漫画の部屋
ジャンプの部屋・2008年49号感想
2000号突破記念号。土曜発売。
先週号で「最近では落とすのはすっかり星野先生の専売特許」みたいなこと書いたら、
早速今週鈴木先生が落としました。そんなロマンサー属性な管理人が送るジャンプ感想です。
ところで、最終回載る予定だった号で落とすとどうなるんでしょうね。
次の号に最終回載せようにも既に枠が無いの。怖いなあ。
ONE PIECE
- 表紙&巻頭カラー。
- ルフィ、ギア2発動。どうやら覇気無しのギア2と、覇気+動物系能力者は、
ほぼ同等か、少しルフィの方が優位なくらい?
まあ、同じ動物系でもロブ・ルッチくらい極めた者相手だとまた違ってくるのでしょうが。
覇気修得者は覇気修得者で、それに安心してしまって、自分の能力を伸ばす努力をしないのかも知れませんが。
- しかしCP9の連中が覇気を使っていなかったようなのがどうにも納得がいかないですね。
戦桃丸が知ってるくらいなんだから世界政府は当然知っているんだろうし、
政府の最高隠密機関であるCP9に伝わっていないとは考えにくいのですが。
六式があれば十分、という考えだったのかなあ?
- 勝負は、ルフィがサンダーソニアの背中の秘密を隠す、という意外な形で決着。
ああ、これはうまいなあ。ルフィの器の大きさを見せつつ、
双方に致命傷も与えずに勝負を終わらせました。
- これはもうボアのルフィに対するフラグが立った、と見て良いんじゃないでしょうか。
見返りとして、ルフィは覇気の修得と、エースの処刑場への切符を手にする、と。
なんと無駄が無い展開。
BLEACH
- なぜかジオ=ヴェガ相手に苦戦する砕蜂に、大前田が助太刀、というかなり予想外の展開に。
- 冒頭のマムートの人は結局倒したのかどうだか曖昧なままなんですが…。
- 結局砕蜂は、十刃との戦いに備えて、破面の帰刃の力を見極めていただけでした。
なんだかんだ言っても破面と戦ったことのある死神ってのはレアなんですね。
- 次号、砕蜂さんの瞬閧、あるいは卍解披露?
NARUTO
- 天道ペインの能力は、引力と重力を自在に操る能力、のようです。
重力って、4つの力の中では一番弱い割には、ラスボス級の能力に使われることが多いですよね
(X-MENのマグニートーとか。ティーチのヤミヤミの実も重力ですし)。
- その力の間隙を抜いて攻めたカカシ達でしたが、
倒したと思ったペインの一人がまだ動けたことが誤算でした。
え、これでカカシ先生死亡?さすがにこんなにあっけない結末はあり得ないと思ってますが…。
銀魂
- SAW編完結。
- 先週の引きから、どうやって結末つけるんだろう、と思っていましたが、
予想以上にグダグダなオチでした。
- 結局全てはドS沖田による、人間性クイズだった、ってこと?
家庭教師ヒットマンREBORN!
- ヘルリングの力で、己の精神を喰わせることで強大な幻覚の力を手に入れた幻騎士。
ツナの仲間の幻影という卑劣な手段を使って追い詰めていきます。
- しかし敵がこういう卑劣な手を使い出すってのはまさに末期ですよね。
仮にも敵のNo.1とされている人物がここまで堕ちる姿ってのは見たくなかったというか。
まあ、最初から敵の中でも裏切り者ということで、汚れ役だったのかも知れませんが。
トリコ
- センターカラー。
- クローンの単為生殖に関して、「グルメ細胞」というよくわからない可能性が示唆されました。
なんじゃそりゃ。再生させる時に、美味しくなるように遺伝子をいじっているんでしょうか?
- クローンは通常の個体に比べるとどうやら生命力が無い様子。
完全に死亡フラグだなあ、母バトルウルフ。
- ココと二人であんなに苦戦したにもかかわらず、もはや「めんどくせェ」扱いなデビル大蛇が不憫過ぎる。
所詮一度負けた敵なんてそんなものだよね…。
- バトルウルフにデビル大蛇だけでも結構おなか一杯だったのに、
さらに新型GTロボまで登場。先が読めなくなりました。
- しかし腹を貫かれているのに大丈夫なんですか、所長。
アイシールド21
- ギリギリ届かないと思われたムサシのキックは、横バーに当たってゴールイン。
泥門の逆転勝利。
- 振り返ってみると、まさにこの展開に合わせて得点も調整していたんだなあ、ということがわかるんですが、
しかし何なんでしょうか、この釈然としない感じは。
神龍寺戦なんかはまだ逆転劇を楽しめていたんですが、
どうも帝黒戦に至っては「そりゃ無理だろ」という冷めた感じが漂ってしまってます。
思うに、泥門を追い詰めすぎたんではないかと。
カタルシスを与えるにはストレスが必要ですが、
過度のストレスを与えすぎるとゴムを伸ばし過ぎたみたいに切れてしまって、
カタルシスが感じられなくってことでしょうか?
