映画の部屋
ビデオ日記2004
- 陰陽師II (2004.12)
- 平安京随一の陰陽師・阿倍晴明の活躍を描く第2弾。
今回のゲストは中井貴一と深田恭子。
相変わらず飄々とした野村萬斎がいい感じですが、
もしかすると女装のシーンを中心にして脚本作ったのかな。
(2004.12.12)
- HUNTER×HUNTER グリード・アイランド完結編 5巻 (2004.12)
- ツェズゲラ組がゲンスルー組との追いかけっこ開始。
ゴン達は回復と修行をしつつ、ゲンスルー組をハメる作戦を練る。
いよいよ次巻では1対1×3の戦いが。
ビスケの「真の姿」の時は声優が変わるんでしょうか。
(2004.12.12)
- コール (2004.12)
- 完璧なはずの誘拐計画だったが、少しずつ綻びが…。
ケビン・ベーコン他出演の誘拐サスペンス。
誘拐された娘、母親、父親、それぞれのパートが並列に進むところが、
一味違うところ。みんな言いなりにならずに、
それぞれのパートでどうにかしようとあがくものだから、
どんどん事態が予測不能な状況に。
なんか、最後の方がちょっとグダグダだったかなあ、という感じですが。
うーん、あと一息で傑作になったような感じもするんですが。
(2004.12.05)
- HUNTER×HUNTER グリード・アイランド完結編 4巻 (2004.12)
- レイザーとのドッジボール対決、決着。
基本的に原作どおりの進行。ゴレイヌのしょぼさっぷりがより強調されていたようにも見えますが。
そしていよいよ爆弾魔組の方からコンタクトを。
(2004.12.05)
- フォーン・ブース (2004.11)
- 公衆電話を取った時から、その男の運命は決まっていた…。
電話ボックスの中でひたすら「狙撃犯」から狙われる男の80分。
コリン・ファレル主演。
解放された空間ではあるものの実態は「密室劇」ですね。
ちょっと引っ張るネタとしては弱いような気もしますが、
その分時間も短くて、緊迫感に溢れてました。
狙撃犯がキーファー・サザーランドだったんだ…。
(2004.11.28)
- インファナル・アフェア (2004.11)
- マフィアに潜入した潜入捜査官と、警察に潜入したマフィア。
2人の運命はやがて交錯して…。
アンディ・ラウ、トニー・レオン主演。
「こんな偶然あるかよ!」という気もしますけど、面白かったです。
同じ嘘ならこれくらい突き詰めた方が面白いですよね。
続編も作られたみたいですね。パートIIIも製作中とか。
脇役なんですけど、ケリー・チャンの存在感は凄いなあ、と思いました。
(2004.11.28)
- HUNTER×HUNTER グリード・アイランド完結編 3巻 (2004.11)
- ヒソカ、ツェズゲラチームを仲間にして、レイザーとドッジボール対決。
やっぱり何度聞いてもヒソカの声は違和感あるなあ。
原作では改心のネームだった吹き出しがグググッと上がるシーンも、
アニメでは当然のごとく無し(当たり前だ)。
(2004.11.27)
- ミニミニ大作戦 (2004.11)
- 原題「THE ITALIAN JOB」。リメイクらしいです。
腕利きの泥棒集団。決して人を傷つけることはせず、
盗むのもいわゆる「裏の金」だけ。見事な手際で3500万ドルの金塊を強奪!
