漫画の部屋
ジャンプの部屋・2008年17号感想
新連載第3弾、古味直志先生の「ダブルアーツ」が連載開始。
ダブルアーツ
- 古味直志先生の新連載、表紙&巻頭カラー。
- ここではないどこか。人から人へ接触感染する不治の死の病「トロイ」が蔓延する世界で、
そのトロイの進行を一時的に止めることのできる女性「シスター」エルレインは、
トロイに対する耐性を持つ可能性のある少年・キリに出会う。
トロイを完治させる可能性を持つキリをシスターの協会本部に連れて行こうとした時、
エルレインにトロイの発作が発症した。発症を止めるためには、
常にキリと手を繋いでいなくてはならない。果たして二人の運命は?
- ボーイ・ミーツ・ガールのSF系アクション。
設定にかなり作為的な物を感じないではないですが、
「手を離してはいけない」という制約の中で、どのくらいアクションや冒険を描けるのか、
楽しみではあります。
- キリの能力がまだ明かされてませんが、やたらと絵がうまいことや、
エルーの肩に「修理中」と書いた紙を貼ったことから、
書いた字や絵が具現化する能力とか?
ONE PIECE
- 表紙連載>「ロブ・ルッチを救え」となってますが、中央にいますよね。意識が戻らない、ということでしょうか。
- 本編はルフィ海賊団一味大暴れ。ウソップが大砲使っているところは久々に見た気が(カブトは良く使ってますが)。
- 海に沈んだルフィを助けに飛び込むのが、よりによって能力者のチョッパーとブルックというのが笑った。
さすがにロビンはこういう時ノリで飛び込んだりはしないのね。
- ブルックの剣技は、フェンシング系の技だけではなく、
音楽と組み合わせて色んな相乗効果を持たせられるのですね。
- デュバルの素顔を見てしまったルフィ。
ルフィの知っている男のようですね。うーん、本当に既出のキャラなのか?
- 背表紙の「一繋ぎ」が早速失敗。ああ、台無し…。
NARUTO
- 逃げていく蛇も、天照の炎の残り火に焼き尽くされ…。
これは、辛うじて逃げ延びようとした大蛇丸の最後のチャクラも消えた、
という理解でよろしいんでしょうか。
- イタチは結局理由不詳ながら死亡。サスケもチャクラ切れで傍に眠る、
という絶好の状況にも関わらず、ゼツは何もせずに帰るようですね。
本当に観察してただけだったのか。
- 場面は変わってマダラ vs. ナルト一行。マダラの使う術は、
相手の術や体をを全てすり抜けさせてしまう術?
前回ハブにされたことを根に持つシノが、久しぶりに活躍できるか?
バリハケン
- 新連載第2回、センターカラー。
- 裏番を張る「覇権組」の火讐怜斗との、長風呂タイマン勝負。
- 前半の火讐の殴りこみと御手洗の秋葉訪問を交互に見せるところはなかなかうまかったですね。
- 「覇権組」→「派遣組」となって、様々な部活を手助けすることになる、と。
なるほど、ようやくタイトルの意味がわかりました。
アイシールド21
- 関東大会優勝、表彰式。MVPはセナに。
- そして帝黒学園に宣戦布告。この瞬間、目標が「クリスマスボウル出場」から「全国制覇」へ。
- そしてついに「本物のアイシールド21」、帝黒学園の大和登場。
あれ、でも背番号は22なのね。
家庭教師ヒットマンREBORN!