- 「来月からタッグを組んで戦う」
これは、やはり全日本選抜的展開?
- この漫画、勝利の余韻をもう少しじっくり味あわせてほしいなあ、
と思うのですが、何か来週からまた急展開しそうな気もしますね…。
ぬらりひょんの孫
- 闇リクオ vs. 犬神。
- バックで清継君の映像が絶妙のコラボレーション。
つららの雪までうまく合わさって、犬神を撃退しつつ、
全ては「清継君の仕掛け」ということで収まりそう。
- で、当の清継君だけは本当に妖怪を見られない、というオチでしょうか。
バクマン。
- 編集長は、サイコーが川口たろうの甥であることを見抜いていました。
その上での助言だったようです。
- 年間契約の仕組みも実際のジャンプと同じなんでしょうかね。
まさに年俸+出来高制ですね(書いたページ数+単行本の印税)。
契約中なら、仮に一年で一本も載らなくても最低限の年俸分は保証されるわけですね。
まあでもそれだけじゃとても暮らしていけないくらいの金額なんでしょうが。
うーん、これはまさに飼い殺し状態?
- 新妻エイジの特殊性が語られました。まさに漫画人生。彼に勝つのはちょっとやそっとでは難しそうです。
しかし幼い頃から漫画一筋という深みの無さがつけ入る隙になるかも知れませんね。
- 見吉、さっそく二人を掻き回すことに。でも亜豆の情報が入るので良し悪しですかね。
- シュージンのネームは、「ジャンプらし」くするとその持ち味を失うことに。
これって、ジャンプを選んだのがそもそもの間違いなのでは?
青年誌の原作者ならすぐデビューできたのでは?という気もしますが、
まあそれを承知で挑戦するところが面白いんですけどね。
- ついに語られるジャンプ・アンケートシステムのカラクリ。
20%の支持が得られれば人気作品。本当かどうかはわかりませんが、
かなり真実味はありますね。しかし、ということは、
打ち切られる作品ってのは、20%の支持も得られなかった作品だということか…。
- 「イケメン高校生が何股かけられるか真剣に競う話とか……」
シュージン、そのネタ、絶対最近思いついただろ!
D.Gray-man
- レベル2「ダークマター」の能力は、6秒見つめた相手の体を硬化させる。
- リンク、その高い格闘能力を初披露。
- 特殊能力を持っていると、レベル2とかレベル3とかあんまり関係ないような気もしてきますね。
しかし昔はレベル3倒すのにあんなに苦労していたのに、
インフレ進んでるなあ…。
いぬまるだしっ
- 屋上のヒーローショーを見るいぬまるたち…を見守りながら突っ込みを入れるたまこ先生。
- 「青系多い……」の後に「この人が一番ブルーだ!!」とかうまいですね。
- 及川奈央に蒼井そらで、オチがリア・ディゾンか…。
魔人探偵脳噛ネウロ
- 石垣に化けていたXIが、なぜ釣りの時の会話を知っていたのか?
その答は、相手の顔面の筋肉から記憶を読めるまでに観察力がパワーアップしていたからでした。
いや、それもう観察力ってレベルじゃねえぞ…。
- そんなXIたんは女の子になって萌え度もアップしてました。
- 笹塚さん、死の間際に弥子に笑みを見せて散る…。
多分ここからの復活は無いだろうなあ…。惜しい人を亡くしました。
- ネウロがこの結果に対してどういう反応をするのか、楽しみ。
弥子を責めたりするんでしょうか。
- 巻末コメント>なんとなく薫が死んだ?時の和月先生のコメントを思い出しました。
貧乏神が!