しかしそこに裏切り者が…。
タイトルがなんだかなあ、という感じですが(リメイクなのでしょうがないのかも知れませんけど)、
なかなか軽快でテンポ良く話が進んで面白かったです。
(2004.11.14)
- HUNTER×HUNTER グリード・アイランド完結編 2巻 (2004.11)
- ゴン・キル修行編の合間に、ハンター試験があったり、
爆弾魔の大量虐殺があったり、旅団とヒソカの接触があったり。
しかしオープニングとエンディングの止め絵っぷりはスゴいな。
オープニングもほとんど動いてないけど、エンディングなんてリスキーダイスしか動いてないじゃん。
次からはヒソカ・ツェズゲラを仲間にして、レイザー攻略に向かう模様。
(2004.11.13)
- ブルース・オールマイティ (2004.11)
- 何をやってもうまくいかないテレビレポーター・ブルースが神に祈った。
1週間だけ「神」の能力を手に入れたブルースは…。
ジム・キャリー主演のファンタジック・コメディ。
最初の「不幸連続」がタメのフリとなって、
「全能の力」を手に入れた後のカタルシスにつながってますね。
でもあまりにもくだらない「願い」ばっかりで、段々と嫌な奴だなあ…と思ってくると…。
メリハリが効いててよくできた映画だと思います。
ジム・キャリーのキャラもよく活きてますし、
なんといっても神様役のモーガン・フリーマンが良すぎ。
(2004.11.12)
- HUNTER×HUNTER グリード・アイランド完結編 1巻 (2004.11)
- OVAシリーズ、G.I.の完結まで。1巻は、マサドラまでの修行&キルアのハンター試験まで。
オープニング・エンディングの止め絵っぷりはもう笑うしかないって感じですね。
ついに爆弾魔が登場しますが、アベンガネがゴン達の元に来るのが、
原作では時系列入れ替えてもっと後だったんですが、時系列どおりになってたり、
爆弾魔との交渉で、最初はプーハットが単独で行ってやられるシーンがカットされていたり、
ハンター試験でゼパイルさんが出てこなかったり、と言った具合に、
かなり原作に比べて省略されています。
(2004.11.07)
- キル・ビル Vol.2 (2004.11)
- クエンティン・タランティーノ監督の(現時点での)最新作、
尺が長くなってしまったのでやむなく2つに分けた「後編」。
残る復讐のターゲットは、バド、エル、そしてビルの3人。
キャッチコピーが「Kill is love.」ってことで、
まあ散々言われていることではありますが、Vol.1とはかなり趣が異なっております。
Vol.1のチャンバラ・血ドバドバなアクションを期待していると肩透かしを食らうかも。
一番時間が長く取られているシーンが、ビルとの静かな対話のシーンだったりしますしね。
まあでも殺陣は相変わらずカッコいいですし、
「五点掌爆心拳」なんていう怪しげな技まで出てきたりして、
もうなんちゃってカンフー(with 日本刀)の世界を堪能できます。
ラストはやっぱり「恨み節」でシメ。
(2004.11.03)
- ペイ・チェック 消された記憶 (2004.10)
- ベン・アフレック主演。ディックのSF小説の映画化。
短期間で競合会社の技術を完璧にコピーするプロの「リバース・エンジニア」マイケル。
仕事を請け負っている間の記憶を消すことを条件に、
多額の報酬(ペイ・チェック)を得る彼だが、
今度の仕事は3年間という長期のプロジェクト。
そして3年間の記憶を失った彼の元には、
1億ドルの報酬を破棄した契約書と、
自分宛の20個のアイテムが入れられた封筒が。
そしてFBIの捜査の手が伸び…。
失われた記憶を取り戻す、というテーマは結構ありがちですが、
期間限定で記憶を失っており、しかもそれを取り戻すためのキーアイテムを、
過去の自分が自分に託している、という設定が面白かったです。
ベン・アフレックは相変わらず知的なんだけど、
必要以上にマッチョな役所が似合いますね。
ユマ・サーマンは、いつ日本刀持って暴れだすのか、
気が気ではありませんでした(笑)。
クライマックスでハトが飛んできたので、
「ジョン・ウー?」と思ったら、ホントにジョン・ウー監督作品だったんですね。
驚きました。
(2004.10.31)
- ジョゼと虎と魚たち (2004.10)
- 妻夫木聡、池脇千鶴主演。
足が不自由で、婆の押す乳母車の中で包丁を振り回す危ない少女。
自分を「ジョゼ」と呼ぶ少女に、いつしか惹かれていく恒夫。
全編を貫く関西弁が、なんともやわらかい雰囲気を作り上げている感じ。
自分と同じくらいの男の子を「息子」と言い張る変な女の子も、
関西弁だからなんとなく許せる、って感じかも。
恒夫の節操の無さがなんともリアルでした。
(2004.10.31)
- ラスト・サムライ (2004.10)
- トム・クルーズ主演、文明開化の波の押し寄せる19世紀末の日本に、
兵の訓練役として招かれた米軍大尉。
