伊坂幸太郎原作の連作短編小説を漫画化。
2xxx年、「8年後に小惑星が衝突して地球は滅亡する」と宣告されてから5年。 荒廃が進む世界は少しずつ落ち着きを取り戻し、 あと3年の人生を必死に生きようとしている者たちがいた…。
「終末のフール」をはじめ、「○○の○ール」で韻を踏んだタイトルが6編。 小説版ではあと2つあるらしいです。 恐らく相当なパニックであったろう5年前の描写は僅かな回想や想像に任せるだけにして、 いよいよあと3年に迫った滅亡を前にして、ある種の諦めを秘めながらも必死に生きる人々、 という時代設定がうまいですね。
漫画オリジナルキャラクターらしい、鷲男の存在感もなかなか良かったです。 原作が文庫落ちした際には是非読みたいと思います。
(2008.12.30)
作者自らが「最終章開始」を宣言した最終決戦開始。
人間側が、ホムンクルスにやられっぱなしじゃ無くって、 できる範囲で精一杯反撃しているところがいいですね。 マスタング一派に、リンとランファン、人間の「絆」の強さを感じさせます。
(2008.12.23)
吉原炎上編、完結。こちらは、ちゃんと最後の最後でキッチリ終わってます。 表紙はもうこの巻はこの人しかないよね、っていう夜王鳳仙。
ちょうどアニメで例の座談会ネタを元にしたオリジナル話を見たところだったので、 読者質問の「大西担当の態度のデカさにキレた」があまりにタイムリーで笑いました。
(2008.12.05)
「仮面の軍勢」誕生の謎を解き明かした過去編「TURN BACK THE PENDULUM」編を完全収録…… かと思いきや、あと1話足りないッ!?ここまでやるんだったら、あと1話入れればいいのに…。
「ONE PIECE」なんかは、割と単行本の切れ目を気にしているようで、 たまに10話収録とか11話収録とかやって調整しているような感じですけど、 BLEACHはそこまで気にしていないんでしょうか。
(2008.12.05)
表紙のメイン&背表紙は“冥王”レイリー。 というわけで、ルフィが天上人を殴った後、キッド&ローと共闘、 レイリーの話を聞いて、くま型サイボーグ・パシフィスタの襲来、 さらに戦桃丸と黄猿も襲来し、最後に本物のくまにゾロが消されたところまで。 盛りだくさんの内容で、読了に時間がかかりました。
しかし田中真弓さん(ルフィの声優さん)、はっちゃけてるなあ…。
(2008.12.05)
マムシを破り、そよさんから「望むことなら何でも」してもらえることになった菅田。 一方、澄野・斬野・そよたちは、鬼将会を釣る餌として菅田を使うことにしたのだが、 餌だけ取られてしまい…。
前巻まではドラマ化効果で前倒しリリースされていたため、何か久しぶりのリリースという感じですね。
そよとのやり取りだけで丸々2話使ってしまってしまうあたりがこの漫画らしいなあ、と。 マムシが二コ神さんと出会って立ち直るっていうのは良かったです。
(2008.11.20)
グラスホッパーの決起集会、そして犬養の演説の時が迫る。 そんな中安藤は、一人マスターとの対決に挑む。
限定された能力を駆使して戦う超能力バトル。しかし安藤の持つ「腹話術」が、 あまりにも戦うには適さない能力であるため、 洞察力と機転で切り抜けていかざるを得ない。 そのギリギリの緊張感がいいですね。 最後の「おおおおお」はかなりキました。
しかし第一部完まで入れてくれると思ってたのに…。
(2008.11.19)
最終巻。赤マルに乗った特別編も収録。さらに「サムライうさぎ」の2年前に本誌に載った読み切り「よしっ!!」も収録。
おまけページは、キャラクター人気投票結果を発表。結局、本誌での発表は間に合わなかったんでしたっけ? 1位・志乃 648票、2位・伍助 628票、3位・マロ 435票、4位・穂波 431票、5位・千代吉 369票、6位・摂津 293票、7位・風間 201票、 というレギュラー陣で上位を固め、トップ2は志乃と伍助でしかも票差も僅差という、 ある意味理想的な得票状況。
巻末の「その後のうさぎ達」が良かったです。 まあ、予定調和的というか、お約束というか、そのまんまなんですが。
(2008.11.04)
相変わらずネタが下品で面白いです。特にマコト×ザイアー話が最高。 基本、ボケキャラばっかりなので、マコトのような常識あるツッコミ人は貴重な存在ですよね。
「おしゃれ7」の3人目が出てきたと思ったら、「造反組」の存在も明らかになり。 ってか「造反組」が4人いるから、もはや造反組の方が主流派なのでは…。
(2008.10.25)
3回戦を予定通りコールドで突破した西浦。4回戦も突破し、ついにベスト16。 5回戦の相手は、西浦を研究し尽くしてきた美丞。阿部の配球パターンを読まれて早くも1回から3失点。 西浦に勝機はあるのか?
