漫画の部屋

ジャンプの部屋・2007年40号感想

「瞳のカトブレパス」が15週打ち切り。「CLAYMORE」読み切り第3弾が掲載。

BLEACH

劇場版前売券開始記念、表紙＆巻頭カラー。表紙は今の展開と全く関係のない日番谷隊長。
雨竜とドンドチャッカはこういう時にも漫才を忘れないってのは素晴らしい。そして夜一さんでさえ腕を痛めた破面の鋼皮相手に、素手でツッコミを入れる雨竜のツッコミ魂に乾杯。
ここのところ意味ありげに隠れているネルがクローズアップされていましたが、実は何と元十刃だということが判明。「随分と見すぼらしくなったもんだな」ということは、十刃だった時はもっと成人に近い姿をしていたということでしょうか。
あれ、でもネル、十刃落ちの3桁ナンバーのこと知りませんでしたよね。十刃落ちしたのと同時に虚夜宮を抜け出してしまったから知らなかったのか。あと、同じ十刃落ちのドルドーニもネルのことを知らなかったっぽいし。まあ、これは十刃の時期が重なっていなかった、とも考えられますが。

ONE PIECE

表紙連載＞あのモグラロボット達も電気で動いていたのか。
ルフィゾンビ・オーズがついに本格始動。
Dr.ホグバックは結局オーズの下敷きに、ということで決着した模様。
しかしせっかく早く勝負がついたと評価していたアブロサムが生きてたとは、ちょっとがっかり。ナミを抱えたままのサンジじゃオーズと戦えないから、という理由なんでしょうか。もうアブロサム・ペローナは出てこなくていい、という感じなんですが。
ルフィはモリア本体を追ってしまっているので、しばらくオーズの相手はゾロ・サンジペアということになるのかな？ゾンビとは一味違うコンビネーションを見せてくれるのでしょうか。

アイシールド21

決勝戦を前に、なぜか東京ドームでオールスター野球戦。なんかアニメの引き伸ばしエピソードのようだ…。
峨王攻略の鍵は栗田、ということで、そこから栗田とヒル魔の出逢いの回想編に突入。果たしてヒル魔の父親のこととかは出てくるんでしょうか。

家庭教師ヒットマンREBORN!

死ぬ気の炎の色は、波長の長い方から、嵐(赤)、大空(橙)、晴(黄)、雷(緑)、雨(青)、霧(藍)、雲(紫)、となっているようです。
炎の出力がうまくコントロールできずに苦戦するツナ。雲雀の匣を奪って反撃。全ての属性の匣を開けることの出来る大空の炎ならではの作戦ですね。

ToLOVEる―とらぶる―

ララの発明したぴょんぴょんワープくんDXで、みんなで海水浴に。
古手川さん、わざわざ泳げないのについてきて、リサもミオも沙貴もいない面子の中では当然のごとくセクハラ対象に。合掌。
ぴょんぴょんワープくんDXは片道でした。

CLAYMORE

月一掲載番外編、第3弾。テレサの敵・プリシラのその後、だそうです。
イースレイとリガルドってのもクレイモアの覚醒者なんですよね。大剣持っていないみたいだし、最初男かと思ってたんですが。

NARUTO

情報収集のため蛙の中に居酒屋を開く自来也。結構無茶な忍術ですよね。召還動物の中に亜空間が広がってるってのは基本なんでしょうか。
ペインの従者・小南の能力は、紙の蝶となって探る能力のようです。

銀魂

乙姫の野望の秘密、明らかに。
うーん、エピソードの締めに近くなるとギャグ比率が下がるのは仕方ないとはいえ。

P2!

秀鳳の張の「10-0から逆転」×3セット、に対抗して、遊部は「2セット取らせてさらに10-0から3セット分逆転」。
そんな前哨戦が行われている最中、ヒロムはお嬢と一緒に男子シャワー室のロッカーへ。何このシチュエーション。

魔人探偵脳噛ネウロ

「絶対悪」シックスの一族の秘密。
「悪意」の継承によって定向進化を遂げ、脳がもはや人間とは別の種となった血族だそうです。
世界中に100人もいるのか。まあ中にはアンドリュー・シクソンみたいに、人より能力が優れているだけで、必ずしも「悪意」が発動しているわけではない血族もいるようですが。
「絶対悪」の目的は、血族以外の人類の抹殺のようですが、「悪意」を向ける対象がいなくなってしまったら、血族同士で同士討ちが始まるだけのような気がするんですが。
アニメ情報。10月から日テレ系火曜深夜ということで、「デスノート」の枠（今は「BUZZER BEATER」やってる）ですね。

