漫画の部屋
ジャンプの部屋・ジャンプNEXT! 2013 WINTER感想
表紙&ポスターは黒子のバスケ。TVアニメ第2期も決定したようで、絶好調ですね。
Section 459/岩本直輝
- 「magico」の岩本直輝先生の読み切り、巻頭カラー50P。
- 鬼に憧れる激弱の極道ムゲンが、鬼の仕事にスカウトされる。
- 「鬼」の存在も仕事の内容も読者には良くわからない上に、
ムゲン自身も鬼がなんだかよくわからないまま憧れていた、というので、
いまいち感情移入できませんでした。
XVED(クロスベッド)/堀江隆
- 魔女の呪いを受けた異端審問官マシューは、自らに呪いを掛けた魔女を探して魔を斬る。47P。
- 絵は迫力ありますが、話はちょっと独りよがりなところがありますかね。
ただ、最後の呪いを掛けた魔女とのくだりはくだらなくて良かったですが。
君色グラファー/青戸成
- 女の子のショットを盗撮しまくる真也だったが、幼馴染の真央の変化に戸惑い……。47P。
- 幼馴染とのラブコメ。しかし序盤でやってる真也の盗撮が、
本当に犯罪っぽいので、いまいち応援する気になれず。
直感探偵/渡部慧
- 動機もトリックもわからないが、いきなり「犯人」が見える直感探偵コイル登場。47P。
- 設定は面白いと思います。しかしある意味先に犯人がわかってしまう倒叙物であるため、
どうやって犯人に犯行を認めさせるかの過程が重要になるわけですが、
そこがいまいちひねりが足りなかったかなあ、という印象。
もう1作、同じ設定で読んでみたいですね。
- 渡部慧先生は、「クロガネ」の池沢春人先生のアシスタントをやっているようですね。
大熱戦NEXT!WINTER大運動会!!袋とじ
- 今回の袋とじは、スポーツ漫画特集ということで、4作品のみ。
- 「黒子のバスケ」番外編/藤巻忠俊
- 1ページのみ。ファンブックに載ってた黄瀬ネタを黒子がイジる、という内容。
- ハイキュー!!番外編 3組の影山君/古舘春一
- こちらも1ページのみで、授業中の影山の風景。
影山も日向も、勉強は出来なさそうですよね(影山はそれでバレーが強い高校へ行けなかったんでしたっけ?)。
先輩陣だとキャプテン、スガさん、旭さんはそれなりに出来そう。
ノヤっさんも意外と出来そうかも。
- 「クロガネ」番外編/池沢春人
- さゆりはスポーツ万能だった!?しかしサッカーと野球という、
2大メジャースポーツ漫画が今のジャンプには無いという、
事実を改めて思い知りました。
- クロス・マネジ 番外編/KAITO
- 4コマ×3。あの唇オバケみたいな人、田中先輩っていうのか……。
希望の煙突 -端島-/秋本治
- センターカラー47P。
- 石炭で栄えた端島出身の灯(りん)は、歌手を夢見て東京に出てきていた……。
- 舞台が東京下町ではないだけで、こち亀のxxx回記念の人情話でもおかしくない話ですね。
UMA友間会/弗田恵介
- 幼い頃にUMAであるスカイフィッシュと友人になった鴎は、
高校に入ってUMA友間会を結成したのだが、その唯一のメンバーがスカイフィッシュその人であった。47P。
- スカイフィッシュ(のハーフ)である結磨君のツンデレっぷりが良かったです。
革命のシェヘラザード/原作:田岡宗晃・漫画:杉江翼
- 幻の演目「革命のシェヘラザード」に挑む黒岳シシの前に現れたのは、
かつてその演目に挑戦した白峰ホタルの幽霊だった……。49P。
- 技術的裏付けが一切無いで勢いだけで見せているので、
なぜシシにはあの演目が出来たのか、の説得力にちょっと欠けますかね。
くものいと/望月
- かつて女郎蜘蛛を鎮めた陰陽師の家系。大正の世になり、
政治家たちが糸に絡まれ殺される事件が相次いだのだが……。45P。
- シンプルでコミカルな絵柄と、書き込まれたホラーな絵柄のギャップがいいですね。
話も捻りが効いてて(効き過ぎてる?)、良かったと思います。
縁結びの神!?マッケイ/青沼裕貴
- 女の子と仲良くなりたい蒼一は、攻撃的な賽銭を繰り返した挙句、
縁結びの神マッケイと出逢ったのだが……。19P。
- 「縁結びの矢」というと大抵意中の相手と結ばせるための道具ですが、
神や伝説の獣に変身させるアイテム、というところがちょっと意表を突いてましたね。
サードペイン/長谷川仁紀
- 転校生・笹戸奏真は、叩かれることに無上の喜びを覚える真性の変態であった。47P。
- 笹戸のキャラ勝ちですね。事件の真相と解決はちょっとチープでしたが。
太一が行く!/小島歩
- 思ってることが全て顔に出てしまう太一が、転校生に一目惚れ。15P。
- シンプルな一発ネタで、ギャグ漫画としては良くまとまっててよかったんではないでしょうか。
ぬらりひょんの孫 葵螺旋城 最終決戦編 最終幕/椎橋寛
- 巻末カラー63Pにて、完結。
- 最後はやっぱりこれしかないだろうなあ、という、
「羽衣狐を鬼纏って」鵺を撃破。
- 個々の戦いは十分に描写できなかったところもあるんでしょうが、
一応何とか形にまとめられた感じでしょうか。
お疲れ様でした。
ぬら孫も何とか完結しましたね。
(2013.01.02)
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