1ページあたりの情報量が多いのでやたらと読むのに時間がかかります。濃い。 チア結成とか、家族同士の交流とか、浜ちゃんに感激して涙ぐむ教頭とか、 西浦ナインが関わってないところのやり取りもやたらと面白い。 西浦ナインでは、三橋と会話しているのを聞いている周りの連中の反応が面白過ぎる。 「あ、ズレた」「おお、戻った!」とか。
(2008.10.25)
原作の方をようやく読み終わったので、読んでみることに。
原作と違い、安藤も犬養も高校生になっていますが、基本線は一緒。 犬養率いる自警団の名前が「グラスホッパー」だったり、 蝉や鯨といったおなじみの殺し屋が出てきたり、とまさに伊坂作品横断的な構成に。 蝉は原作よりも随分可愛いキャラになってますが。
店で先輩に告らせるとか、喫茶店での爺さんの話とか、 原作のエピソードをうまく使っているなあ、という印象。 第1部完は次の6巻かな?
(2008.10.13)
ネットなどで色々と話題の作品。 元日本国総理大臣・小泉ジュンイチローが、他の国の首脳と、 F-15やらテポドンやらを賭けて麻雀をする、という荒唐無稽な漫画。 「※この作品はフィクションです。実在の人物とはあまり関係ありません。」の注意書きが。
麻生タローや、安倍シンゾーが何ともタイムリーというか。
手牌すべてを白に変えるという、麻雀漫画としてはあり得ない強引な展開にシビレました。
(2008.10.11)
衝撃の問題作「スイッチ・オフ」3話を含む、第5巻。 赤マルおよびウルトラスペシャルGAG祭のおまけも収録。 カバー返しのところに「週刊少年ジャンプH20年19号〜28号、31号、」って書いてあって、 「あれ?2週も休載したことあったっけ?」と思ったんですが、 ウルトラスペシャルGAG祭を先行収録した、ということですね。
その他、堕天使ダンテ初登場、ヒメコとモモカが幼児化、桃太郎・改、 スイッチ vs. 結城澪呼さん、校長の孫・吉彦、振蔵と弟、を収録。 相変わらずギャグ系とシリアス系が絶妙なブレンド。
セルフライナーノーツの、スイッチ・オフ完結編を読んだ時の担当の「想像の5倍くらい暗かった」 というのが印象的でした。過去編は是非、スイッチ・ヒメコ・ボッスンと書ききって欲しいなあ。
(2008.10.05)
前巻の感想で、今巻の途中から過去編(Turn Back The Pendulum)に突入しそう、と書いたのですが、 スマン、ありゃウソだった。っつーか、ノイトラ vs. 剣八戦、こんなに引っ張ってたっけ。 バトル内容が薄いからもっとあっさり終わったような印象だったよ。
というわけで、次巻はどうやら丸々Turn Back The Pendulumということになりそう。
(2008.10.04)
来週号から再開するHUNTER×HUNTER。その直前までの分(前回短期集連載時の10回分)を余すことなく収録。 うん、なんかもう、こういうペースでも、それはそれでアリのような気がしてきました。
ドラマとしてのメインはついにピトーと再会を果たしたゴン、というところですが、 バトルのメインは、ナックル&シュート vs. ユピーですね。 最後はメレオロン+キルアも参戦して、一撃食らわしたところで締め。
しかし王 vs 会長戦は1ミリたりとも描かれてないのな。
(2008.10.04)
炎尾燃の元でアシスタントをしていた漫画家の卵たちも、 今一人立ちの時を迎えていた。 しかしあまりに「大人の方向に全力で進んでいく」彼らの姿に危機感を覚えた炎尾は、 彼らに向かって最後のメッセージを送ることを決意する。
というわけで最終巻。 最終回1個前が壮大なフリとなっていて、まさかの結末を引き立てています。 これ、漫画の中の卵たちに対するメッセージ、 そしてこの漫画を読む読者に対するメッセージとしては成立していますが、 炎尾燃というキャラクターに対してはどうなんだろうなあ。 完全に壊れてしまっているような…。
まあ巻末の読者コーナーを読む限り、続きもありそうですし、 期待したいとは思いますが。
(2008.09.20)
今も本誌で続いている吉原炎上編スタート。 表紙は月詠。いいキャラです。レギュラー化希望。 次巻は神威(神楽兄)かな?