- バイシャナの匣は嵐属性の蛇、それに対するは了平の晴属性のカンガルー型匣・漢我流。
相変わらず頭悪そうなネーミングで、ちょっと安心しました。
っつーか、民明書房に出てきそうなネーミングですよね
(カンガルーパンチを編み出した古代中国の拳法家とか)。
- 属性ごとの特性をもう一度整理すると、晴が活性、雨が沈静、嵐が分解、
雲が増殖、雷が硬化、霧だけまだ不明だけどそのまんま「幻覚」とかだったらどうしよう。
大空はとりあえずはオールマイティということで。
銀魂
- 新八、文通相手とついに出会うの巻き。
- ああ、今週かなり下書きのままな箇所がありますね。落とす直前だったのかなあ。
- 沖田にすっかり調教されてしまったうららちゃん。
「エスコートじゃねえだろ、あれ。ドSコートだろ」に笑った。
BLEACH
- タイトル「MARCH OF THE DEATH」。いわゆる「死の行進」ではなくて、「死神の行進」ですね。
- 十刃のトップ3、スターク・バラガン・ハリベルの3人は空座町へ。
これで、死神側・隊長6人+副隊長4人 vs. 破面側・隊長・十刃6人+従属官5人、
ということで、見事にバランスしてますね。
- 呼ばれた順番からすると、スタークがNo.1、バラガン(今回初めて名前が判明)がNo.2、
ハリベルがNo.3、なんでしょうか(No.3はネルからの女性繋がりで継承、ということで)。
- しかしこれで虚夜宮に残った十刃は、No.4のウルキオラと、No.10のヤミーのみ。
ヤミーは実質戦力にならんだろうから、隊長格4人と一護が一斉にかかれば、
いくらウルキオラとは言え、倒せそうなもんですが。
- そして巻末コメントによると、虚圏編は一旦ここで終了し、
次週からは「ある人達」の過去の物語が始まるそうです。
アニメが一旦虚圏編中断してオリジナル展開に入る、というのは知ってましたが、
原作の方もストップしちゃうのか。それじゃいつまで経ってもストックできないじゃないか。
しかし「ある人達」って誰でしょうね。死神か、仮面の軍勢か、破面か…。
可能性高いのは、浦原喜助と浦原商店の人達の尸魂界時代とか、
黒崎一心(一護オヤジ)の死神時代とかかな?
魔人探偵脳噛ネウロ
- なるほど、ネウロの髪飾りを噛み砕いての魔力補給は、長い目で見ると回復力の低下に繋がるので、
なるべく使いたくない奥の手なんですね。
- 人間自身の手でテラの始末をさせようとするネウロ。
そこに駆けつけた笹塚。笹塚はネウロの本性を見るのは初めて?
ぬらりひょんの孫
- 毒を操る妖怪・鴆(ゼン)と、義兄弟の盃を交わす闇リクオ。
- 組織図が出てきましたが、これから主要な幹部妖怪と、
盃を交わして三代目を継ぐ、というのが当面の目標になるのでしょうか。
- まあ、その目的に対して障害となりそうなのは、やはり一日の1/4だけという時間でしょうか。
どうも表リクオと闇リクオでは、人格も違うようですし、もしかすると記憶も共有してないのかな?
(少なくとも表は闇のことは知らなさそう)
SKET DANCE
- 安形の残り2枚を妖精と何かにして、「妖精捕まえた」に持ち込む、という戦略はまあわかるのですが、
それをやるためには、安形にチェックして引かせたカードがわからないと無理なので、
山札のカードの順番まで完全に把握しないと無理だよなあ、
と思っていたら、集中モードのボッスンは、山札のシャッフルまで全部記憶してました。
恐るべし。
- このシリーズが終わったらボッスンの過去編に入るのかな?
- しかし初読の時は気づかず、POSHBOY読んで初めて気づいたんですが、
確かに最後、「妖精捕まえた」なんて言わずに、
そのままボッスンが2枚出せば勝ちですね(グリーン繋がりでグリーンウィンドとブルーウィンド)。
こりゃかなり致命的なミスだなあ。
- しかしこれ、どうやって修正するのか考えて見たんですが、簡単には直りませんね。
条件としては、
- (A)ボッスンが出す
- (B)安形が妖精出す
- 「妖精見つけた」で安形にペナルティを引かせてもう1回ボッスンの番
- (C)ボッスン手持ちの札を出して上がり
としたいのですが、本編のように安形が妖精出して言ったカードに続けて出せては台無しなので、
つまり(A)→(B)は当然繋がるし、(A)→(C)も繋がるようにしておかなくてはならないけど、
(B)→(C)は繋がってはならない、と。
この条件で考えると、ボッスンの最後の4枚から(A)→(C)と繋げるためには、
やはりグリーン繋がりで「グリーンムーン」を後から出すしかないわけですが、
ここで安形が「グリーン」で繋げてしまうと、(B)→(C)が繋がってしまうので、
グリーンではなくムーン繋がりを言わせるしかないことになります。
しかし直前で「ブルームーン」「レッドムーン」「イエロームーン」「グリーンムーン」と4色全部出てしまっているので、
ここで「○○ムーン」なんて言った日には、安形がただのアホになってしまう。
破綻してるなあ。
追加ルールで「『妖精捕まえた』が成功した場合は、オールマイティなので、
次はどんなカードでも出すことができる」とかしないと辛いかも。
- しかしここでこのヒキってことは、実は安形は出せるカードがあるのに妖精を混ぜて出してて、
実はこのカードは妖精ではない、っていうオチ(つまりボッスンの負け)ってことなんだろうか。
そしてボッスンがスケット団退団→ボッスンの過去編→ボッスン復帰へ、という流れ?
