漫画の部屋
ジャンプの部屋・2008年43号感想
今週は内水融先生の「アスクレピオス」が連載開始。読み切りはありませんでした。
アスクレピオス
- 「サソリ」「カイン」の内水融先生の新連載、表紙&巻頭カラー。
- 中世ヨーロッパ。外科手術が「異端者」とされる時代に、
代々医者としての技術を受け継いできた一族・メディル家。
現当主・バズは、「人を切るのが怖い」と逃げ続けていた。
そんなバズの元に、従者テレスフォス家のロザリィが現れる…。
- 読み切りでは大分完成されていたアスクレピオス、という印象でしたが、
連載に当たって「外科手術をしたことがない」ところからの成長を見せるように変更してきました。
また、従者のロザリィとも初対面という設定に。
まあ連載に当たっては妥当な変更ではないかと。
- 代々アスクレピオスに受け継がれる「血命録(ビブロス)」というのが鍵のアイテムのようです。
どうやら教会側も何としてでも手に入れたがっている模様。
単に「異端の切り裂き魔が人を救った証拠の品」なので抹消したがっているのか、
それとも他に何か意味があるのでしょうか。
ONE PIECE
- 女ヶ島・アマゾン・リリーの冒険、つづき。
- 「男である」というだけで命を狙われるルフィ。
しかしよりによって初めて見た男がゴム人間とは、
大分間違った知識を与えてしまいましたね。
- ビブル・カードは無事回収できました。どうやってそこへ渡るのか、という問題はさておき…。
- 「海賊女帝ハンコック」の名は、確かスリラーバーク編で、
ローラの口から語られたんでしたっけ。とすると、この島があるのは新世界?
- “蛇姫”ボア・ハンコックと、2人の妹君。楽しみなような、怖いような…。
NARUTO
- ナルトが動かない修行を続けている間に、世界は動き始める…。
- サスケ、失明フラグ発動?やはり万華鏡写輪眼は、それなりのリスクを伴うようですね。
- 雲隠れの里の雷影、表から裏から木ノ葉にプレッシャーをかける。
日向の件、って本編で語られたことありましたっけ?
- 召集されたサムイ・カルイ・オモイの小隊。
巨乳、貧乳、ネガティブ、の3人組ですか。バランス取れてる……のか?
BLEACH
- 「…まずは一本じゃの」
いや、それ以外の3人は既にやられているんですが。何その余裕っぷり。
- 吉良って確かに穿点常備してそうですよね。
- 一角は、やはり卍解を出し惜しみしてやられている模様。
これだけ隊長・副隊長に注視されている状況では、
それこそ「死んでも」卍解を使うつもりはないのでしょうか。
- 一角のピンチに駆けつけたのは、狛村隊長・射場副隊長の七番隊コンビ。
射場さんの始解も見られるのかな?
- ポウの帰刃は、「(気吹け)巨腕鯨(カルデロン)」。
なんかひたすら巨大化しているだけのようにも見えますが、
狛村隊長とのデカ物対決になりそうで楽しみ。
「黒縄天譴明王」は一応まだ敗れてませんしね
(剣八相手に勝てもしませんでしたが)。
トリコ
- 深海1000mからやってきた“脅威”。ココとトリコのハンパ無いビビり具合に、
読者にも只者でないことが十分に伝わりました。相変わらず演出がうまいなあ。
- ココの超本気モードは、致死性の猛毒で全身を覆って真っ黒になっちゃうんですね。
なるほど、デビル大蛇相手には、全然本気じゃなかったんだ…。
(ブルック風に)
- その何者かは、トリコ達には興味なし、という感じで去っていきました。
「気味の悪い…不吉な電磁波」を放つが、「生き物ではない」と。
宇宙人も一応生き物だろうし、妖精とか神とか悪魔とか、そういう次元なんでしょうか?
- 洞窟の外で待ち構えていた狩人たちは、ココの見た死相の通りに惨殺されました。
- そこに現れたグルメ警察。普通に考えると瞬殺されそうですが、
果たして予想を裏切ってくれるのか。
- しかし容疑は何でしょうね。「狩人を殺した」容疑ならば、グルメ警察じゃなくて、
普通に警察が連れて行きそうですし。「フグ鯨の密漁」とかの容疑だと、
トリコたちも容疑者になってしまうんでしょうか(もう食べちゃったから関係ないか)。
銀魂
- シリアスなシリーズが終わった直後恒例の、ギャグ回。
しかし前シリーズを少し引きずって、修行編突入か?という展開。
- これまでのジャンプの歴史そのものを前フリに使っているところが凄い。
「精神と時の部屋」とかもう基本タームですからね。
- 「どんだけメンドクくせーんだよ」のツッコミは、
今週のBLEACHのラスト(ポウ)にも使えるという汎用性の高さです。
偶然でしょうけど。
- 茨木さんも相変わらずイジられてますねー。愛されてますねー。
- 熊→インストラクター、を引っ張るネタは相変わらず面白かったです。
チャゲチャ
- 新連載第2回、センターカラー。
- チャゲチャ不在の2年間の内に、激熱高校は最低ランクにまで落ちていた。
- ここからランクが上の高校相手にのし上がって行く、という展開なんでしょうが、
どうなんでしょうね。「ボーボボ」の時は、そういう「いかにもジャンプ的なバトル展開」
を含めてパロディになっていたような感じだったんですが、
今回はまだマジなのかどうなのか判断がつきません。
- 早めに首領パッチやソフトン、魚雷先生に匹敵するような強力なキャラが出せないと、
結構危険かも知れませんね…。
家庭教師ヒットマンREBORN!