赤マルジャンプに載ったバカ対談、「洞爺湖サミット2008」を完全収録。
(2008.09.07)
シャボンディ諸島上陸、そして11人の「億越えルーキー」たちが集結!
表紙も11人のルーキー勢揃いで、ここら辺の展開は本当燃えますね。 最後、天竜人を殴るシーンまで入れるために、11話入って少し厚くなってます。
(2008.09.07)
流人達との戦い、中堅戦(千代吉 vs. ウズラ)、副将戦(摂津 vs. 鳳)。 さらに、2回行われることになった大将戦だったが、 1回目は伍助の完敗で…。
思えばこの風雲ななな城あたりから、完全に色物バトルになりましたね。 まあバトルメインに据えた時点で戦略的に失敗だったような気もしますが。
次巻で完結。赤マルの番外編も載るんでしょうか。
(2008.09.07)
大統領夫人に化けたルーシー・スティールには大統領が、 そしてルーシーの秘密に気付き始めたスティーブン・スティールの下には、 復讐に燃えるマジェント・マジェントが迫る。 「ルーシーの護衛」の任についたウェカピポは、スティール氏を救えるか?
というわけで、主人公達不在で、ルーシーサイドとスティール氏サイド双方で話が進んでいきます。 ウェカピポとマジェント・マジェント再登場ですが、 能力どんなだか忘れてしまっていたので過去巻読み返してみました。 マジェント・マジェントのは、絶対防御能力だが、能力発動中は動けない、と。 アストロンみたいな能力ですね。 ウェカピポの鉄球は「左半身失調」を引き起こす能力、と。 これまた地味な能力だなあ。
なるほど、ルーシーはマリア役を担うことになるのか。
描き下ろしのまさかのナベアツネタに笑った。
(2008.09.07)
これまでの読み切り4本を収録した、初の短編集。
「西部遊戯」
西部の「賞金稼ぎ養成学校」に入学した少女は、銃を使わない賞金稼ぎだった。
「月華美刃」
「かぐや姫」をモチーフとしたSF譚。
「WITCH CRAZE」
一応魔女が主人公ですが、その魔女を狩るべき立場のハンターがパートナーで、
実質的な主役っぽい役割を担っているところが面白いですね。
「PMG-0」
凶悪犯罪を取り締まる組織の秘密兵器は、武器を一切使わない少女だった…。
赤マル掲載のデビュー作「西部遊戯」以外は本誌で既読。
この短編集に載っているのは、基本的に強い、アッパー系の女主人公ばっかりなんですが、 連載の「ティスタ」は一線を画すダウナー系なのが興味深いですね。 キックの構図に並々ならぬこだわりがあるようです。
しかし本人も後書きで突っ込んでますが、銃と麻薬ばっかですね…。
(2008.09.05)
ジャンプSQで連載していた初の連載作品、完結編。
ティスタもまた、両親に愛されていない子供だった…。 両親の死に罪悪感を感じて言葉を失くしていたティスタだったが、 親友スージーのために十字眼(ゼロイン)が覚醒する…。
色んな意味で、惜しい作品だと思いました。 設定とかとてもよく考えられていたとは思うんですが、 少しずつ何かが足りなかったかなあ、というか。
でもこの雰囲気は好きなので、これにめげずにまた連載して欲しいです。 この暗さじゃ週ジャンは難しいだろうけど…。 もっと少年誌っぽいのも期待してます。
(2008.09.05)
マルコはエンヴィーについに一矢を報いる。エドと別行動を取るアルは、 ついに父親・ホーエンハイムと再会し、「はじまり」の全てを知る。 一方、回復したエドは、何故かグリードの手下になるであった。 全ては年を越して来春の「約束の日」に向けて…。
おお、なんか色んな伏線が一つに繋がりそうな感じ。 どうみても最終決戦が近い、というノリなんですが、 本当にこれが最終決戦なんでしょうか? どうもジャンプ漫画に慣れている身としては、 ここからまだ何度も引き伸ばしが入るような気がしてならないんですが(笑)。
