番組的にはTOP 40までの全ての曲の「サワリ」を聞くことができるというのが 大きいです。ゲストライブの内容も充実していて、邦楽の動向を知るには かかせない番組といえるでしょう。
1996年10月からは時間が10分延長され、TOP 50までやるようになりました。 ゲストライブも3組。
ひとつ問題点があるとすれば視聴率ポイントでしょうか。視聴率20%以上の 番組しか反映されていないというのも問題ですが、もし視聴率の影響を 加味するのならば、映画の主題歌は映画の観客動員数が反映されるべきですし、 CFに対してもスポット・オンエア量のような何らかの指標が導入される べきだと思います。テレビ主題歌だけを特別扱いするのは納得が行きません。
最近は「洋楽チャート」も集計されるようになり(レンタルと視聴率なしの 4ジャンル集計)、基本的に洋楽を聞かない私にとっては貴重な情報源です。
しかしこの番組の真骨頂はピックアップされるゲストです。 ゲストのビデオクリップを一曲まるまると放映しますので、 毎週のゲストは必ずチェックしておきましょう。
1996年9月で終了してしまいました。
内容は典型的なカウントダウン方式で、ベスト10までを10位から順番に 紹介していくというものです。曲は初登場の曲やベスト3を除くと たいてい1コーラス分しか流れません(ゲストが来る場合は全部1コーラス だったりすることもある)。
ランキングは主にリクエストによって決まっているようですが、 ゲストが来るときにはそのゲストの曲が やたらと上位に来る傾向が見られます。何らかの「サクラ」効果が 働いているものと思われます。
ランキングはレコード売上とリクエストによって決められているようです。 ラジオのランキングの傾向にもれず、レコード売上のみで決まるランキング よりも早い傾向にあります。例えば水曜日に発売されたシングルは、 オリコンやCDTVでは翌週の土曜以降に入りますが、この番組だとその週の 土曜日にはすでに入っていたりします。
DJのバッキー木場の語りが面白いです(下ネタも多いけど)。 多くのカウントダウン番組ではTOP 10のみを扱うので、いわゆるスマッシュ ヒット曲を聞く機会は少ないのですが、この番組ではTOP 30からセレクトして オンエアしてくれるので(しかもほとんどフルコーラス)、貴重な 番組といえるでしょう。