漫画の部屋
ジャンプの部屋・2007年31号感想
4日遅れの更新です。もう7日になっているというかも知れませんが、
私が寝るまでは金曜日なのです。
「D.Gray-man」と「ピューと吹く!ジャガー」が取材のため休載、
「真説ボボボーボ・ボーボボ」がセンターカラー最終回。
休載の決まった月ジャンから「CLAYMORE」の番外編が月イチで連載開始となりました。
エム×ゼロ
- 連載1周年突破記念、表紙&巻頭カラー。
- 結局、タイムパラドックスというか、「歴史を変えようとした行為」自体が、
今の歴史を作っていた、というオチでした。
うーん、でも1回目の歴史と2回目の歴史は微妙に違ってるんですよね。
となるとどっかに「始まり」があってしかるべきなんですが。
- というわけで、結局九澄は変わらずM0プレートを持って、
ゴールドプレートのフリをする、という学園生活を続けることに。
しかし仲間達から「九澄はたとえゴールドPじゃなくても仲間にしときたいやつだし」
とフォローが入ったことで、万が一バレた時もソフトランディングできそうですね(先週の絶望先生ネタ。って古いよ)。
ONE PIECE
- ルフィ組の方は、因縁のチョッパー vs. Dr.ホグバック、ロビン vs. シンドリーちゃん、
そしてルフィ vs. モリヤ、という組み合わせに。
といっても、実際にはホグバックは将軍ゾンビを数体借りているようなので、
チョッパーとロビンが共闘して将軍ゾンビを倒していく、という展開でしょうか。
正直ロビンのハナハナの実+特製塩玉があれば、ゾンビは全く怖くなさそうなんですけどね。
- しかしこんなにあっさりとルフィがラスボスまで辿り着いたのは初めてでは?
いつもなんだかんだでルフィは戦闘不能状態にされていたからなあ
(バトル漫画としては仕方の無いことだと思いますけど)。
やる気の無さそうなモリヤも3億ベリーの賞金首本体を目の前にして、
余裕と言うか、特に慌てた様子もなく。
もしかすると、カゲカゲの実の能力者は、影を奪った者に対しては絶対的な支配力を発揮できたりするのでしょうか。
だとすると、ルフィは一度オーズを倒してからじゃないとモリヤに立ち向かえないことに。
- フランキー、船以外にも建造物なら(材料さえあれば)一瞬で造れるんですね。
これは便利な能力だ。「このおれに手抜き工事をやれってのか!!?」は、
元解体屋とは思えないセリフだ。
- ペローナの操るネガティブ・ホロウは「ホロホロの実」の能力でした。
って、こんな超常現象も「悪魔の実の能力」で済ませられるのか。
本当に便利ですね、悪魔の実。っつーか、動物系、自然系はともかくとして、
超人系は範囲が広過ぎる気がするんですが。ノロノロビームを発射できる「ノロノロの実」とか。
- まあそれはともかく、「ネガティブ・ホロウ」の対処法が不明だったわけですが、
まさかのウソップの「元からネガティブ」宣言であっさりと攻略。
うーん、確かに後ろ向きな発言は多いけど、ネガティブってほどじゃないんじゃあ…。
まあいいか。相手に同情されて励まされる、という展開が面白過ぎました。
カッコつけて「任せとけ」と言いつつ、「そいつらには勝てねえ」と言い切るところとか。
- 後ろ向き、というのとはちょっと違いかもしれませんが、
ロビンも結構「想定され得る最悪の事態」をあっさりと口にしますよね。
彼女も意外とネガティブ・ホロウに対する耐性があったりするんでしょうか。
- そしてナミはアブロサムとの結婚式で唇を奪われるピンチ。
時間軸が同時進行だとすると、ちょっとサンジは間に合わないっぽいのですが。
NARUTO
- C4爆弾は、デイダラの形をした巨大爆弾……と思いきや、実はナノ爆弾の寄せ集めでした。
デイダラの形の意味全くねー!