「天皇のため」と刀を捨てない「最後の侍」勝元に捕まり…
まあ、なんというか、プロットを最初に聞いた時に想像した話と、
ほぼ寸分違わぬ作品だったかな、という感じ。
小雪が、トム・クルーズの殺した侍の妻だった、という点はなかなか良かったと思いましたが。
敵方の鉄砲が全然当たらないのに対して、
勝元側の弓矢の精度は高すぎだろう、とか思いましたが、
まあそこは突っ込んでもしょうがないか。
渡辺謙は渋かったです。
(2004.10.30)
- オーシャン・オブ・ファイヤー (2004.10)
- アラブ純血種(サラブレッド)の中、スペイン系雑種のムスタングに載ったカウボーイが、
アラブの砂漠の横断レースに挑む。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでブレイク中のヴィゴ・モーテンセン主演。
「スティール・ボール・ラン」の元ネタ?という話もありましたが、
見てみると「砂漠を馬で横断するレース」という以外は、
それほど類似点はありませんでした。
略奪者による妨害、砂嵐、イナゴの大群、流砂、落とし穴…などなどの障害を乗り越えながら、
まあ、最後は勝つんですけどね。
混血のヒダルゴと、自分自身を重ね合わせるフランクという演出がうまいと思いました。
(2004.10.24)
- ロボコン (2004.10)
- ロボットコンテストに挑戦する高専の奮闘を描く青春コメディ。
古厩智之監督、長澤まさみ主演。
高専にこんなかわいい女の子はいねー!という全国高専男子の叫び声が聞こえてきそうです。
仕方なく第2ロボット部に入ることになったヒロイン、気弱な部長、
自分しか見えない天才設計者、何をやるにも中途半端な不良(でもやる時はやる)、
とキャラも典型的ですが、まあお約束って感じで進んでいきます。
敵側のロボットの方が個性が出てて色々と面白かった感じもしますが、
最初のコンセプトを曲げずに突き進んだのは好印象。
なんかあと一歩あれば傑作になったような気がしないでもないんですけどね。
(2004.10.23)
- 24 -TWENTY FOUR- SEASON II (2004.10)
- あの悪夢のような事件を機にCTUを辞めたジャック(キーファー・サザーランド)の元に、
パーマー大統領直々に指令が。ロサンゼルスに核が持ち込まれた可能性があるという。
果たしてジャックは、核爆発を、そして第3次世界大戦を未然に防ぐことが出来るのか?
フジの深夜で9夜連続放送されたのを録っておいて、少しずつ観ました。
ようやく、24時間観終わりました…。
相変わらず濃すぎの1日。相変わらず暴走気味に孤立無援で戦うジャック。
前回かなり怪しかった割に実は単なる仕事嫌いだったことがわかったメイソンも、
今回はかなり渋い役所で活躍してます。
そして「関わった人全てを不幸にする」「歩くトラブルメイカー」キム。
今回も、銃を手に入れて2時間後にはもう一人の罪の無い市民の命を奪うなど、
相変わらずのトラブルメイカーっぷりを見せてくれます。
無事大統領へと就任したパーマー大統領の毅然とした態度は、
誰が裏切り者なのかさっぱりわからないことドラマの中での唯一の拠り所といった感じ。
しかし24時間ともなるとやっぱりちょっと中だるみするかなあ。
前作も拉致された妻と娘を取り返すまでのテンションは最高でしたけど、
今作も核爆弾を見つけるあたりまでがクライマックスだったかも。
後半は「もまいら、そんなに戦争したいのですか?」みたいな感じで、
ちょっと不自然な節も無きにしも非ず。
12時間くらいでまとめるとかなり濃い作品になって、
この手法もかなり活きそうですけどね。
まあでもこれだけ金をかけたら、2クールくらいはやらないと元が取れないか。
しかしそれにしてもあのエンディングはないんじゃないの?
このシリーズはエンディングで後味を悪くすることに命を懸けているのですか?
まさか「SEASON III」はその翌日の話だったりはしないよね?
(2004.10.17)
- レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード (2004.10)
- 「エル・マリアッチ」「デスペラード」に続く、エル・マリアッチ・シリーズ第3弾。
アントニオ・バンデラス主演、ジョニー・デップ共演。
いやあ、久々に「おバカ映画」を見たなあ、という感じ(褒め言葉です)。
最初から笑わせようと思ってる映画は数あれど、こういう「一見真面目なことをやっているようで、
笑えるおバカ映画」ってのは結構貴重です。
全てはジョニー・デップを起用した時点で決まっていたのかも。
主役を完全に食ってます。もうマリアッチの復讐劇なんてどうでもいいし(笑)。
笑えたポイントを列挙しますと、
- 回想シーンでの移動式カウンタの店主。
- 「C.I.A.」のTシャツを着たサンズ。そんなCIA捜査官がいるか!