(2008.08.22)
マムシとの、文字通り命を懸けた戦い。 将棋しかない菅田は、将棋と正面から向き合い、二こ神直伝の銀打ちでマムシに勝利する。 しかし「菅田の小指を取ってくれば鬼将会に戻れる」というマムシは、 なりふり構わない反撃に出る。絶体絶命の菅田を間一髪で救ったのは、キリノと澄野だったが…。
前半は将棋をやっていましたが、後半はステゴロ勝負になってました(笑)。 澄野さん、只者じゃないオーラは出てましたけど、タイマンでもそんじょそこらの奴には負けそうも無いですね。
ドラマでは先に明かされていた鬼将会の目的も明らかになり、 今後は襲い来る鬼将会の刺客を撃退する、という展開になるんでしょうか。
(2008.08.19)
ジャンプSQに連載されていた、遠藤達哉の初連載作品。 修道院で育てられたティスタには、狙撃手・シスターミリティアという裏の顔があった。 しかし同級生アーティと「仕事」の現場で出会ってしまったことから、 ティスタは動揺し、「父」から受け継いだ「目」も段々と狂い始める。
人物配置や舞台設定がとっても魅力的。ハリウッド映画になりそうな感じ (まあこれをハリウッド映画にすると「ニキータ」になっちゃいそうですが)。 テーマも重めで、どう決着をつけるのかなあと思って期待していたんですが…。 2巻で完結してしまうんですが、アーティとティスタが実は幼馴染だった、 というのはやはり後付けだったのかなあ。1巻読み返してみても、 それっぽい描写が見当たらない…。
遠藤達哉先生には、本誌読み切り掲載の頃から期待していたので、 来月2巻と同時に発売される短編集の方も楽しみだったり。
(2008.08.19)
青木・薪に、監察医・三好を加えた三角関係は新たな局面に。 青木→三好→薪→青木、の見事な三角関係が成立。 さらにドSだと思っていた三好先生に、それを上回る超ドS・薪の容赦の無い言葉責めが続く。 果たして3人の関係はどうなる?
……って一体何の漫画だ(笑)。一方、事件の方は相変わらず救いが無いというか、 むしろ捜査しなかった方が、いやMRI捜査なんて無かった方が、 死者が少なくすんだんじゃね?と言うような感じで、なかなかやりきれません。
それにしても、描き分けができていないというか、顔のバリエーションが乏しいというか、 葵や尚の16歳時点とか、薪さんの親族にしか見えないんですが…。
2008年2月号・4月号・6月号掲載のがもう「秘密 トップシークレット 2008」 として単行本化されるという異例の早さは、やはりアニメ化効果なんでしょうか。 しかしこれに「2008」というタイトルをつけるってことは、 下半期はもう書くつもりないってこと??
(2008.08.17)
一応霊能力と引っ掛けて解決したりしてますが、実態は変形推理物。 今回もアリバイ崩し、ストーカー退治、葉書トリックの解明、イジメの調査、 などなど相変わらずバリエーション豊富。
さらにオダキョー自身がファンである人物が現れるという情報を得たから、などという理由で、 どんなところにも出かけていく自由さもあります。 このフォーマットなら、しばらくはネタが尽きることはなさそうですね。
(2008.07.21)
大人気「LIAR GAME」のエピソード0とでも言うべき「roots of A」をはじめ、 ヤンジャン増刊漫革などに掲載された読み切りを収録。
中でも「サンソウ〜禁断の占術〜」はまだまだシリーズが続けられそうな感じですね。
(2008.07.21)
表紙は誰?と思ったけど、来島また子か。全然今巻の展開と関係ないじゃん。 よっぽどキャラが尽きてきましたね…。 本当に山崎を使わずにいけるのか?