- センターカラー。ジャンプSQからの出張読み切り。助野嘉昭先生。
- ラッキーマンならぬラッキーガール(しかし性格は最悪)のお嬢様女子高生が、
基本ツンながら、たまにデレて、幸運を狙う貧乏神とバトる話。
- 最後の2ページ、いまいちオチ切れてないですね。ちょっとページ数少なかったかなあ。
HUNTER×HUNTER
- 10週連続掲載、第5回。
- なんとビゼフ長官生きていました。
見つけたのは、他人の念を体内に取り込んで除念する能力を持つ蟻。
果たして、ここからどう転ぶんでしょうか。
ウェルフィンあたりと鉢合わせすると面白いことになりそうですが、
これ以上場面が分散されても困るしなあ…。
- ユピー vs. ナックル・モラウ。
分身の中から本物を狙おうとわざと隙を作るユピーに対して、
その本物すら煙の分身で本物なんかいないと見せかけて、
その隙を狙ったのは本物のナックルでした。
さすが師弟だけあって、事前の打ち合わせなくとも息がピッタリですね。
- そろそろナックルの貸し付けたオーラも相当な量になってそうなんですが、
まだ7分半か…。ゴンが動き出すのは60分経ってからだよね…。
今回の10週では無いな…。
SKET DANCE
- 今回はスケット団は出てこないで、生徒会オンリー回。
- 脇役だけで回せるようになるってことは、それだけキャラが立ってきたってことなんでしょうか。
- しかし今回の話だけ見ると、なんで椿が生徒会続けていられるのか不思議なくらいでしたが。
一人ツッコミですね。
アスクレピオス
- 聖騎士たちの間でも問題視されるやり過ぎの男・カリギュラは、バズの父親を捕まえた男だった。
- 眼鏡女医・ローラさん、アスクレピオスを釣るための餌とされる。
ああ、この展開のために女医だったのかあ。
- バズの顔が割れていないことを利用して、パレが身代わりに。
その隙にバズはローラを手術。
- ただ今回この作戦が成功したところで、カリギュラにとってみれば、
いくらでも代わりはいるわけなので、いつかは捕まりますよね。
ここでカリギュラを失脚というか再起不能とか、
そういう状態に追い込めないと、バズ達にとっては八方塞がりな感じが。
PSYREN
- WISEの星将たちも、過去からサイレンドリフトたちが来ている、という事実は知らない様子。
ネメシスQとWISEとの関係も不明ですが。
- テコ入れなのか?雨宮さんの白スク水披露。
- マツリ先生、「雨宮の記憶映像を見せてもらった」って、そんなことができるんですか。
テレパシーの応用か?
- これまでは、現代で修行して、サイレンでバトル、というサイクルでしたが、
現代でもPSIを利用しての探偵家業のようなものが始まるようです。
それはそれで楽しみなのですが、そんな展開やっている暇があるのか?
という心配が…。
チャゲチャ
- なんと、まさかの8週打ち切り。
- 一発目が結構当たった新人漫画家が、似たような路線で二発目を狙って外す、
というよくあるパターンにハマってしまったような気がします。
独特のセンスはあると思うので、もう少し別な方向で模索してみるのがいいかと。
- しかしバリハケンやPSYRENより先に終わるとは正直思わなかったなあ。
豪腕サイボーグツトム
- バリハケンの代原。相原成年先生の読み切り、15P。
- うーん、これは先週の代原よりもさらに数段落ちますね…。
代原ストックの冨樫先生が落とさない間に、代原のレベルが随分と落ちてしまったんじゃないですか?
やっぱり代原レベルを維持するためには、定期的に落とす先生が必要なのでは?
(落とす先生がいなければ、そもそも代原は必要ありません)
- 「お前はAV男優か!!」のツッコミが理解できなかったんですが。
ピューと吹く!ジャガー
- 学園祭のステージで何をやるかの音楽科合同会議に、
合コンだと勘違いしまくりのハマーさんが参加。KY行動連発。
- しかしギター科、ふえ科、アイドル科、HIP-HOP科、って分類の軸がバラバラですね。
ギターとふえ担当がいるアイドルバンド(ZONEみたいな←ZONEにふえはいない)がHIP-HOP歌うことになったら、
どこの科に所属すればいいんでしょうか。
2000号突破記念、村田先生の描き下ろしポスター第2弾。
今回は盟友・宿敵新たに参戦編、ということで、No.2キャラやライバルキャラ中心に描かれています。
またしても海賊編&宇宙編。
やっぱり村田先生にとって東城はNo.2ヒロインなんですね(しつこい)。
海賊編の右上でベジータの隣で飛んでいるのは誰?
宇宙編の超絶な力を持つキャラばかりの中で、パジャマで参戦する小暮さんがスゴ過ぎる。
次号は、麻生周一先生の読み切りが掲載。
(2008.11.01)
2008年のインデックスへ
ジャンプの部屋へ
漫画の部屋へ
漫画関連リンク
新着情報
趣味の館へ
KTR:ktr@bf7.so-net.ne.jp