音楽の部屋
2003邦楽ベストセレクション
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2003年の10曲
例によって特に順位をつけずに10曲選んでみました。
- nostalgia/Every Little Thing
- 4曲A面シングル「UNTITLED 4 Ballads」の中の1曲。
母親への感謝を歌った詩が素晴らしいバラードです。
- 月のしずく/RUI
- 女優・柴咲コウが「黄泉返り」の中の人気歌手RUIに扮し、
劇中歌として歌った曲。本人名義の歌より売れてるところが何とも複雑ですが、
女優が歌った歌の中ではかなりうまい部類では?
- 世界に一つだけの花/SMAP
- まあ、やっぱり今年はこれを選んでおかないとね。唯一のダブルミリオンでした。
- さくら(独唱)/森山直太朗
- じんわり売れる型の典型でした。この曲1曲で紅白出場も決めましたね。
- Tonight, I feel close to you/倉木麻衣 with 孫燕姿
- アルバム「If I Believe」収録曲。
全英語詞ですが、Yan-Ziとのハモリ、掛け合いが素晴らしかったです。
ベストアルバム「Wish You The Best」にも収録されてますね。
- アンドロメダ/aiko
- 安定してヒット曲を出しているaikoですが、
今年の曲の中では一番これが良かったかな。切ない感じがなんとも。
- 自由/女子十二楽坊
- インストですが、印象的な曲ですね。
- 一人ジェンガ/矢井田瞳
- ヤイコらしい、いい意味で力の抜けた歌。
- 雪の華/中島美嘉
- 今年は作詞の才能も見せた中島美嘉ですが、
この曲は新しい代表曲になったんじゃないでしょうか。
音程も安定してきたし。
- 私とワルツを/鬼束ちひろ
- 今年は、意表を突く明るい曲「Sign」、ピアノなしのギターが印象的な「Beautiful Fighter」、
カバー曲「いい日旅立ち・西へ」、そして王道の正統派「私とワルツを」、
とバラエティに富んだシングルが並んで、ちーちゃんファンにはうれしい1年でした。
ポリープの手術も無事済んだようで、何より。
次点
- 明日への扉/I WiSH
- 「あいのり」主題歌。一発屋っぽい感じがしないでもないですが。
- メリッサ/ポルノグラフィティ
- 後半になって怒涛のシングルリリースを見せましたが、
この曲が一番ポルノらしいかな。
- 青空の果て/奥田美和子
- 学生の青春ソングなんですが、奥田美和子って今何歳?
ってところだけが引っかかったかも。
新人賞
- もらい泣き/一青窈
- 2002年発売の曲ですが、去年選んでなかったので。紅白おめでとうございます。
- タンデム/HALCALI
- まさにヒップホップ版PUFFY。脱力さ加減が素晴らしい。
- ウェカピポ/SOUL'd OUT
- 日本語だか英語だかわからない詞の選び方が印象的。
- DOUBLE LIMITS/SHY
- R&Bの新星。何か消えそうではあるけど、デビュー曲の良さに期待です。
- AM11:00/HY
- 沖縄発インディーズのパワーを感じますね。ミクスチャーというか、
ジャンルを特定できないようなバンドが増えてますね。
- 上海ハニー/ORANGE RANGE
- こちらも沖縄発。カルいノリがたまりません。「ビバ☆ロック」も良かった。
- 君という花/ASIAN KUNG-FU GENERATION
- ロックバンド。ブレイク仕掛けです。
- Jupiter/平原綾香
- 発売時期からすると、本来は来年ノミネートなんでしょうが、
来年は選び損ねる可能性もあるので、今年選んでおきました。
この歌唱力は本物でしょうか。
アルバム部門
この部門に限っては、CCCDは対象外とさせていただきます。
- ため息/柴田淳
- 2ndアルバム。「月光浴」がやっぱり良すぎです。
- Between the Lines/CHEMISTRY
- 「つなぎ」のアルバムですが、アレンジ・タイアップ・カバーとサービス満点。
カバーの「恋するカレン」と「明治チェルシーの歌」にやられました。
- If I Believe/倉木麻衣
- 3rdアルバム「FAIRY TALE」ほどのまとまりはありませんが、
やっぱり最後の孫燕姿とのデュエット「Tonight, I feel close to you」が良すぎです。
- LφVE/中島美嘉
- 2ndフルアルバム。タイアップ曲多数で、お得感がありますね。
総評
ソニーまでレーベルゲートCD(LGCD)を導入してしまったために、
CCCDじゃないCDの方が少なくなってしまった2003年。
ああ、どんどん買いたいCDが買えなくなっていく…。
今年もBoA、椎名林檎、aiko、あたりがCCCDであったために購入を断念。
この流れは止まらないんでしょうか。残念です。
シングルでのミリオンセラーはSMAPの「世界で一つだけの花」だけということで、
相変わらずCD不況と言われてますが、まあ数年前の何曲もミリオン連発してた方が異常という話もありますし、
いい曲はやっぱりそれなりに売れてるんで、アーティストの方々には引き続いていい曲を作ってほしいですね。
できればちゃんとしたCDで。
それと今年はDVD付きCDってのが増えてきましたね。
DVDの単価が安くなってきたってのもあるんでしょうが、
買わせる戦略としてはいいと思います。
ただ、SACDはプレイヤーによっては再生できないらしいので、
もうちょっと工夫が欲しいですね。
ヒップホップも定着して、沖縄発のアーティストも次々出てきて、
新人も色々出てきてますが、果たしてどれくらいのアーティストが来年も残るのでしょうか。
(2003.12.31)
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