漫画の部屋
ジャンプの部屋・2010年16号感想
久しぶりの土曜発売のジャンプ。連載陣休載無し+読み切り付きで、250円の特別定価でした。
ONE PIECE
- 表紙&巻頭カラー。
- 「グラグラ」の能力を得て図に乗る黒ひげの前に、本気モード全開のセンゴクが立ちはだかる。
センゴクの能力も巨大化するだけではない何かがあるんでしょうか。
- 赤犬に貫かれるジンベエとルフィ。しかしそのピンチを救ったのは、
何とクロコダイルと(結果として)バギー。
かつての敵がこうやって見せ場を作るのは痺れますね。
マグマと砂じゃ勝負にならなそうですが。
- そして白ひげ海賊団隊長達が赤犬と対峙。
隊長達の名前がわかるのは嬉しいけど、バタバタと死んでいきそうだなあ…。
- ルフィ達を救いに現れた潜水艦はトラファルガー・ロー。
さすがルーキーでの人気No.1、美味しいところをさらっていきます。
ルフィに恩義のあるキャプテン・ジャンバールもいるし。
同じルーキーでもキッドじゃここまで手は貸さないだろうしね。
NARUTO
- なんか知らんが先週のやりとりで納得したらしいサスケ。
- そしてサクラの決意の毒クナイはナルトの息の根を止め…損ねる結果に。
ここまであからさまに役に立たないどこか害を成すってのも凄いですね。
代わりの医療忍者(香燐)も手に入ったし、チーム編成考え直した方がいいかも。
- キラービー&雷影コンビに首を斬られて死んだと思われた鬼鮫ですが、
実は途中で白ゼツの成り代わりの術で入れ替わっており、
鮫肌に寄生?する形で雲隠れの里に潜入。
- そしてカブトも動き出す。ってまだ生きてたんでしたっけ、この人。
もはや大蛇丸成分の方が高いのかな?
トリコ
- 善も悪もなく、単に食うか食われるかという本能の戦いの次元となるトリコ。
- 一方、リングを外しマッチョになった全力モードのトミー。
- 究極の戦いの中で、足によるフォーク・ナイフ、「レッグナイフ」「レッグフォーク」を編み出したトリコ。
そういや釘パンチをはじめ、今までほとんど手でしか戦ってきませんでしたね。
- もう戦闘不能なトリコを救ったのは、食の再生屋・鉄平。
これだけトリコにダメージを受けた後のトミーになら、
仮に鉄平が勝ったといても即鉄平>トリコ、みたいなパワーインフレは起こらないでしょうから、
うまい展開かもしれません。
ぬらりひょんの孫
- やや子を産む準備を始める羽衣狐を前に一つにまとまる京の百鬼夜行。
- 一方、リクオがいなくなったことで百鬼として機能しなくなった奴良組。
ここはうまい対比になってますね。遠野もリクオいなければ別行動か…。
- そんななか、常州の弦殺師の異名をとった首無が、
「守る」側から「狩る」側の本性を取り戻す…。
「妖を殺して回ること」って、人ではなく妖怪を襲う妖怪だったんでしょうか。
バクマン。
- 「今のタントじゃダメ」という思いは共通ながらも、
テコ入れで何とか凌ぎたいシュージンと、やめて別の作品で勝負したいというサイコーでは、
だいぶスタンスが違いますね。
- 体を壊しても連載を続けさせて欲しいと嘆願したサイコー達、
今度はまさかの連載をやめさせてくれと編集部に直談判。
- 港浦さん、副編はとんでもないという感じでしたが、
編集長は「ジャンプをやめる覚悟があるならやめればよい」という言葉。
本当にジャンプを出てしまうのか?
- これで話の展開に合わせて「バクマン。」自体が本当にジャンプからサンデーに移ったりしたら凄いですけどね。
- センターカラーでアニメ化情報。アニメ化することを「アニメライズ」って言うんですかね?
「Animalize」のことかしら。
BLEACH
- センターカラー。
- 「一刀火葬」は焼け焦げた自らの身を触媒にしてのみ発動するという禁術でした。
そんな切羽詰った条件のついた破道もあるのか。
自らが焼け焦げているというのに、長い詠唱しないと本来の威力は発揮できなかったりするわけでしょうか?