- 義手のギミック。使いたくってしょうがなかったんだね。
- ホントにコックを撃ち殺しに行くところ。
- 手袋の左右を間違えてはめなおすところ。そんな細かいくすぐり入れなくてもいいのに…。
アクションシーンも大げさ過ぎるくらい吹っ飛んでくれて、
それはそれで気持ちいいです。
いやあ、楽しかった。
(2004.10.02)
- 木更津キャッツアイ 日本シリーズ (2004.9)
- 一部で人気のあったテレビドラマシリーズ、奇跡の映画化。
いつまで経っても「あと半年」の状態から死にそうも無いぶっさん。
今回は韓国の美女・ユッケ(ユンソナ)と結婚してみたり、
「Fujiみ Rock Festival」を開催したり、偽札を作ったり、
と相変わらずのごった煮な内容。無人島編はちょっと余計だったような気もしないではないですが、
最後のゴミ怪獣の出現でそんなのはもうどうでも良くなりました。
まだこの先いくらでも続編を作れそうでもありますけど、
さすがにぶっさんの寿命がそろそろ続編作る上での足枷になりそうね。
(2004.09.26)
- リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い (2004.9)
- キャプテン・ネモ、透明人間、女吸血鬼、トム・ソーヤー、ジキルとハイド、
…さまざまな小説の主人公達が「超人同盟」を結成。
ヨーロッパを混乱に陥れようとするファントムの野望を打ち砕くために活躍する。
主人公のアラン・クォーターメイン(ショーン・コネリー)は「キング・ソロモンの秘宝」の主人公の冒険家だそうです。知らんかった。
その他、「海底二万哩」のキャプテン・ネモ、「ドリアン・グレイの肖像」の不死身のドリアン・グレイ、
「透明人間」のロドニー・スキナー、「吸血鬼ドラキュラ」の被害者でもあるミナ・ハーカー、
「ジキル博士とハイド氏」のジキル&ハイド、そして「トム・ソーヤーの冒険」のトム・ソーヤー。
トム・ソーヤーがアメリカの諜報部員っていう設定が笑えます。
まあ、荒唐無稽な話で、見る前に想像していた以上のものはなかったんですが、
ファントムの正体だけはちょっと面白かったです。
(2004.09.25)
- 地獄甲子園 (2004.6)
- 漫☆画太郎原作の、ハチャメチャ高校野球漫画の実写化。
原作未見なんですが…どれくらい原作に忠実なんでしょうか?
とにかく、作品としてはちょっと中途半端かなあ、という出来。
肝心の「野球で無茶苦茶やる」というシーンがほとんどなくって
(あっても省略されて、結果だけ示されている)、
普通の喧嘩シーンばっかりだったのは物足りなかったです。
別に野球じゃなくってもええやん、と。
中村泰三が出てきたのはちょっとなつかしかったけど。
(2004.06.13)
- トゥームレイダー2 (2004.6)
- アンジェリーナ・ジョリー主演、ゲームの映画化第2弾。
古代の生物兵器「パンドラの箱」をめぐる戦い。
今回は「スピード」のヤン・デボン監督なんですね。
ギリシャ海底→中国の山奥→上海→香港→アフリカ、と場所は色々で、
アクションシーンもいっぱいですが、
つぎはぎ的でまとまってない印象を受けるのも確か。
しかしララの男運のなさというか男を見る目のなさは、
前作から健在ですね。
Let's Noteといい、携帯といい、SDメモリカードといい、
Panasonicが結構目立ってたなあ。
(2004.06.12)
- 閉ざされた森 (2004.5)
- ジョン・トラボルタ主演。訓練中に連絡を絶ったレンジャー部隊。
一人の生還者と一人の負傷者、そして一人の死者。
一体彼らに何があったのか?
生存者の証言から何があったのかを聞き出す、
というミステリなのですが、証言内容が二転三転どころか、
どんどん変わって行くところが見所。
いやあ、ホントに何を信じていいんだか、って感じです。
軍曹役のサミュエル・L・ジャクソンがいい味出しまくりです。
ヴィルマー役の院長、パッと見130Rの板尾創路に似ているなあ、と思ったんですが、
ハリー・コニックJr.だったんですね。こんな顔だったっけ?
なんかあまり内容に触れていないような気もしますが、
あんまり触れるとネタバレになりそうなので。
何も予備知識なしで見た方がいいと思います。
面白かったです。
(2004.05.23)
- アイデンティティー (2004.4)
- 豪雨のために場末のモーテルに閉じ込められた11人。
女優と運転手、再婚した3人家族、売春婦、9時間前に結婚した夫婦、
警官と囚人、そしてモーテルの支配人。
一人、また一人と殺されていく。死体の傍には「10」からカウントダウンしていく部屋の鍵が。
一体犯人は誰?そしてその目的は?