- サスケが爆発したように見えたのは、写輪眼による幻術でした。
しかしその幻術もデイダラは読んでいて…。
確かに術を掛けている最中は左眼を塞いでいて、
その後左眼を開けてますね。
- しかし至近距離でのC4カルラ、なんていう必殺技があるんだったら、
ナルト達との対決の時にはなぜ使わなかったんだろう。
アイシールド21
- セナ vs. 進、決着。
- 実は2人は小学生の時にもすれ違っていたのです……。
うーん、正直このエピソードは余計だったような。
今更出してみても、あんまり本筋に効いて来るとも思えないし。
- 最後はデビルスタンガン、デビルバットゴースト、一人デビルバットダイブ、
と出せる力を全て出し尽くして勝利したセナ。
しかし進相手に勝つためには仕方ないとはいえ、
今後セナを苦しめるライバルを作るのは苦労しそうですね。
BLEACH
- 虚化した一護に対抗して、グリムジョーも斬魄刀を解放。
解放の掛け声は「軋れ、豹王(パンテラ)」でした。
ジャガージャックなのにパンサー。でもジャガーが属するヒョウ属も「パンテーラ」というみたいだから、いいのかな。
参考URL:ネコ科
- 「いい眼だ!!!」「その眼が!!気に喰わねえんだよ!!!」
こういうのも一種のツンデレというのでしょうか。
「べ、別にあなたの眼が好きってわけじゃないんだからね!」
家庭教師ヒットマンREBORN!
- 山本と獄寺、衝突し合った挙句、共闘する決意を固める。
- っつーか、山本っていつの間に、ここまで正確に現状を把握していたんでしょうね。
「マフィアごっこ」だと思っていたところから、認識を切り替えた瞬間はいつだったのかを知りたい。
まあ、骸とかスクアーロとかとあれだけの死闘を繰り広げておいて、
いまだに「ごっこ」だと思い込んでいたとしたらそれはそれで天然過ぎますけど。
サムライうさぎ
- ルールを把握していなかったんですが、勝ち抜き戦だったんですね。
- 先峰・千代吉は、加代姉たちの応援もあって、初戦突破。
- 向こうの次峰は早くも師範代。こちらの次峰・摂津殿は、
今回も見せ場なく、あっさりと退場。この人、志乃の兄、という以外、
特に強くなることもなくこのままこんな感じで居座るんでしょうか。
- そしてまさかの伍助まで敗れる。マロが扮装した志乃に見とれて一本、
というわけですが、しかしこれ、味方のマロの作戦(?)だからいいようなものの、
敵の作戦だったら思うツボじゃないですか。ちょっと志乃ラブにも程がある。
- それはともかく、マロの思惑としては、良成の実力をみんなに見せ付けたい、
というところなんでしょうか。そして大将に敗れたところで、
最後はマロが勝って締める、というような感じかな?
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
- 魔鹿娘キュラ、ギンジの「何でもする」に乗って、エンチューを襲う。
こんなに強かったのは意外でしたが、しかしそうすると、
その代償にギンジが一体何をさせられるのか、今から怖くてなりません…。
- ティキの元にはフリオが登場。箱舟の連中は、たった一人でも戦局をひっくり返す返すくらいの実力を持ってそうなので、
せっかくの毒島さんの使者憑依もここまででしょうか。
CLAYMORE
- センターカラー。月ジャンからの月一番外編掲載。
- 月ジャンが休刊になるので、月一のまま週ジャンに移ってくるのかと思いきや、
そうではなくて週ジャンに載るのはあくまで「番外編」という位置付けのようですね。
では月ジャン本体の本編の受け皿は?というと、「ジャンプ・スクエア」という新雑誌ができるようです。
- 本編もアニメも全くの未読なのですが、クレイモアの世界観や設定、
大きな鍵を握っていると思われる「覚醒」、
そして伝説のキャラ・テレサの強さ、といったあたりが初見でも把握できるつくりになっていて、
なかなかうまい番外編だと思いました。
- で、新雑誌「ジャンプ・スクエア」なのですが、和月伸宏・かずはじめ、
といった面子を見ると、「ジャンプ The Revolution」に載せていたような、
「ジャンプ卒業作家」たちと、休載となる月刊ジャンプ連載陣の一部の、
受け皿として機能する月刊誌(?)という位置付けなんでしょうか。
他にも、藤子不二雄(A)がいたり、となかなか気になる面子ではあります。
真説ボボボーボ・ボーボボ
- センターカラーで最終回。
- 扉絵、仲間として認められたらしいつけものとハンペンに少し感動。
逆に軍艦やスズは結局最後まで仲間としては認められなかったのか…。
- 元マルハーゲ帝国同窓会は面白かった。あれ、確か首領パッチも元マルハーゲだよね?