不恋愛戦隊ハヤタ★ジョー

第3回J金未来杯エントリーNo.5、KAITO先生。センターカラー35P。
前に一度載った読み切りと基本的なプロットは一緒ですね。
確かに女の子は可愛く描けているのですが、エロ要素にどうしても無理矢理感を感じてしまいます。ギャグのテンポもそのせいでいまいちキレがないような。本当はもう少し純粋なギャグをやりたいんじゃないのかなあ…。

ベルモンド Le VisiteuR

4人目のバカな大男・プッチを倒したのも束の間、5人目であり頭のゴシィスマに腕を斬られてピンチに。
しかし剣を奪われてピンチっぽくなってましたけど、「七曜の剣」とか言ってたから7本くらいあるのかと思っていたのに。一本の剣で能力を使い分けているだけなのか。

サムライうさぎ

加四郎は単なる働き過ぎでした。
そして浪人侍・田村は借金を踏み倒す気満々でした。キクは父のためにと持ってきた客だけに、キクの気持ちを考えると辛い展開だなあ。
まあでもこれで、この件を片付ければうさぎ道場の借金をチャラにしてもらえそうな目処が立ちましたね。

テニスの王子様

どうやらこのダブルスは海堂覚醒のための試練だったようです。
というわけで、「まさか」と驚いていてるのが柳生、そして左手を開いて構えている格好からすると、「レーザービーム」を修得したんでしょうか？曲線のスネイクと直線のレーザービームを自在に操れれば、確かに戦略に幅が出そうですけど。

エム×ゼロ

M0修行の最終試験、水鉄砲合戦開始。
それぞれ単体では九澄に敵わないが、3人協力すると九澄を追い詰めることも可能。確かに視覚系、操作系、強化系ってバランスのいい組み合わせですよね。
愛花がトラブルに。これが新垣先生の言っていた「ハプニング」なんでしょうか。仕組まれたハプニング以上の予想外のトラブルが生じて…というのが今までのパターンですけど、今回はどうでしょうかね。

SKET DANCE

乙女フィルターを装備した少女漫画オタクの早乙女浪漫が、憧れの「坂の上の王子様」を探しにスケット団へ。
いやあ、今回面白かったなあ。なんか色々とツボにハマってしまいました。
「ていうかスゴイな!!どうやってやんねんその表現!!」「こういうのもあるよ」
なんてあたり、漫画でしか表現できないギャグですよね。さらに「バカにしないでっ!!」「何でやり直したんや!!!」でもうツボに。
「坂の上の王子様は少女漫画の古典『ギャランドゥ☆ギャランドゥ』に登場するキャラクターだ」
元ネタは「キャンディ☆キャンディ」の「丘の上の王子様」ですね。しかしマニアックな。
「ナニ？ここへ来てキャラ立ちか！」「なっ…！ちょっとそんなん言うのやめろお前！オレ主人公だぞ！」
みたいな楽屋落ちのやり取りも面白かったです。
実はボッスンってオチは見え見えでしたけど、それでも面白かったです。今までで一番面白かったかも。
しかしボッスンも能力出してないし、ヒメコも突っ込んでただけだし、スイッチの調査も解決には貢献してないし、そんな回が一番面白かった、ってのはちょっと複雑かも。実は設定どうでもいいのか。

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

エンチュー編完全決着。
魔鹿女のキュラ、「血の契約」で現世に居残り。
巻末コメント読むと「エンチュー編幕引き」ってことで、まだ続くんでしょうか。ここで終わっておくとかなり綺麗だったような気もするんですが。何しろもう「魔王」を召還できてしまうので、どんな強敵出しても盛り上がらないだろうし…。

瞳のカトブレパス

なんと最終回。
実質掲載順が最下位でないのに打ち切りって結構珍しいですね。
予想通り三連朱雀の3人目の祅魔はもちろん、守護家の白虎も出てこなかったし、かなり打ち切りポイント（※）は高めですね。
（※）回収できなかった伏線の量を定量化したモノ。吼えろペン風に言うと「畳めなかった風呂敷の面積」と考えていただいても結構。