正統派ミステリーかと思いきや、かなりの変化球ですね。
でも正統派ミステリーとしての楽しみ方もできるようになってます。
後から思い出してみると、あああれ伏線だったなあ、とか、
あああの時のアリバイあるなあ、とか。
あまり有名な役者さんは出てませんが(レイ・リオッタくらいしかわからんかった)、
なかなかの佳作。オススメ。
(2004.04.18)
- 24 -TWENTY FOUR- 22:00〜23:00 (2004.4)
- 第23話〜最終話。
うーん、これは何を言ってもネタバレになりそうなので、読みたい人は反転で。
裏切り者の正体には実際のところ納得の行かないことが多いと言うか…。
だって、アレが裏切り者だったらいくらでもチャンスあったはずじゃん。
一度殺されかけたのだって、ジャックの機転がなければ本当に死んでたはずだし。
最終決戦のジャックは、まさに特殊部隊の本領発揮と言うところでしょうか。
それまでは人質を取られたりしてていまいち本領発揮する機会に恵まれなかったジャックですが、
全てを失った(と思い込んだ)状態ではその強さが存分に発揮されてましたね。
あっさりし過ぎという気もしますが、時間の区切られたドラマでは致し方ないところか。
で、エンディングですが…。うーん、私はやっぱり特典映像の「もうひとつのエンディング」
の方が好きだなあ。24時間見てきて、あの結末じゃねえ…。
セカンド・シーズンも機会があれば是非観たいとは思うのですが、
特典映像のディレクターが「セカンド・シーズンは不快指数ももっと上がる」
って断言しているのがなんだかなあ。
(2004.04.04)
- 24 -TWENTY FOUR- 19:00〜21:00 (2004.4)
- 第20話〜第22話。
いよいよ佳境に入ってまいりました。
なんとかフジテレビに追いつかれないうちに見られそうだ(苦笑)。
思うんですけど、CTUの職員達は、単独行動し過ぎ。
ジャックの家を見に行った奴もそうだけど。
警官って、基本的に2人1組で行動が基本じゃないですか
(その原則はこのドラマの中でもかなり忠実に守られてます)。
それに比べるとあまりに安易に行動し過ぎだよなあ。
まあ、そうじゃないと話が進まないってのもあるんだろうけど。
政府から見放されたジャック、裏から手を回す大統領候補、
とここに来て大統領候補の存在が強力なバックアップになりつつありますが、
それにしてもこのドラマの最初の頃(2:00とか)から、
あまり事態が改善していないように見えるのは気のせい?(笑)
何はともあれ、あと2時間。決着が楽しみです。
(2004.04.03)
- 24 -TWENTY FOUR- 17:00〜18:00 (2004.4)
- 第18話〜第19話。
再び離れ離れになってしまったテリーとキム。
二人とも、自らトラブルを招く方へ招く方へと進んでいきます。
これはもう才能と言ってもいいかも知れない(笑)。
ジャックは相変わらず家族のことも知らずに次々と手掛かりを追っていきます。
しかしここに来てメイソンもかなり怪しいなあ。
「手引きした人物」なんて重大な伏線に対して、
今さらポッと出の新キャラ出されても納得行かないし、
CTU内部で名前の出てるキャラって後はニーナ、トニー、
グリーン、と後はジェイミーの後釜のプログラマーくらいだけど、
ニーナ、トニーはさすがにもうないだろうし、
グリーンは臨時っぽかったし。
大統領サイドもついに会見まで持ち込みました。
本当は早朝にやる予定だったのにね。
(2004.04.02)
- 24 -TWENTY FOUR- 16:00 (2004.3)
- 第17話。
スタッフの彼女を囮にして暗殺者に発信機を仕掛けようとするCTU。
一方、テリーは記憶を失い、キムはリックの元へ…。
暗殺者との駆け引きの緊迫感は凄かったけど、あの結末は予測できなかったなあ。
一方、テリーの方もジャックと別れていた時期にいい人がいたみたいで。
キムはかなり無謀だ。トニー、男を上げたのに信用されてないのね。
ちゃんとジャックも説明しておいてやれよ…。
(2004.03.27)
- 24 -TWENTY FOUR- 15:00 (2004.3)
- 第16話。
大統領側近の彼女はスパイではなかったようで…。
しかし彼女の死亡フラグが立ってしまったようで心配。
んでもって、隠れ家の方も殺し屋連中に狙われてしまいました。
CTUのメンバーが大したこと無いのか、
暗殺者が大したもんなのか。
(2004.03.24)
- 24 -TWENTY FOUR- 14:00 (2004.3)
- 第15話。
大統領候補とジャックとの関係が明らかに。
一方、第2の暗殺者も色々とやってます。
しかももう一人いるのか?
