お盆を挟むため、かなり特殊なチャートアクションになりそうな今月号。 オリコンも合併号のため、通常ならば3週目のチャートまでは見られるんですが、 今週は2週目までしか見られない可能性大 (ホームページで更新してくれるかなあ?)。
チャート的には比較的おとなし目な曲が多そうなんですが、 4週目初登場ののラルクのシングルカット曲、あゆの14曲入りマキシシングル、 5週目初登場ののSPEED・島袋寛子のソロデビューシングル、 氷室京介の22ヶ月ぶりのシングル、あたりが予想のポイントになりそうです。
それでは、3週合計の得点を見てみましょう (ヒットマップは更新されませんでしたが、 ランキングだけは更新されてました>オリコンホームページ)。
順位 | 曲名 | 歌手名 | 3週合計 |
---|---|---|---|
1 | Boys&Girls | 浜崎あゆみ | 38,750 |
2 | BE TOGETHER | 鈴木あみ | 33,817 |
3 | energy flow [ウラBTTB] | 坂本龍一 | 30,014 |
4 | Days/My Diamond | ポケットビスケッツ | 23,852 |
5 | なぜ… | Hysteric Blue | 22,703 |
6 | GET WILD DECADE RUN | TM NETWORK | 20,302 |
7 | as A person | 華原朋美 | 17,957 |
8 | 10 YEARS AFTER | TM NETWORK | 13,951 |
9 | Happy Tomorrow | NiNa | 10,890 |
10 | 世界はこの手の中に | 相川七瀬 | 10,339 |
このメンツの中では、浜崎あゆみ、Hysteric Blue、NiNa、華原朋美、 と言ったところが比較的粘っています。 特に浜崎あゆみは、自身の月間トップ1を阻むのは、 自身の新曲だけ、という、まさに絶好調な状況ですね。
では、4週目・5週目にランクインが予想される曲を挙げてみましょう。
なんと言っても月間チャート予想でポイントになりそうなのは、 浜崎あゆみの4曲A面マキシシングル・「A」でしょう。 1ヶ月前にリリースされた「Boys&Girls」が2週目から連続1位継続中で、 4週連続浜崎あゆみ1位はほぼ揺るぎ無いところだと思われます。ラルクの新曲は、200万枚売れてるアルバムからのシングルカット (しかも別にバージョン違いということもなさそう)ということもあって、 それほどは伸びないと見ました。
Gacktは、初動こそそこそこ高いけど、あっという間に落ちていく、 というヴィジュアル系独特の動きをすると思われます。
SPEEDからのソロシングル第3弾・島袋寛子がhiroとしてデビュー。 SPEEDのソロシングルの初動は、 上原多香子の「My First Love」が25,664ポイント、 HITOE'S 57 MOVEの「INORI」が9,853ポイントでした。 SPEEDの前作「Breakin' out to the morning」の初動は35,165ポイントでした。 SPEEDの中でもかなりの人気を誇る寛子ちゃんのソロということで、 20,000ポイント以上は行くんじゃないかと思ってるんですが、どうでしょう?
