漫画の部屋

ジャンプの部屋・2008年2号感想

10週連続掲載のHUNTER×HUNTERもついに終了。全然決着してねぇー…。

村瀬克俊先生の「K.O.SEN」が新連載。「ピューと吹く！ジャガー」が取材のため休載。

4号連続新連載第2弾、村瀬克俊先生の新連載。表紙＆巻頭カラー。
父親譲りの頑丈な体を持つ閃が、そのやり場の無い力をキックボクシングへと向けていく、スポ根もの。
読み切りもずっとキックボクシングやムエタイにこだわり続けていたので、ようやく念願かなっての連載、ってことなんでしょうね。ただ、好き過ぎるテーマを連載一発目に持ってきてしまうというのは、もしこけた時に（漫画家として）大丈夫だろうか、という心配はあります。あの井上雄彦先生もスラムダンクは2作目だったし。
まあ、最近のジャンプには少なくなっている格闘・スポ根成分多目な感じですので、うまく需要にハマれば残るんじゃないでしょうか。

6体のペインの姿は、全て自来也とかつて会ったことのある忍？
ペインの姿は、見る者によって異なる姿に見えるってことなんでしょうか。それとも「自来也の」というところに意味があるのか。「6体」ってのにも意味があるのか（こちらは輪廻＝六道と関連しそうですが）。

「おしゃぶりをゲットする時」「赤ん坊になる前だ」
アルコバレーノに「なる」ためにはおしゃぶりをゲットするイベントが必要で、その時点で姿が赤ん坊へと変化する、ということなんでしょうか。このリボーンの秘密、修行が終わった山本には語られるのでしょうが、読者に語られるのはいつになるんでしょうね。
スクアーロ、わざわざビデオを編集して送ってくれるとは、律儀だな…。
スクアーロの助力もあって、「特式十の型」が完成。 10年後山本が使っていたのってこの技でしたっけ？なんか、イタリア語の技を使っていたおぼろげな記憶はあるんですが。

10週連続掲載最終回。やっぱり決着しなかったか…。
プフ、8秒以上も一人で自問自答していたのか…。
モラウの煙は、閉空間を満たすだけでなく、煙自体で閉空間を構成することもできるのか。確かに応用力のある能力ですね。
タイトル「麟粉乃愛泉(スピリチュアルメッセージ)」の割には、発動しただけで終わってるし…。相手の思考を奪い洗脳する能力と、相手の思考を読む能力があるらしいことはわかっていますが、それ以外の直接攻撃能力等はまだ不明ですので、どういう戦いになるのか、楽しみではあります。当分見られないけどな！
キルアの迷いも、イカルゴの「貸し」の一言で氷解。熱い展開です。「両側の扉が開き始めた」って、一体何が？ウェルフィンかパームか宰相あたりか…。どちらにしても当分わからないけどな！
そしてついにゴンがピトーと対峙する直前まで。って結局会わず仕舞か…。
というわけで、しばらく休載。巻末コメント：
「近くまた戻ってまいります。なるべく早く帰って来ます。頑張ります。」
まあ信じるとしても、早くて半年後だろうなあ…。

調子に乗るDRに対して、ついにネウロの怒りが爆発。格の違いを見せ付けて、お仕置きタイムの始まりのようです。
魔帝7ツ兵器と魔界777ツ能力のコンボ、というのもなかなか新鮮。しかしこれでかなりの魔力を消費してしまうことは間違いないようで。 HALと違って、DRを倒しても謎が摂取できるわけではないので、一方的に消費させられるだけですよね（むしろ生まれかけた謎が消えてしまったくらいだし）。