(2004.03.21)
- 24 -TWENTY FOUR- 13:00 (2004.3)
- 第14話。
「No.3の男」トニーが、なかなか男を上げましたね。
病院にも暗殺者の魔の手が…。
選挙スタッフの中にもスパイは紛れ込んでるようですし、
どこへ行っても休まることはありません。
そしてついに大統領候補自らがCTUへ。
(2004.03.20)
- 24 -TWENTY FOUR- 11:00〜12:00 (2004.3)
- 第12話〜第13話。
ようやく折り返し地点ですが、物語もここで一段落、と言った感じ。
この巻のサスペンスはすごいなあ。
一話で止めておこうかと思っていたけど、12話見ちゃったら、
続きを見ずにはいられませんでした。
さて、第2の暗殺者も登場しましたが、
ここからどうジャックが関わっていくのか…。
(2004.03.19)
- 24 -TWENTY FOUR- 10:00 (2004.3)
- 第11話。
暴走捜査官・ジャックの本領発揮か?
なかば勘で拉致った関係者を拷問まがいの手法で追い詰め、
ついに手掛かりへ…。どうやらパーマーだけでなく、
ジャック自身もターゲットとなっていた模様。
一方、テロリストサイドは、第二の作戦へと。
(2004.03.16)
- 24 -TWENTY FOUR- 9:00 (2004.3)
- 第10話。
警察に追われるジャックは、それでも何とかテリー達を助けに向かう。
ジェイミーが…。あらたな上司も登場し、CTUも一筋縄ではいかなそう。
大統領サイドの動きも怪しいし。テリーのあれは伏線?
(2004.03.14)
- えびボクサー (2004.3)
- 巨大えびがボクシングでチャンピオンに挑む。
いやあ、なんというか…。B級さ加減に溢れた映画でしたね。
どうみてもギャグにしか思えない設定を、
大真面目に映画にしているところが何ともおかしいというか。
B級映画好きな人にはオススメ。
(2004.03.14)
- 24 -TWENTY FOUR- 7:00〜8:00 (2004.3)
- 第8話〜第9話。
家族を人質に取られ、暗殺犯の支持に従わざるを得ないジャック。
一方、CTU内の内通者も判明し、CTU側からの反撃が始まる…。
いよいよ反撃開始か?と思いつつも、人質取られてる内は、
大したこともできそうにないですよね。
ジャックの眠そうな様子が、とても印象的でした。
そりゃ一睡もしてないもんな。こんなんであと15時間も持つのか?(笑)
(2004.03.13)
- 24 -TWENTY FOUR- 6:00 (2004.3)
- 第7話。
西海岸の朝6時ってのはもう随分と明るいんですね。
娘と妻を人質に取られ、犯人達の操り人形と化すジャック。
ストレスのたまる展開でしたが、最後に一矢報いてくれた、
って感じ。次回が楽しみです。
ところで、ジェイミーのアレは、そういうことなの??