中身は、新八の文通編と、病床のじいさんと老犬の人情話…かと思いきや、 星の存続を賭けた怒涛の種族間バトルSF展開へ突入編、の2編のみ。 さらに、年末年始の休暇を返上して描いたらしいジャンプSQ掲載の読み切り「13」を収録。
(2008.07.10)
ノイトラやザエルアポロに押されてピンチの一護たち。 そんな時、虚圏に護廷十三隊の隊長4人を含む助っ人が参上。 一気に形勢逆転へ。
この巻でゾマリ・ルルー、ザエルアポロ、が敗れ、 次の巻では早々にノイトラがやられるから、もう過去編(Turn Back The Pendulum)に突入しそうですね。 過去編は過去編でまとめて1巻で切れているとちょうど良さげでしたが、 そううまくは切れなさそう。
話間のページ描き下ろしは「死んだ!?ネルの飛んでいった意識から見た世界」。
(2008.07.10)
流人達と戦う前に、竹林の鍛冶屋・清比人の元で修行。 そして二回戦開始。
やはりこの漫画、バトル展開は正直いまいちですね。 このバトルよりも、今本誌でやっている志乃と伍助の夫婦話の方がずっと面白いですからね。 少年誌らしい展開に持って行ったら人気が落ちてしまった、 という皮肉な結果かも知れません。
(2008.07.10)
丸々1巻、生徒会とのガチンコ・ビバゲー・バトル。 例のピクシー・ガーデンのミスがどう修正されているのか、が興味の焦点でした。
で、最後、ボッスンの「Yellow Moon/Green Moon」に対して、 安形が「Red Flower」と言って「Blue Star」を出してますが、 これおかしくないですか?いくら嘘とは言え、色も形も繋がっていないの出されても。 でも「Green Flower」だと雑誌掲載時と同じくGreen繋がりで上がってしまえるしなあ。
SELF LINER NOTES見る限りでは、スタッフ達と綿密な打ち合わせをして、 最初から最後まで展開を決めてから描いたらしいのですが、 それにしてはミスが多いですね。
まあそれはそれとして、ビバゲー・バトルは、どの戦いもそれなりに見せ場があって、 まとめて読んでもなかなか面白いシリーズでした。浪漫ちゃんは期待通りでしたし。
相変わらず単行本の書き下ろしは多目でお得です。 巻末のキャラ紹介は、スケット団の3人を終えたところで終わりにしたんですね。
(2008.07.10)
ついにアニメ化決定……と言ってもAT-Xって地上波じゃないってこと?
復讐鬼と化した狂犬・尸良、逸刀流を追う吐たち一行、などもありますが、 何といっても今巻のメインは逸刀流武闘波4人による江戸城討ち入り。 自らの信念を証明するためならば命を懸けることも厭わない、 という天津影久らしい行動ですが、しかし犠牲も大きかったようで…。
しかし本当に主人公不在だなあ…。
(2008.06.24)
vs.モリア戦決着。その余韻も残らぬうちに、バーソロミュー・くま襲来。 そして、ブルック正式に仲間入り。そして最後に、現在の展開に繋がるトビウオ・ライダーズ襲撃。
とうとう50巻。これでようやく赤い土の大陸到着で半分、ということなので、 完結までには100巻まで行きそうな感じですなあ。
「ビンクスの酒」にメロディがついていたというのは、さすが尾田先生。 アニメで見るのが楽しみです。
(2008.06.08)
三橋を休ませるために、コールドを目指しての埼玉との3回戦。 着実に点を重ねて行く西浦だったが、一人蚊帳の外の四番・花井。 果たして花井に田島の代役は務まるのか?
花井総受け編(違)。心情描写も埼玉側が多く、西浦側では本当に花井メインでしたね。 そしてその花井に気づかせる役目が三橋、というのも良かったです。
桐青を倒したことですっかりマークされ研究されていく西浦。 阿部を攻略するのが鍵?