- 「ムカツキ」で炎を極大にする雲雀。
- 雲雀の匣兵器・雲のハリネズミは、大量の炎を受けて暴走・増殖。
入江の研究室近くの内壁も破壊された模様。
入江の匣兵器でバラバラにされたボンゴレ組一行ですが、
意外と早く集結できそうです。
D.Gray-man
- 怪盗Gを追え、の巻。
- クロスの「遺言」やら、マナの仮面で敬語だったアレンやら、
色々情報は小出しにされていますが。
しかしリンクは本当にピッタリとアレンについて回っているんですね。
- どうやら「怪盗G」の意識は、一度に一人ずつにしか「憑依」できない模様。
いや、警官に乗り移るのと、最初のから抜けるのは警官に乗り移る方が先だったから、
必ずしも一人ずつとは限らないのか?
いぬまるだしっ
- 風邪を引いたいぬまるくんと、使い捨てコンタクトをなくしたたまこ先生。
- 「だって左サイドがあいていたから」「そこまでアグレッシブに点取りに行かなくていいの!」
のやり取りが好きです。日本代表にも聞かせたい。
アイシールド21
- なるほどー。ここでタッチダウン決めても9点差で、2タッチダウン必要なのは中途半端だよなあ、と思っていましたが、
敢えて自殺点にすることで、15点差でも攻撃権を確保した状態で、
逆転までは同じ2タッチダウン、という状況にしたんですね。
残り5分、ついに逆転が現実味を帯びてきました。
- ラン・パス・パワー・作戦が揃った泥門の超攻撃。
大和は「デビル4ディメンジョン」を早くも見切ったと言っているが果たして?
バクマン。
- この掲載順、題材が題材だけに、やはりアンケート人気爆発、
というわけにはいかなかったようですね。
まあ続いてくれればいいんですけど。
- 今週は何と言っても担当の都市伝説が面白かった。
こういうぶっちゃけ話が今後もガンガン出てくるのを期待します。
- 「今そんな事したら訴えられるだろ。『原稿なくしちゃった』どころじゃねーじゃん」
うわー、また危険なネタに突っ込んで来るなあ。
むしろ「バクマン。」のパクリ漫画をサンデーで連載して欲しいけど。
- ところで後に編集長になったその編集って、鳥嶋さんでしょうか。
- 亜豆とサイコーのシーンってそこだけ雰囲気違うくらい甘いですね。
- シュージンのネタ披露。うーん、これはどう判断すればいいのか迷うネタだなあ。
本当に面白いネタのつもりなのか、所詮井の中の蛙であることを示す前フリなのか。
- それはともかく「ダブルアース」ってのは…。先輩なりのエールでしょうか。
魔人探偵脳噛ネウロ
- 「政治家先生の指示を待てと言っている」のバックの「あなたとは違うかもしれない…!!」に爆笑。
- 「海のぬし」の正体は、現金強奪犯の老夫妻。
うーん、ちょっと期待外れだったかなあ。
- 笛吹から暗示された警察内部にいる内通者の存在。
そして消えた笹塚さん。うーん、弥子の周りの誰かに危害が及ぶとは予想してましたが、
笹塚さんでしたか。まあ石垣じゃ「大事な人」には役不足(誤用)ですしね。
ぬらりひょんの孫
- センターカラー、25P。
- 扉絵、リクオと取り巻き6人衆。こうしてみると、やはり黒田坊ってカッコイイですね。
- というわけで、本編でも黒田坊のカッコ良さが炸裂。
懐から山ほどの暗器を取り出すとは、破戒僧ですね。
西洋の僧侶は刃物を持てないことも多いというのに(どこのRPGだ)。
- 千羽様と鳥居のお婆さん・ひばりとは、かつて孫の健康を祈ったことのある関係だったようです。
しかし誰も詣らない神は、力が弱まり、呪いを跳ね返す力もなくなるようです。
逆に言えば、人々の「畏れ」「祈り」を集めることが出来れば、
千羽様もパワーアップできる、という可能性を示していますね。
- 自在に闇モードへと変身するリクオがカッコイイ。
三羽鴉と、リクオ、黒田坊のラストショットもカッコいいです。
まあ袖モギ様自体は武闘派ではないようなので、
バトル自体はあまり盛り上がらないかも知れませんが。
それより、呪いを解く方法を知ることが先決か。
SKET DANCE
- ヒメコの過去編、第2話。
- あーちゃんを救うために手を出さずにやられるヒメコ。
しかし全ての黒幕はあーちゃんだった…。
- 過去編ならではの鬱展開。しかしここから「鬼姫」覚醒に至るわけですが、
一体誰を殴るんだろうか?
PSYREN
- 雨宮 vs. ギッザーニ。
- 禁人種であるギッザーニ。タツオと違って、大分人間離れした外見をしていますが、
やはり元は人間だった模様。
- 「精神(トランス)」の究極奥義である幻覚爆弾で完勝の雨宮さん。
「あんなに玩具みたいに弄んどいて 冷めたら随分アッサリじゃない」
には突っ込まないぞ。
- 「下衆として生きるくらいならイカレてるほうがまだマシよ」
イカレてるという自覚はあるんだ…。
ピューと吹く!ジャガー
- 笛タンク、ワールドカッ笛、つづき。ジャガーさん vs. ペタンク発祥の地・フランス野郎編。
- 「最後は気持ちで成し遂げた」「思い切りの良さで何とか切り抜けた」
「高く高くとだけ意識してやったらいけた」「肩の力抜いてみやら意外といけた」
「思い切って目を閉じてみたのが逆に良かったのかも」などなどの理由でジャガーさん完勝。
- このシリーズ、ちゃんとオチるんだろうか。
次号は特に読み切りもないようです。
次々号から「HUNTER×HUNTER」再開なので、
入れ替わるとすると次週で「バリハケン」終了、というのもありそうですが…。
(2008.09.22)
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