(2004.03.09)
- 24 -TWENTY FOUR- 5:00 (2004.3)
- 第6話。
意外などんでん返しが判明。いやあ、これは読めなかった。
状況はどんどん悪化してます。果たしてどうなることやら。
大統領サイドの動きも注目ですね。
(2004.03.07)
- 24 -TWENTY FOUR- 3:00〜4:00 (2004.2)
- 第4話〜第5話。
第4話はテロサイドの動きはほとんどなかったけど、
4話から5話にかけて、ジャックの暴走っぷりがなかなか堂に入ってきました。
こりゃ、確かに扱いづらいわ。
キムはどんどん状況悪くなってますね。
しゃくれのジェイミーがなかなかいい味出してます。
しかし毎回ヒキがうまいなあ。
(2004.02.22)
- 24 -TWENTY FOUR- 2:00 (2004.2)
- 第3話。点と点だと思っていた二つのイベントが、実は線で結ばれていることがわかったりして、
段々と物語りは佳境に。
今回はキムサイドが一番スリリングでしたかね。
実はキムそのものを誘拐するのが目的だったのが判明したりして、
テロリストたちの動向と合わせて目が離せません。
テロリストサイドも一枚岩とは行かないようで。
大統領サイドも怪しげな動きがあるし。
(2004.02.15)
- あずみ (2004.2)
- 上戸彩主演、小山ゆう原作の人気漫画の映画化。
原作の方は未読なんですが、予告カットとかから見て想像するに、
善悪の区別もつかないようなテロリストとして育てられたあずみが、
小山ゆう独特の無機質な目で殺しまくる、というような話だと思っていたのですが。
なんかこの映画だと、最初っから結構感情豊かで、
ホントに自分のしていることは正しいのか悩んでたりして。
なんかちょっと違うんではないかと。
途中の旅芸人とのエピソードも中途半端だし。
命令を忠実にこなすだけのテロリストが、
命の重要性に目覚める、とかいうストーリーにした方が、
最後が引き立つと思うんだけどなあ(「T2」のパクリって言われるかも知れないけど)。
殺陣もいまいち。何でそこで引きのアングルで撮るかなあ、とか。
ウリらしい「200人斬り」も、雑魚ばっかり200人斬ってもしょうがないし。
あと、長過ぎ。なんでこれで2時間20分以上もあるの??
どう考えても2時間にできるよね。
美女丸(オダギリジョー)の狂気っぷりはなかなか良かったけど、
でも活躍の機会が少な過ぎ。
しかしエラく非効率的なテロリスト養成法だよな…。
(2004.02.01)
- 24 -TWENTY FOUR- 1:00 (2004.1)
- 第2話。CTUサイド、テロリストサイド、大統領候補サイド、
そしてジャックの娘・キムサイドとそれを探す妻テリーサイド、
と大体5箇所が並行して進んでいきます。
リアルタイム進行だと、
同時に複数の箇所でイベントが起きると伝えられないわけですが、
そこは画面を分割して同時に映したりして、うまく繋いでいます。
そして2話目にして早くも死者が。
結構血なまぐさいですね。向こうではどれくらいの時間帯にやってたんでしょうか。
引きの吸引力は抜群なところで次回へ続く。
1回40分強なので、合間を縫って見られるのがいいですね。
(2004.01.25)
- 24 -TWENTY FOUR- MIDNIGHT (2004.1)
- 現実の1時間が作中の1時間。
現実時間とリンクしてリアルタイムで進んでいく24時間を描いた、
アメリカのテレビシリーズ。
実時間とリンクして物語が進む。魅力的なアイデアではありますが、
今まで実現されていなかったのは、
やはり映画では無理があるということでしょうか。
2時間の映画で、劇中の時間も2時間しか進まない、
なんてことはまずあり得ませんしね。
漫画なんかだと、2時間の野球の試合や30分のボクシングの試合を、
1年も2年もかけて連載する、なんてこともよくありますが(笑)。
で、映画では不可能なそのアイデアを、
テレビシリーズという枠を使って実現したのがこの作品。
テレビシリーズなので、1時間と言っても実質的にはCMが入って、
正味1回40分程度ですが、毎回劇中でも1時間ずつ話が進んでいく、
という構成になってます。
レンタルビデオで借りてみようと思っていたのですが、
1週間解禁になった途端いつも借りられてて借りられなくなりました。
この調子では全12巻に何年かかるかわからないので、買ってしまいました。
前置きが長くなりましたが、第1話「MIDNIGHT」。
事件の発端が語られます。テロ対策ユニット(CTU)のチーフ・ジャック
(キーファー・サザーランド)の元に、真夜中に召集がかかる。
24時間以内に、初の黒人大統領候補の暗殺計画が持ち上がっているという。
さらにCTU内に内通者がいるとの情報がもたらされ、
かつて収賄で3人の仲間を「売り渡した」ジャックに裏切り者解明の極秘任務が与えられる。
「事態が明らかになるまで誰も信用するな」。
さらにその頃、ジャックの一人娘・キムは友人と不良大学生の元へ…。
キーファー・サザーランド、久しぶりに見たなあ。いつ以来だろう?