- 山爺の決死の一撃はさすがの何でも掌の上の藍染様でも予想外だったらしく、
そこに一護の虚化+卍解+月牙天衝が決まりました。
しかし崩玉を埋め込んだ藍染様には通用せず…。
- そこから先は「すべて掌の上」のいつもの藍染様に戻ってしまいました。
- 藍染様の狙いは、ウルキオラ戦で一護が辿り着いた「虚化のその先」のようです。
銀魂
- お登勢さん、重体ではありますが、死んではいませんでした。
芝居とかじゃなくて、本当に次郎長が手にかけていたのか…。
- お登勢の旦那・辰五郎、よりにもよって次郎長をかばって死んだんですね。
それじゃ次郎長は勝てないなあ…。
- スナックお登勢もなくなり、よろず屋も解散。
もしかして銀さん、新八達に危害が及ばないように、かぶき町を出させるため、
わざと次郎長に負けて諦める芝居を打った?
- 一人で四天王(の残り3人)を相手にするつもりの銀さん。
この展開だと、桂や真選組が共闘するってのも考えにくいし、
本当に一人でやるんですかね。
まあ、お登勢さんに世話になった人々が集まってきて瀕死の銀さんにパワーを送る、
って展開はありそうですが。
黒子のバスケ
- 火神の空中戦の弱点。それは、より高く飛ぶために右足で跳んだ時に、
左手のボール捌きが下手すぎることでした。
- まあこうやって成長しろを明示するってのはわかりやすくていいですよね。
- 一方、黒子は何かヒントを掴んだ様子。見えないドリブル?
キーワードは「警戒させて」「誘導させる」ことでしょうか。
「ミスディレクション」そのものを囮に使う、とか?
- そして合宿終了後、そのまま黄瀬vs.青峰のインターハイ準々決勝へ。
まあ黄瀬が成長を見せつつも結局コテンパンにやられるんだろうけど。
デビル☆クラッチ
- 2号連続新人読み切り第1弾、青戸成先生の読み切り。センターカラー、45P。
- クラスメートの篠本さんに憧れる出伐亜門は、体から煙から出る以外普通の中学生だった。
しかし実は彼は、人間の欲を守るために天使と戦う、悪魔の生まれ変わりだったのだ。
- 主人公が悪魔サイドで、天使が悪として描かれているのが面白いですね。
確かに秩序も行き過ぎるとね。
詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。
- 次のエピソードは、古典的な怪談「桜の樹の下には死体が埋まっている」アゲイン。
- 田中先生が聞き手かと思わせておいて、真のターゲットは早乙女良太ですかね?
- 巻末に13号で不適切な表現があった、とのお詫びが。一体何のことでしょうね。
いぬまるだしっ
- 親子カフェでバイトするたまこ先生。
- 冒頭の園長先生の妄想親子カフェ、意外と行けるんじゃないか?
という気がしてきました。パパさん世代を狙い撃ち。
- いぬまる君に「実は嬉しいんじゃないの?」と言われて「ちくしょー」と言いながら赤くなるたまこ先生。
もはや園児プレイとでもいうべき領域に。
LOCK ON!
- 大和君編、完結。
- 結局雪さんの写真1枚であっさりと陥落。
- 既に雪もこの漫画に欠かせないキャラになってますね。
ニコは活動系ヒロイン、雪さんはお姫様系ヒロイン、という分担でいいんでしょうか。
家庭教師ヒットマンREBORN!
- 未来編完結。
- もはや伏線が綺麗に回収されたのかどうかさえ憶えていないのですが…。
- 過去の白蘭さんにも、8兆もの世界で色々やったけど結局全部ダメだったという記憶、
さらに既にマーレリングは封印されていてどうにもならないこと、は余すことなく伝わったのでしょうか。
それは酷すぎる。速攻自殺してもおかしくないレベル。
- 10年後ツナの格好はまだ引っ張るわけね。
保健室の死神
- 麓介の7つの感情は「歓喜」「憤怒」「慈愛」「渇望」「勤勉」「憂い」「節制」でした。
「渇望」「勤勉」の小ささが笑えます。どんだけやる気ないんだ、全く。
- 「歓喜」が小さい頃の藤くんを具現化した姿なのに対して、
「節制」はまるでお兄さんのような格好しています。
藤家の正式継統者となるために、色々なものを諦めさせられたということでしょうか。
婚約者まで決められていたのかな?