氷室京介さんは、22ヶ月ぶり、という久々のシングルです。 根強い固定ファンがいますからねえ。これもなかなかあなどれません。 ちなみに前作の初動は8,100ポイントだそうです。
ゆず、ブリグリの新曲は、月間ベスト20に入るかどうか微妙な線ですね。 ブリグリの新曲は、9月にリリースされるニューアルバムからの、 先行シングルカットという形を取っていますが、 アルバムに収録されるのは英語バージョンだそうなので、 実質的には「別の曲」と言えそうです。
アルバムに収録されるのが英語バージョンなのは、 9月に発売されるもう一つの先行シングル「CALL MY NAME」の方だそうです。 「愛の・愛の星」は日本語バージョンのままアルバムに収録される予定です。
今月の予想順位は木曜頃に載せる予定です。
(1999.08.17)
予定よりちょっと遅れましたが、今月の予想順位を。 予想得点も隣に載せました。
順位 | 曲名 | 歌手名 | 得点 |
---|---|---|---|
1 | A (monochrome,too late,Trauma,End roll) | 浜崎あゆみ | 78,405 |
2 | Boys & Girls | 浜崎あゆみ | 55,985 |
3 | BE TOGETHER | 鈴木あみ | 44,656 |
4 | なぜ… | Hysteric Blue | 38,231 |
5 | energy flow [ウラBTTB] | 坂本龍一 | 38,042 |
6 | Days / My Diamond | ポケットビスケッツ | 30,201 |
7 | AS TIME GOES BY | hiro | 25,100 |
8 | GET WILD DECADE RUN | TM NETWORK | 22,602 |
9 | as A person | 華原朋美 | 22,457 |
10 | Driver's High | L'Arc〜en〜Ciel | 20,175 |
11 | センチメンタル | ゆず | 19,646 |
12 | Happy Tomorrow | NiNa | 16,392 |
13 | 10 YEARS AFTER | TM NETWORK | 16,251 |
14 | Place〜 | SOPHIA | 16,195 |
15 | Sunny Day Sunday | センチメンタル・バス | 16,114 |
16 | あの紙ヒコーキ くもり空わって | 19 | 14,845 |
17 | MIND YOUR STEP! | SNAIL RAMP | 12,714 |
18 | 世界はこの手の中に / Heat of the night | 相川七瀬 | 12,639 |
19 | 星のかけらを探しに行こう Again | 福耳 | 12,548 |
20 | 太陽の当たる場所 / Harlem Summer | V6 | 12,058 |
というわけで、今月の私の予想は、
ステージI: 「なぜ…/Hysteric Blue」は4位ということになりました。
ステージII: 8位の曲は「GET WILD DECADE RUN/TM NETWORK」
得点を見てもらえばわかると思うんですが、 4週目・5週目の得点を全体的に高く見積もり過ぎかなあ、という気がします。 浜崎あゆみの「A」が、4週目50,000ポイント、5週目28,000ポイントで 合計78,000ポイント、先行の「Boys&Girls」を抜いて月間トップ、 という予想なんですが…どうですかね?さすがに高すぎ? でも今のあゆの勢いと、「A」の「4曲A面」というお得さ加減を加味すれば、 決して不可能な数字ではないと考えるんですが…。
キーとなるステージI、ステージIIとも僅差となっていて、 W外しの危険性も十分になります。 まず、ステージI。Hys@Bの「なぜ…」ですが、 教授の「energy flow」を僅差でかわして4位!という予想。 うーん、これは厳しいかも。3週合計の時点で7,311ポイントの差があります。 乗ってる「なぜ…」の追い上げなるか? というところで、ここも「勢い」を買って差すと見ました。
ステージIIは因縁の(?)TM NETWORKと朋ちゃんの対決。 こちらはデイリーでは常に朋ちゃんの方が上位なんですが、 3週合計時点での2,345ポイントの差をギリギリで詰められないと見ました。
その他にポイントとなるのが、4週目初登場のラルクの「Driver's High」 と5週目初登場、hiroの「AS TIME GOES BY」のポイントですね。
ラルクは、アルバムからのシングルカットということもあり、 初動14,000ポイント、2週合計で20,000ポイント程度と見ました。
一方、hiroは初動で25,000ポイント程度と見込んだんですが…。 どうでしょう?
