漫画の部屋
ジャンプの部屋・2011年35・36合併号感想
お盆の合併号です。「HUNTER×HUNTER」が連載再開。
ONE PIECE
- 巻頭カラー。
- 麦わら達を魚人島のヒーローにする、というのはジンベエの作戦だったのですね。
ルフィの「肉」を巡るヒーローと海賊の定義が面白かったです。
- 霸王色の覇気で10万の敵を一瞬に半減。いや、でももっと減ってもおかしくない気が。
麦わらの一味もこの2年間で「覇気」のことは学んできたようですね。
- サニー号のソルジャードッグ新兵器登場。ロボ的な何かでしょうか?
トリコ
- 意識して行っていることを、反復と学習によって「直観」により行うようにする。
脳科学でも実証されているらしい理論をさりげなく盛り込んできますね。
- トリコの方は両手で同時に放つ釘パンチを披露するようです。
- 巨大な岩が動いていますが、巨大亀かなんかでしょうか?
バクマン。
- 黒幕はやっぱり七峰くんでしたー。捻りなかったなー。
- 七峰くん、どっかの会社社長の御曹司だったようですね。
今度は前回の反省を活かし、豊富な資金力を元にして、
ネットではなくリアルにネーム班・モニター班を集めた上で、
ちゃんと守秘義務を契約によって縛っています。
- しかしアイデアを出すことだけではなく、ついに自分で判断することも辞めてしまったようですね、七峰くん。
こうなると原作者ですらなく、ただ単にプロデューサーですね。
- 実際のところ、今のところは七峰くんの持ち出しでしょうけど、
これでちゃんと原稿料や印税で回るようになれば、
ヒットメーカーのシステムとして成立しそうな感じですね。
ちゃんと作画の個性に合わせたネームを選んでいるあたりがポイント高いかも。
ジャンプにとっても、別にこのシステムがマイナスになることは無さそうですし。
- これで七峰くんプロデュース作品がジャンプを牛耳ったとして、
しかしそれで亜城木夢叶に勝った、というのとは、何か違うような。
漫画家としてより、ヒット漫画を産みだすシステムの確立者として勝った、
ということなので、一段メタレベルな次元に行ってしまってますよね?
敢えてライバルに成り得るのは、ジャンプ編集部編集長でしょうか。
NARUTO
- イタチがかつてナルトに仕掛けておいた瞳術があの飲み込ませておいたカラス。
そんな伏線覚えていないですよ…。
- 対サスケ戦で、サスケが万華鏡写輪眼を発動した時用に仕掛けておいた、
ってどこまで用心深いんだ…。
- イタチは穢土転生の支配から解き放たれたものの、
輪廻眼の使い手・長門がチャクラを吸収して段々と若返って行きます。
銀魂
- マダム夜神編、完結編。
- うーん、完結編だというのに、絵が荒れてますねー、残念。
合併号前の追い込みで時間が無かったんでしょうか。
- 意外とベジータに食いついてノってくるマダムが面白かったです。
しかし本当にドラゴンボールネタ好きですね。
HUNTER×HUNTER
- 連載再開、センターカラー。
- 円の弱点、何かで覆ってしまえば存在を認識できない。
- 王は間もなく死ぬ、と断言するパーム。
ネテロの自爆作戦を知っていた、というよりは、貧者の薔薇の爆発を、
プフを通じて「視た」からこその確信でしょうか。
- しかし被爆者からも感染する毒って厄介ですね。
下手に戦ったら、ハンター側にも被害が出そう…。
既に「接触」している、ナックル、メレオロン、キルアらは大丈夫なんでしょうか。
- アニメの方は、前回はCX系でしたが、今回はNTV系で一話からやり直し、
スタッフもキャストも一新、ということのようですね。
日曜朝ということなので、あまり残虐な表現はやっぱり修正されてしまうのかな、
という懸念はありますが…。
ST&RS
- 深海は、ライバルキャラとして、単に対抗心を持っているだけでなく、
相手を認める心も持っているところがいいですね。
- 白舟と深海がタッグを組んで、緊急事態に対応することに。
バーチャル試験だから混乱してましたが、月で起こっていること自体は、
本当に起こっていることなんですよね?このアクシデント自体が仕込み、
ということは無いか…。
鏡の国の針栖川
- 鏡のルールがノートにまとめられていました。
里美と針栖川が入れ替わった場合、1時間で強制的に戻される、と。
あくまで本当の「主」は、最初に吸い込まれた針栖川、ということなんでしょうね。
- 鏡から脱出する鍵が判明。相思相愛の相手を見つけ出すこと。
何かお互いの気持ちを確かめればそれでOK、という感じもしますが…。
叢鋼-ムラハガネ-
- 第7回ジャンプ金未来杯、エントリーNo.4。やしろ学先生の読み切り、センターカラー47P。
- 部分的に機械化された「械人」が跋扈する近未来を舞台としたポリスアクション。
- 犬以上の嗅覚を持つ捜査のスペシャリストと、格闘のスペシャリストのコンビ、
という設定はなかなか面白かったですが、アクション自体は巨大な刀剣と、
巨大な大砲による一撃、ということで、特にひねりは無かったかなあ、という印象。
- 燻木課長の素顔が最後まで拝めなかったのは残念。
家庭教師ヒットマンREBORN!