(2008.05.24)
10巻の冒頭を読んで、どうも9巻を買い逃していたことにようやく気づきました。 というわけで2冊まとめて。
サイン会、テレビ出演、締め切りから逃げて高校生とコラボ、マンガ家最強決定戦開幕、 という9巻。 マンガ家最強決定戦決着、スパイと職業交換、漫画のテロ事件を阻止せよ、という10巻。
あとがきでも書かれてますが、確かにアクション多目。っつーか、マジメに漫画描けよ! と突っ込みたくなりますが。マンガ家最強決定戦のアイデアは面白いと思いました。 「ああ、そうだろう!?」の人についてはスルーの方向で。
これはこれで面白いのですが、やはり漫画家ならではのネタを見たいよなあ、という気も。 次巻からは原点回帰するようなので期待。
(2008.05.22)
単行本未収録の読み切りを収録。これまでの短編集がサンデーコミックスからだったのに対して、 サンデーGXコミックスからなので一回り大き目。
「GSホームズ 極楽大作戦!!」の続編、「GSホームズ極楽大作戦!! 血を吸う探偵」。 いわゆるホームズの空白期のエピソードで、美神キャラとしてはピートが出てきますが、 完全に脇役…。
3話連続掲載の「パンドラ」。「空から降ってきた人間じゃない女のコ最高ッ!!」 という一言に集約される、ダメ人間讃歌。なんかこの作品で作者自身色々と吹っ切れたらしいです。
前後編の「TIME SLIPPING BEAUTY」。時間跳躍物。超能力を持ったが故の苦悩、 みたいなところは、今の絶チルにも繋がるのかな。
妖怪戦国物の「蜘蛛巣姫」。異種間恋愛ですが、カラッと明るい仕上がりに。
ヤングアッパーズ掲載の作品とかあったみたいですが、ちゃんと小学館からリリースされて良かったですね。
(2008.05.20)
7thステージ、ゲティスバーグ。リタイアしたはずのホット・パンツを追い、 館に入ったジャイロとジョニィを待っていたのは、 「過去に捨てた物」による贖罪を求める敵スタンド・シビル・ウォーだった。 追い詰められたジョニィは、新たな能力を発動させる。
とうとう大統領まで直接参戦して、そろそろ終わりが近いのでしょうか。 でもレースは一応10thステージまであるんですよね。 ホット・パンツは復活…するんですよね?
しかしジョニィがどんどん新能力に目覚めていくに従って、 どんどんジャイロの存在感が薄くなっているなあ…。
(2008.05.02)
テレビドラマ開始記念!というわけで、本来のヤンジャンコミックスの発売日より、 大幅に繰り上げられて先行発売。
「将棋学園クエスト」ラスボスの腕にはなぜか「鬼将会」の文字が。 相手は機械ではなく、ネットの向こうの人間だと確信する菅田。 クリア後のレアカードに書かれた住所を訪れると…。
ああ、なんかモードが切り替わったって感じですね。 これまでは真剣勝負と言っても、さすがに命を取られることまではなかった、 という感じですが、この先は本当に命のやり取りになりそうな雰囲気。
(2008.05.02)
メインは幽霊旅館編。他に桂の脱獄編、先代万事屋メンバー編、土方の禁煙編、を収録。
幽霊話で、スタッフ全体に祟りが。 7人中6人がレーザービームってのも凄いですが、 普通に考えると食中毒とかノロウイルスにやられたんじゃないかなあ、という気も。 まあ、このネタは齊藤編集の行動がオチに繋がっているというところに意味があるわけですが。
(2008.04.06)
うさぎ道場を辞めた摂津を含めての御前試合第1試合「おなごくどき」勝負。 そして、第2試合の前に、流人たちが連兵館に現れ…。
描き下ろしがすっかりなくなってしまったのが残念。
(2008.04.06)
センターカラーの忍者番外編・ヌスット・ダンス、ジェネシス部創設、 モモカが声優に、地味なクラスメート・内田君を人気者にプロデュース、 生徒会執行部5人衆登場、スケットダンス漫画化?、ビバゲーバトル編突入、まで。 赤マル袋とじ番外編の「メランコリック・ランデヴー」(浪漫作)も収録。
作者自らが今までの所の最高傑作、というジェネシス・ジェネレーション。 本誌収録時も大笑いした記憶があります。モモカ声優志願の、 アニメ「ふたりはナーバス」もネタが細かくて良いなあ。小学生の女の子が、 「ふたりはナーバス」の主題歌を作ってくれた、 というのもファンに愛されている感じが出ていて良いですね(この手紙がまた面白過ぎる!何この先の読めない展開)。