べるぜバブ
- アレックスになぜかなぞなぞで挑む男鹿。
- 「離れんな」を「そばにいてくれ」に変換する葵脳は素敵だ。
- 相手の頭のいいことを証明しようとしていたのか…。
あくまでベル坊のお守りをおしつけることが目的なわけね。
- 城山をやられた神崎が勝負を挑む。東邦神姫もまだまだ使い回すんですね。
- で、結局最初のなぞなぞの答えがわからんのですが。
「サイボーグじいちゃんG」ではばーちゃんの方が強かったかな。
HUNTER×HUNTER
- メルエム復活。ユピーとプフはマスコットサイズに。
プフはまだ1/7の分身を残してますが、ユピーは翼の能力も王に吸収されたし、
このままなんでしょうかね。
- 爆発の衝撃で記憶をなくしていた王。
「一対一で戦っていた」のコマでモザイクがかかっているのは、
ネテロとの戦いではなく、軍儀のような。王に取ってはそちらの戦いの方が印象深いってことでしょうかね。
- そして王の記憶がないことをチャンスと見たプフが、
分身を使ってコムギを抹殺にかかる。
ここら辺の、各キャラがその時点での自分のベストと思った行動を迷わず取るあたりはさすがですね。
- しかし人間側には力強い味方パームが戻っていた。
というわけで、全ての行動を見ていたのでハコワレを食らわせることに成功。
ユピー戦と違って1/7分ですから、5分もあれば飛ばせるかも知れません。
しかし王も駆けつけてくるわけで、なかなか微妙な時間設定ですね。
SKET DANCE
- 椿くんは、真面目に育てられたがために、センスが残念な子になってしまったのでした。
- というわけで、椿のダサTコレクション。あのデイジーですら突っ込むのを躊躇う程のダサさに、
はっきりと突っ込む安形はやはりさすがです。
- 椿のやりきったドヤ顔と、その手があったかの驚き顔の繰り返しが面白かったです。
- 芸術的センスは全部ボッスンが持っていってしまったんですかね…。
めだかボックス
- 姉であろうと敵には容赦しないめだか。
そして相変わらず相手を全部信じるお人好し加減もそのままです。
- 「兄貴から『異常』を引いたら『変態』しか残りませんが」
妹にここまで言われる真黒さんって…
- 「異常」性を無くされ、さらに「記憶」まで奪われためだか。
PSYREN
- 第二星将直属戦闘部隊「スカージ」のデルボロ登場。
現代編で弥勒の仲間になってた2人ではないですよね(彼らなら星将になってるのかな?)。
- 過去は改変されたようですが、未来では前回アゲハ達が来たという事実は継続されているようですね。
- 島原の連中から「根」の位置を聞き出していたのですね。
弥勒のアジトにアゲハ達がたどり着くのが早いか、
W.I.S.E.が「根」を見つけるのが早いか。
賢い犬リリエンタール
- 魔女カタリーナを訪ねる冒険。そうか、テレビの中に入るから、
みんなで観られるんですね。なんとほのぼのした光景か…。
- 魔女カタリーナは、ライトニングみつひこにゾッコンのツンデレさんでした。
鈍い堅物と素直じゃないツンデレの組み合わせか。
テレビ通してだと全部筒抜けってのが恥ずかしいですね。
- しみじみするけど、掲載順最下位で、この展開でいいのか、とも思う。
でも変にテコ入れしてこの味を無くして欲しくはないしなあ…。
ピューと吹く!ジャガー
- ピヨ彦の化身・たてぶえマンを使った、ジャガーさんによる公開羞恥プレイが始まる!
- 「お笛様ですぅー」はもうなんだか色々と高度過ぎてついていけないですね。
笑いましたけど。
- ピヨ彦にとっては、どっちが敵でどっちが味方かわからない展開ですよね。
次号も250円のようです。このまま特別定価を続けて定価に…というパターンか?
(2010.03.20)
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