- フラン争奪戦だったはずが、フラン本来の性格の悪さと、
未来の記憶を失っていることが判明し、ヴァリアーと骸の間で押し付け合いに。
- 本題の「透明のおしゃぶり」を持つアルコバレーノの存在が明らかに。
みんな心当たりがあるようですが、既に登場している人物でしょうか?
SKET DANCE
- ミモリンの実家、丹生財閥へお宅訪問。
- 巨大玄関、地下に街、とスケールが大きすぎて、逆に変、という感じが良く出ていたと思います。
- 何でスイッチはついて行かなかったのかと思いましたが、
このオチを成立させるためか…。
めだかボックス
- コンバット・サンボ vs. 柔道。
- 鰐塚は、どうやらかつて「破壊臣」だった頃の阿久根さんに助けてもらったことがあるようですね。
- 柔道の反則技により勝利することで、スポーツとしての勝者と、
格闘技としての勝者の2人とも通過できるようにするとは。
阿久根さんが完璧超人に見えてきました。
- 過負荷と反則と完璧さとを全て学んできた、というのが大きいんでしょうね。
- そういや、善吉ってどうしたんでしょうね?まだ最初の暗号に取り組んでいる?
いぬまるだしっ
- 4コマ特集。
- ラストの1ページに実感がこもっていました。
べるぜバブ
- 心月流抜刀術・弐式「百華乱れ桜 魔装 絢爛花吹雪」炸裂。
爺さんが使っていたのが八式「神薙」だったので、
まだまだ伸びしろがありそうですね、心月流抜刀術。
黒子のバスケ
- 誠凛、最後の切り札は、ミスディレクションが切れた状態の黒子にだけ発揮できる、
ミスディレクション・オーバーフローでした。
- 一体どんなトンデモ理屈をつけてくるのか、楽しみです。
enigma【エニグマ】
- 第2幕開始。
- いきなりしげるが影に吸い込まれてしまいました。
予知の能力は強力過ぎるので、これはいたしかたないか。
BLEACH
- 先週の感想で疑問だった「なぜ石田だけ月島に斬らせなかったのか」については、
「その方が面白いから」というのが答でした…。うーん、そう言われてしまうと、
なんともツッコミようが無い…。
- まあしかし一護が石田よりも銀城の方を信用していたのは笑いましたけどね。
- 月島の能力は、何度でも自在に記憶を改竄できるわけではなく、
2度斬ると挟み込んでいた栞が抜かれて元に戻るんですね。
- 浦原さんと一心が連れてきていた死神はルキアでした。
死神の力復活。死覇装がところどころ破れているのは、まだ霊力が完璧に戻ってはいないからでしょうか。
- あのダサかった完現術コスも、もう見られないのかと思うとちょっと淋しいものがありますね。
あ、銀城さんが見せてくれるのかな。
- 次号、10周年記念突破記念、表紙&巻頭カラーらしいですが、
ここで人気回復しないと打ち切りもあるんでしょうか…。
magico
- エマの魂の力で、記憶を呼び戻して、勝てそうな感じに。
- 掲載順が下位で安定してきてしまいましたね。ラブラブ度合いが足りないのでしょうか。
ぬらりひょんの孫
- 百鬼を背負って、鬼纏で真の力を発揮するリクオにとって、
個別撃破の戦いを強いられる状況は確かに不利ですね。
- ラスト、毛倡妓に化けている敵でしょうか。「面の皮」の珠三郎あたりかな?
奇怪噺 花咲一休
- すっかり巻末が定着してしまいましたが、挽回の余地は残されているのでしょうか。
- 頓智が命の作品ですが、連載になってしまうと、どうしても頓智濃度が低くなってしまうのは致し方ないところでしょうか。
- 現在の展開も、ファンタジー色が強くなって、頓智の出番が少なそうな展開なのが気がかりです…。
「HUNTER×HUNTER」は、巻末コメントからすると、
今回は最低でも20週くらいは続けて欲しいものですが。
次の改変期は、金未来杯終了後でしょうか。
(2011.08.08)
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