読者コーナーが始まりましたが、ちゃんとライナーノーツは残してくれるようで、 楽しみです。
そして、次巻、果たしてビバゲーバトル大将戦の大幅描き直しはあるんでしょうか。
(2008.04.06)
ノイトラ vs. 一護の途中でネルが覚醒。 一方、恋次と石田は、帰刃したザエルアポロの能力の前に苦戦。
ノイトラもザエルアポロも、この後ボロボロにされる展開を知っているだけに、 いきがっているのがかわいそうになってきますが。
ページ間の描き下ろしは久しぶりですが、 ペッシェとドンドチャッカ、美味しいなあ。
(2008.04.06)
背徳の掟編、最終節。約2年ぶりリリース。
ウリエルとの戦いは何とか終わった…のか? 結局、何も終わっていないような…。 途中に同人誌に対するリファレンスが入っているのはどうかと思うぞ、さすがに。
(2008.04.06)
なぜか集英社からではなく講談社から発行された、尾玉なみえ先生の新作。 これまでも何度か読み切りでは掲載されていた「マコちゃんのリップクリーム」が、 連載となったようです。媒体は「月刊少年シリウス」という雑誌らしいのですが、 知らないなあ。ターゲットがどのくらいの層なのかは気になりますが。
ザイアーへの呪いが、毎回のエピソードにちなんだもので継承されていくところが好き。 冒頭のあらすじさえもネタになる、見事な手法だと思いました。
(2008.03.26)
いつの間にか発売されていた第4巻。
満員の通勤電車の中で起きた刺殺事件。衆人環視の元行われたはずの事件だったが、 目撃者が名乗り出ない。そして、その車両に乗っていたと思われる乗客達を狙った、 連続殺人事件が…。事態は無差別バイオテロへと発展し…。
ついに青木のお相手候補となる女性・雪子さんが登場。「女・薪」とあだ名されるほどのドS。 やっぱり青木はイジられる姿が良く似合う。
薪・雪子・克洋の過去話も断片的にしか挿入されてないのですが、 いつかエピソード0みたいにしてちゃんと描かれるんでしょうか。
知りませんでしたが、4月からアニメ化されるそうですね(カイジ/ネウロの枠?)。 単行本のエピソードだけだと1クール持たないんじゃないかと思うんですが、 オリジナルエピソードで埋めるんでしょうか。
(2008.03.23)
アームストロング少将は中央へ。 キンブリーを追うエドだったが、返り討ちに遭う。 一方、アル達は、新たなアメストリス錬成陣の存在に気付く。 さらにキンブリーの策略で、ドラクマがブリッグスの砦に対して宣戦布告。
ホーエンハイムと「始まりのホムンクルス」の関係も明らかに。 なるほど、「父上」殿がホーエンハイムと似ているのも道理なわけですね。
かなり伏線が解消方向に向かってきて、物語的には佳境に入っているような気もするんですが、 あと10巻程度で完結するんでしょうか。
(2008.03.22)
斬野の師匠・澄野との3面指し対決。あまりにも強引な力将棋の前に、 成す術もなくやられる健太郎。 死闘の果て、ついにアキバの受け師さんの目的が明らかに。 無敵の真剣師集団「鬼将会」の正体とは? 「将棋学園クエスト」の行く末に健太郎が見た物とは?
相変わらずテンション高いですね。時々見せる受け師さんの天然っぽいところがいいですよね。 そして、やる気もないまま受けた「将クエ」がどうやら鬼将会への「入り口」に繋がっていたようで…。
(2008.03.21)
スリラーバーク編、クライマックス。七武海の一人、バーソロミュー・くまも現れ、 事態はさらに渾沌に。
読者コーナーで明かされる細かい伏線は面白かったですね。みんな良く見ているなあ。
次巻でいよいよブルックが仲間になるのかな。 ついに50巻ですね。これで偉大なる航路は半分だから、100巻で完結?
(2008.03.09)
前回の連載再開10週連続掲載時の10話を全て収録、今再開している展開にそのまま繋がる、という。 もうこのペースで連載していくんでしょうか。まあそれならそれで2年とか待たされるよりも、 不定期過ぎて載ってないことにがっかりするよりもいいかも知れませんが。
読み返すと色々とキルアの懸念があって、これが今週の「それはどっちの…?」の問いに繋がるのかなあ、 とも思ったけど、やっぱりわからず。
しかし連載もろくに維持できてないってのに、15時間サイコロ振っているんじゃねー!
