漫画の部屋

コミックレビュー Part 12

中間管理録トネガワ 1巻/原作:萩原天晴、漫画:橋本智広・三好智樹、協力:福本伸行

カイジの前半最大の敵、利根川にスポットを当てたスピンオフ。

まず絵の再現度が高過ぎ。クオリティ高過ぎです。

そして繰り返される「カイジメソッド」とでも言ったら良いのか、 くだらないことで何度も惑い、悔やみ、逡巡する利根川さん、ホントいい人。

(2015.12.27)


おおきく振りかぶって 26巻/ひぐちアサ

千朶戦はあっさりと決着。上から目線を越えた、指導者目線の千朶キャッチャーが良いキャラでした。

しかし全国への壁は厚いなあ。今の感じだと、一軍相手だと100戦しても1勝もできないんじゃないか、 ってくらいのレベルの差を感じるんですが、千朶やARCに本当に勝てるのかなあ。 この漫画のリアルさシビアさからすると、結局全国行けない、って可能性もなくはないんじゃないかと思えてしまう。

(2015.12.23)


ジョジョリオン 11巻/荒木飛呂彦

岩人間の生態が明らかに。そして物語の鍵を握るのは「ロカカカの樹」?

ジョジョリオンの主要登場人物が第4部と相関が高いのはこれまでも明らかでしたが、 ついにスタンドまで第4部のリメイクっぽいのが現れました。「ラブラブデラックス」。

そして「ロカカカの樹」がキーアイテムのようですね。岩人間は何らかの理由でこれを手にしたい、 あるいはそれを使って裏稼業をしている? 一方東方家は、長男に掛けられた呪い(10歳になると石になる)を解くために、 「ロカカカの樹」の実が欲しい。 吉良吉影は「ロカカカの樹」を隠し持っていて、岩人間たちに狙われた?

しかし「空条仗世文」って。ジョセフミって!

(2015.12.23)


おおきく振りかぶって 23巻〜25巻/ひぐちアサ

1年半分、まとめて一気読み。

対武蔵野戦は、意外な幕切れ。モモカン父がコーチに加わり、三橋と阿部はもう一段上のストレートを目指すことに。 そして舞台は秋季大会。相変わらずのヒキの悪さで初戦はいきなり埼玉2強の強打高校の千朶。 スタメンは二軍中心の千朶打線相手に、三橋の「伸びるストレート」は通用する。 しかし引き離しても引き離しても追いついてくる千朶に、地力の差を見せつけられる西浦であった……。

さすがにコントロールと伸びるストレートだけでは全国じゃ通用しないか。 というわけで、次の段階への進化が楽しみですね。

(2015.12.20)


ジョジョリオン 10巻/荒木飛呂彦

久しぶりに感想書きます。

「ペイズリー・パーク」のスタンド能力が複雑で段々わからなくなってきました。 2択でナビゲートしてくれる能力、ということで出てきたと思ったんですが、 それと電子機器やネットワークに侵入して情報を調べる能力って、どう関係しているんでしたっけ?

そして「ドゥービー・ワゥ!」。遠隔自動操作で、呼吸に反応して竜巻を生むって、 完全に殺傷目的の能力じゃないですか。 第8部(ジョジョリオン編)って、第4部杜王町編の「裏」なので、 もっと日常系の話なのかと思ってましたが、ジョジョ全編の中でも屈指の殺伐としたシリーズですね。 下手すりゃ第5部(イタリア編)以上?

そして「ペーパー・ムーン・キング」の本領、恐るべし。 人を他人に誤認させたり、木の葉を折り紙に誤認させたりはわかりますが、 全く大きさの違うものに誤認させることもできるんですね。 「よし、戻ってきた」っていうのがいまいち理解できなかったんですが、 「誤認させる」ための発動条件があるんでしたっけ??

しかし仕方なかったとはいえ、小学生に殺人させるとは……。 少年ジャンプだったらできないハードコアな展開ですね。

(2015.08.08)


LIAR GAME 1巻〜19巻(完)/甲斐谷忍

Kindleにて最終巻まで読了。

長く続いた割には、最後が打ち切りっぽくなってしまったのが残念。

ゲームのルールはよく考えられてたと思うんですが、 破り方が段々裏技っぽくなってきてしまいましたね。 最後なんかデウス・エクス・マキナって感じでしたし。

(2015.08.08)


1/11 じゅういちぶんのいち 9巻(完)/中村尚儁

映画化までされた作品ですが、引き延ばすことなく、あっさりと完結。 ラスト以外はSQで読めたんですが……。

最初は11人のイレブンそれぞれにスポットを当てていくのか思いましたが、 安藤ソラと関わった幅広い人物にスポットを当てていくドラマでした。 地味ながら良作だったと思います。

結局絵が得意なクラスメートとかって、最終回に向けてどう絡んで来たんでしたっけ……?

(2014.07.23)


ジョジョリオン 7巻/荒木飛呂彦

東方ノリスケのスタンド披露。「ムーディーブルース」のような、 追跡・索敵系のスタンドでした。直接攻撃能力は低そうですね……。

色んなものがひたすら寄ってくる、というスタンド能力も、 引き起こされる事象が単純なだけに、防ぐのが難しそうですね。 しかし岩に擬態化できる人間って、まさかカーズの末裔……?

(2014.07.23)


ハチワンダイバー 32巻/柴田ヨクサル

ついに受師さんと菅田で決勝戦開始。

暗殺者との対決組の方は、愛の力で何とかなったようですが、 ビル破壊はどうなったんだ??

関係ないけど、十一手詰めの詰将棋が解けたのが嬉しかった。

(2014.03.23)


ジョジョリオン 6巻/荒木飛呂彦

つるぎのスタンド能力「ペーパー・ムーン・キング」に翻弄される康穂。

しかしこのペーパー・ムーン・キングの「みんな同じ顔に見える」ってのは、 歴代スタンドの中でも群を抜いて気持ち悪い能力ですね。 直接攻撃してくるとかで無い分、ジワジワ来ます。

「建築家」八木山夜露も登場。東方家の秘密を知っているようですが、 東方家の方は彼の存在を知っているんでしょうか?

(2014.03.23)


1/11 じゅういちぶんのいち 8巻/中村尚儁

映画化も決まったサッカーオムにバム漫画の第8巻。

読切「やまととなでしこ」、雑誌掲載バージョンのエンディングだと、 確かにツンデレというよりはヤンデレっぽい感じで、人気出なかったかも知れませんね。

次巻で完結らしいです。これまでの伏線が昇華される瞬間を楽しみにしたいと思います。

(2014.03.08)


ONE PIECE 73巻/尾田栄一郎

ロー vs. ドフラミンゴ。 「コラさん」というのが、13年前のけじめに関係しているんでしょうね。

サボの活躍が楽しみです。

(2014.03.08)


マコちゃんのリップクリーム 10巻/尾玉なみえ

ついに二桁巻数に到達! そろそろ本筋(7つの摩化粧具とか)の方にも何らかの進展が欲しいところですが、 まあそういうのを期待する漫画でもないか、という気もします。

いつでもアニメ化OKらしいです。↓

『マコちゃんのリップクリーム』プロモーションアニメーション先行公開!

(2014.03.08)


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