初恋限定。
- 新キャラ、Fの人・不動宮すみれ登場。巨乳・メガネ・ツインテールな演劇部の部長。
- 「あたしがつい楠田豆知識を見せびらかしたために…」あたりのバカバカしさは、
もう突っ込む気力も無いですが。
- 江ノ本×楠田の仲を進展させるためのテコ入れキャラなのか、
単なるエロ要員なのか、今回だけではちょっと不明ですね。
- これまで中二のメインキャラがA〜Eで、高校生およびサブキャラはZから逆に進んでいきましたが、
Fということはこの新キャラもメインキャラクラスに昇格する予定があるんでしょうか。
HUNTER×HUNTER
- 10週連続掲載第4話。
- ピトー、コムギを治させてくれ、と無防備に懇願。戸惑うゴン。
- ストレートにこういう展開に持って来ましたか。
ここでゴンがどういう選択するのか、ゴンの持つ「危うさ」が浮き彫りになりそうな展開ですね。
D.Gray-man
- 液状になったイノセンスを飲み込んだリナリー。
イノセンスは、足から血と共に飛び散り、そのままブーツ型のイノセンスへと変形。
- 「まさか…っ リナリーの血だけでイノセンス自ら武器化するつもりか!?」
の意味がよくわからないんですが。特に「血だけで」ってところ。
PSYREN
- 雨宮も驚いているってことは、「丸ごと警戒区域」っていうのは珍しいパターンなんでしょうか。
その分、今回はスタートとゴールが随分と近い位置にあるようですが。
- 朧についていってしまった初心者達。まあほとんどは死ぬんだろうなあ。
エム×ゼロ
- ブラックプレート取得試験、再挑戦。
- 九澄の考えた秘策は、魔法で出来ている壁に「M0」を使って穴を開け、
手足を掛ける場所を作ることでした。
- 最後に来て穴が開かない壁。これはM0の魔力を使い切ってしまったのではなく、
魔法でない本物で作られた壁が混ぜてあった、とか?
- 落ちそうな九澄を助けるために、ルーシー消滅。
さすがにこのまま本当に消滅ってことはないと思いますが、
しばらくは回復のために出てこられないかもしれませんね。
サムライうさぎ
- 掲載順が実質最下位に…。
- 鶴屋の不死身の秘密を見抜いて一旦は逆転したものの、
鶴屋の執念の前に敗れた穂波。
- 流人達は、どうやら全員幼馴染のようですね。5人の中にいない「飛鳥」ってのが、
かなりのキーマンになりそうです(「飛鳥に比べれば」というセリフからすると、もう死んでる可能性も高いですが)。
ピューと吹く!ジャガー
- 高幡邸に招待されたジャガーさんとピヨ彦。
- しゃっくはリコーダー会社の御曹司という設定だったのか。知らなかった。
- えーと、結局自分で調べて、ということなので、調べました。
(注意:微生物苦手な人は避けた方がいいかも)
新連載3つが出揃いましたが、個人的には新人の2作に期待。
しかし代わりに「サムライうさぎ」が下降気味、とちょっと複雑。
うーん、確かに今のラインナップだと、
万年下の方の「エム×ゼロ」あたりを除くと、
どうしてもそこら辺が下位に来ちゃうか…。
(2008.03.24)
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