(2008.03.05)
2巻同時発売の完結編。赤マルに載った完結編に加え、書き下ろしのボーナストラックも6巻・7巻両方にたっぷり収録。
なぜエリスお嬢が同学年のはずの乙女をお姉さまと呼ぶのか、の謎もボーナストラックを読めば解決。 連載時は気づかなかったけど、右手はマグナムで左手はファントムだったんだ(笑)。
そして最終巻の最後で人気投票結果発表。 まあ、この手の漫画の常として、ヒロインの乙女ちゃんは順位低目(9位)。 しかし作者が7位に入っていることを除けば、レギュラー陣が上位に入っているし、かなり真っ当な順位ですかね。 しかしここまで上位3名が接戦の人気投票ってのは前代未聞ですね。 この漫画は川末兄妹とヒロムの人気で成り立っていたんだなあ。
終わってしまったのは残念ですが、これはこれで良い作品のような気がしてきた。 お疲れ様でした。
(2008.03.05)
甲斐谷忍先生の新連載?ビージャンコミック、ということで、「ONE OUTS」の後釜なのかな?
テレビで人気のカリスマ霊能力者・小田霧響子。その霊能力で、未解決の事件を解決する彼女だったが、 彼女の大ファンであった青年・谷口一郎は、彼女のとんでもない秘密に触れてしまう…。
第1話を読んだところでは、変形の推理物なのかな、と思いましたが、 そう一括りにはできないほどバリエーションに飛んでますね。 トリック、詐欺、ギャンブル、などなど、様々な分野に渡っての「騙し」と「嘘」を見破る or 仕掛けるところに焦点が置かれているようですね。 言ってみれば、渡久地トーアが野球という枠を飛び出したような感じでしょうか。 今後も期待したいと思います(巻末の掲載号見る限り、不定期連載なので、ペースは遅そうですが)。
しかし個人的に一番ツボだったのは、1番人気タイヘイテンゴクと2番人気ポリスギャングでガチだったはずの競馬のレースが、 1着トクチトーア、2着ライアーゲームで終わった時の実況の、 「ポリスギャングはズルズル下がって最下位―――」の余りにも自虐的なところだったり。
(2008.02.27)
引き篭もりのヤクザの息子の秘密、長谷川さん回転寿司屋に勤める、 真選組屯所の便所改革、ドライバーにされたアナログスティックの敵を討て、 桂の脱獄大作戦(序章)、を収録。
こうしてみるとギャグ編多いですね。ドライバーに改造されてモンハンへ、 って作者の趣味丸出しですが、よく思いつくよなあ。
年末年始の忙しい時で、SQの読み切りも急に依頼されたみたいで、 コメントが全体的に荒れ気味でした。
(2008.02.08)
ほぼ全編グリムジョー vs. 一護。
番外編の日番谷エピソードも収録されてますが、 描き下ろしページ無し。 忙しすぎるんですかねー。
最後の最後にノイトラが出てきましたが、今の本誌の展開知っていると、 こんなにカッコつけて出てきたのにお気の毒に…と思ってしまう。
(2008.02.08)
借金を踏み倒そうとする浪人・田丸によるダルマ騒動、 志乃と月見をするために準備をするごっちんの前に講武館の刺客が、 そしてうさぎ道場に新たな入門者が…。
読者からのはがきとかが増えてしまったために、 描き下ろしのページがほとんどなくなってしまったのは残念。 単行本を買う楽しみが減ってしまったなあ…。
(2008.02.08)
シリアス物の感動作「夏の桜」、生徒会との対決「ヤバ雪姫」、 八木ちゃんの見てしまったDVDの中身とは「見てはいけない」、 他、ボッスンが小さくなってしまう話や、ペロリンキャンディの当たりクジを探す話を収録。
中ではやはりオールスターキャストの「ヤバ雪姫」が爆笑。 ロマンちゃん、振蔵、結城さん、それぞれに見せ場があってツッコミも的確。
キャラクター創作秘話も無事3巻までは続きそうで一安心ですね。
部室トークコーナー(読者投稿募集)が始まってしまうので、 その分SELF LINER NOTESが減ってしまうのはちょっと残念かも。
ところで、近所の本屋では1巻と違って平積みで大量に入荷してたんですが、 実家の近くの本屋では1巻はあるのに「2巻の入荷の予定はありません」って言われたという…。 書店ごとのこの温度差は何なんでしょうね? 1巻に増刷がかかったとか、そういう情報って別にフィードバックされないんでしょうか。
(2008.01.07)