第1話ということで、あまり多くの情報を詰め込み過ぎても混乱するので、
比較的抑え目のスタートですが、それでもなかなか盛りだくさんな内容ですね。
飛行機でロスに到着したテロリストの正体はなかなか意表を突かれました。
完全に騙されたなあ。これから、どう転がるのか、楽しみ。
恐らくテレビで放映してた時にCMが入ってたであろうタイミングで、
リアルタイムの時計が表示されるのですが、この時計の飛び方を見ると、
向こうって平気で4分くらいCMが入ったりするのね。
回数はそれほど多くないけど、1回が長いって感じかな。
(2004.01.24)
- シカゴ (2004.1)
- 1920年台のシカゴを舞台としたミュージカル映画。
レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、
リチャード・ギア出演。アカデミー作品賞受賞。
スターを夢見るロキシー(レニー・ゼルウィガー)は、愛人を撃ち殺し刑務所に収監される。
そこには夫と妹を撃ち殺した、憧れのスター・ヴェルマ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)も収監されていた。
女性専門の敏腕弁護士ビリー(リチャード・ギア)の入れ知恵で、
スキャンダルを逆手にのし上がっていく…。
ミュージカルってことで、ちょっと普通の映画とは違う奇妙な間が、なんとも。
ダンスと音楽は素晴らしいですし、ストーリーも単純明快で面白い。
普通の映画に比べて、ミュージカルシーンの分を差し引くと、
実質1時間程度かも?まあ、軽く見る分にはよろしいのでは。
この弁護士役、ジョン・トラボルタにもオファーがあったということですが、
リチャード・ギアはまさに適役。女たらしっぽさと金に汚そうなところが、
ピッタリでした。
個人的に一番お気に入りのミュージカルシーンは、
腹話術のですね。あれは凄かった。
ところで、からくりサーカスに出てくるナイフ使いのヴィルマと、
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ演じるヴェルマがとっても似ているように思ったのですが、
元ネタだったりするのかしら。でもヴィルマの登場って、
この映画よりも前だったと思うし、単なる偶然かな。
しかし最近ルーシー・リュー良く見るなあ…。
インパクトある顔だから、チョイ役でも目立つよね。
(2004.01.12)
- チャーリーズ・エンジェル:フルスロットル (2004.1)
- チャーリーズ・エンジェルの続編。最近は単なる「2」じゃなくて、
副題がつくケースが多いですね。
先代エンジェルのデミ・ムーアが出てきたり、
ドリュー・バリモアの過去が明らかになったりと、
色々仕掛けは盛り込んでありますが、
基本はサーフィンやったり、ダートやったり、ともうやりたい放題。
お前ら、それやりたかっただけやろ、とツッコミたくなるような、
ご都合主義の展開ですが、まあこれはそういうノリで楽しむ映画なんでしょうね。
(2004.01.11)
- T.R.Y. (2004.1)
- 織田裕二主演、戦前の上海を舞台に繰り広げられる騙し・騙されの詐欺物語。
「織田裕二の映画は外れない」伝説にピリオドを打った記念碑的作品。
まあ、この後「踊る2」がそこそこ当たったので、なかったことにされてるっぽいが。
スケールが大きいはずなのに、この小じんまり感はなんだろう。
それとも、元々そんなにスケールが大きい話じゃないのを、
無理矢理宣伝で「大作」感をアピールしていたんだろうか。
とにかく、元々セコい詐欺の話がメインなんだから、
騙した、騙されたでやってればいいものを…という感じが。
赤眉の刺客が襲ってくるエピソードが完全にストーリーから浮いていたような。
そもそも最初に眉を赤く染めてなければ、あっさりと暗殺が成功していたんじゃないの?
最後のとってつけたようなアクションシーンも、完全に蛇足という感じ。
せっかくのカタルシスもなくなってしまったし、
そんなシーンをスローモーションで長尺見せられてもねえ…。
中国人の女の子が小西真奈美に見えて仕方ありませんでした。
トゥフショコラ。
(2004.01.04)
- ボウリング・フォー・コロンバイン (2004.1)
- マイケル・ムーア監督による、アメリカの銃社会の病巣に迫るドキュメンタリー映画。
色んな材料をうまく料理しているなあ、という感じ。
戦争場面、インタビュー、監視カメラの映像、アニメ、などをちりばめてあって、
なかなか飽きさせません。中でもやはり一番興味深かったのは、
銃の数も多く、人種も多彩で、失業率もアメリカよりも高いカナダで、
銃による死者が二桁もアメリカよりも少ないという事実。
カナダでは、家にいるときには玄関に鍵をかけない家がほとんどで、
アメリカとは根本的に他人に対する恐怖心が違うのではないか、
という仮説が提示されていましたが、これは面白いデータですね。
なかなか興味深い映画でした。
(2004.01.02)
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