイ穴」という逆転の発想はなかなか面白かったです。
- 「バレーボール使い」という設定はこの試合で使われるのでしょうか。
ピューと吹く!ジャガー
- ビューティー田村とチワワのモンゴメリーちゃん。
- ホントにチワワ?というほどのふてぶてしい顔付き。
次週より第3回ジャンプ金未来杯開始。今回は何人出場するんでしょうね?
第一弾は椎橋寛先生の「ぬらりひょんの孫」。
赤マルジャンプ2006 SPRINGに載っていて、
自分の感想を読み返すと「今回の赤マルで一番面白かった」と書いてありました。
これはなかなか期待できます。
ただなあ。優勝作品が、第1回は坂本裕次郎先生の「タカヤ」で、
第2回は天野洋一先生の「ウサギとカメとストライク」(「OVER TIME」の原型?)だからなあ。
優勝作品は活躍できない、というジンクスができつつあるようです。
第3回はそんなことにならないことを祈ります…。
(2007.07.23)
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