いやらしいことに、この両者の初動ポイントで、 ステージII(8位)の曲が簡単に入れ替わるので、困ったもんです。
さて、最後に「分析で勝負」のなおさんと、 「新データで勝負」のアッキ水さんの予想を紹介しましょう。
なおさんの予想 | アッキ水さんの予想 | |
---|---|---|
ステージI | 5位 | 5位 |
ステージII | as A person/華原朋美 | GET WILD DECADE RUN/TM NETWORK |
アッキ水さんの予想は、 比較的普通(?)で、私の予想と比べると1位・2位が逆、 Hys@Bも教授に追いつけず、といった感じ。 ラルクの初動を高く、hiroの初動を低く見ているために、 偶然にもステージIIの予想は一致しています。 が、やはり朋ちゃんと入れ替わる可能性もあると言ってます。
なおさんの予想は、1位・2位は私と同じですが、 やはりHys@Bは教授に追いつけず。 また、ラルク&hiroがいずれも朋ちゃんを下回る、 と予想しているため、1つ順位が繰り上がって、 ステージIIは朋ちゃんとなってます。
さて、どうなることやら。
(1999.08.22)
順位 | 予想曲名 | 予想歌手名 | 結果曲名 | 結果歌手名 |
---|---|---|---|---|
1 | A (monochrome,too late,Trauma,End roll) | 浜崎あゆみ | A (monochrome,too late,Trauma,End roll) | 浜崎あゆみ |
2 | Boys & Girls | 浜崎あゆみ | Boys & Girls | 浜崎あゆみ |
3 | BE TOGETHER | 鈴木あみ | BE TOGETHER | 鈴木あみ |
4 | なぜ… | Hysteric Blue | energy flow [ウラBTTB] | 坂本龍一 |
5 | energy flow [ウラBTTB] | 坂本龍一 | なぜ… | Hysteric Blue |
6 | Days / My Diamond | ポケットビスケッツ | Days / My Diamond | ポケットビスケッツ |
7 | AS TIME GOES BY | hiro | AS TIME GOES BY | hiro |
8 | GET WILD DECADE RUN | TM NETWORK | Driver's High | L'Arc〜en〜Ciel |
9 | as A person | 華原朋美 | as A person | 華原朋美 |
10 | Driver's High | L'Arc〜en〜Ciel | Sunny Day Sunday | センチメンタル・バス |
11 | センチメンタル | ゆず | GET WILD DECADE RUN | TM NETWORK |
12 | Happy Tomorrow | NiNa | Happy Tomorrow | NiNa |
13 | 10 YEARS AFTER | TM NETWORK | Place〜 | SOPHIA |
14 | Place〜 | SOPHIA | センチメンタル | ゆず |
15 | Sunny Day Sunday | センチメンタル・バス | 10 YEARS AFTER | TM NETWORK |
16 | あの紙ヒコーキ くもり空わって | 19 | あの紙ヒコーキ くもり空わって | 19 |
17 | MIND YOUR STEP! | SNAIL RAMP | Vanilla | Gackt |
18 | 世界はこの手の中に/Heat of the night | 相川七瀬 | MIND YOUR STEP! | SNAIL RAMP |
19 | 星のかけらを探しに行こう Again | 福耳 | 太陽の当たる場所 / Harlem Summer | V6 |
20 | 太陽の当たる場所 / Harlem Summer | V6 | 星のかけらを探しに行こう Again | 福耳 |
というわけで、Wハズシでした。 ハイ、惨敗です。
まず、ステージIのHys@Bから。 結局、教授には届きませんでした。 最終的なポイント差は762ポイント。 僅差とは言え、やはり追いつけなかったか…という感じです。 あと1週あれば確実に逆転したんですけどねえ(←未練がましい)。 ヒスブルのポイント自体は、私の予想よりも高かったので、 決して勢いがなかったわけではないんですが、 教授がそれ以上にしぶとかったということですね。
1位〜7位まで当たってて、課題の4位と5位だけ入れ替わってるのが、 なんとも哀しいものがあります(^^;)。
さて、ステージII。こちらはボロボロでした。 ネット予想師3人とも外したところをみると、難しかったかなあ。 hiroとラルクの両方が、これほどまで売れると予測できた人がいなかった、という…。 ラルクは、200万枚売れたアルバムからのシングルカットとは言え、 初動20000ポイントはさすがです。 でも2週目以降の落ち込みが激しいようですが。
まあ、仮にこのラルクがなかったとしても、 朋ちゃんとTMの直接対決でも朋ちゃんの方が上だったし、 もう当たる余地なしってところですね。 いやあ、予想がことごとく裏目に出てるなあ。 それにしてもTMの落ち込みの激しさは何なんでしょう。 セールス的には完全に失敗という感じです。 みんな復活を待ってたんじゃないの? でもTMファンからも「あのアレンジはないよなあ」という声を聞くし、 今回の復活って誰にも歓迎されてないような気が…。
さて、チャート全体を見てみると、さらに予測不能の動きを見せたのが、 月間10位にランクインのセンチバ・Sunny Day Sundayです。 ブレイクするだろうな、とは思ってましたが、 ここまで急激に来るとは予想してませんでした。 ポイントも4,477→9,432→10,357、と初動の倍以上ポイントを伸ばしています。 まさにチャート予想師泣かせの健闘ですね。
全体の順位で見るとそこそこ当たってるんですが(20曲中8曲)、 それは結果論であって、肝心なところが読み取れていない。 やっぱり不本意ですね。 まだまだ修行が必要ということですね。
(1999.08.28)