- 1話のリピートのような構成で終了。6年間の連載お疲れ様でした。
これまでのギャグ漫画のお約束を覆すようなパワーを持った作品でしたね。
- 正直、澤井先生の次回作ってのが全く想像できないんですが
(確かボーボボ連載中の読み切りも無いよね??)、楽しみではあります。
テニスの王子様
- 「手塚ゾーン」を逆に使うと「手塚ファントム」になるそうです。
何が「まさに」なのかは全くわかりませんが。
ジャンプでは同系列の応用技は「○○ファントム」になるの法則?
(リンかけ以外思いつかないですけど…)
- 竜巻が渦巻くコートに轟く稲妻…シュール過ぎる絵面なんですが。
とてもテニスの試合とは思えない…。
P2!
- S1代表となってポジティブ全開のヒロムの前に現れたのは、
かつてのリトルリーグのいじめっ子でした。
- ヒロムが覚醒すれば瞬殺でしょうけど、
果たしていつ立ち直るかがポイントでしょうか。
その前に前園に声をかけていたのは乙女でしょうか。
どうも乙女の方がさらに上手のいじめっ子だったっぽい。
銀魂
- 先週、
しかしこの展開だとさすがに万事屋の面々は関わってこないよね。
出てくるとしても快援隊くらいか?
と書きましたが、すまん、ちゃんと絡んできました。
っつーか、そんな展開ありかァーッ!
- しかしこれって、ハードSFな展開も、その展開をフィクションというメタレベル
(今回の場合はCM)に落とし込んだパロディ展開も、
どちらも銀魂の世界で「アリ」だからこそできる叙述トリックですよね。
あらためて、銀魂の世界観の懐の深さを感じました。
ToLOVEる―とらぶる―
- ヤミも、一回脱がされてからはもう禁区でなくなったようで、
触手にやられ放題ですね。
- 実体を持たないお静も、いつか脱がされ要員になるんでしょうか。
ぼくのわたしの勇者学
- ゲーム部対鋼野、顧問&廃部を賭けた格闘ゲーム対決、の巻。
- ラッシュがえげつなくていいですね。
- 何かよくわからない内に勇者部が誕生したらしい。
瞳のカトブレパス
- やっぱり青龍の倉持家には治癒の能力があるそうです。
- カトブレパスも、生物の「時間」は止められない…。
止めるとすなわち命を奪ってしまうことになるからでしょうね。
これでいくつか制限が出てきましたが、それでもまだかなり強い能力だよなあ…。
- 継承式に失敗すると、祅魔が暴走してしまう場合もあるようですね。
時生の兄・時人は、その時の継承に失敗した過去を持つようです。
父母は「殺された」と明言されてますが、時人の行方はまだ不明ですね。
敵サイドで出てくるという可能性もある?
- その敵側も波旬、開明、四凶、とラスボスっぽいものの存在が明らかに。
結構巻き展開?
バレーボール使い郷田豪
- ギャグ抜き展開が続く…。
- そしてバレーボール対決へ。ようやく「バレーボール使い」であることの意味が少しは出てくるのでしょうか。
魔人探偵脳噛ネウロ
- 掲載順の急落が気になりますが…。
- 笹塚と笛吹のやり取りはかっこいいですね。信頼し合っている男同士の会話、という感じで。
- ついXに突っ込んでしまった弥子。今回の中身論は不発でしたが、
Xの心に少しでも根を下ろしていれば、後々に効いて来るのかな…。
- そして弥子は電子ドラッグの魔の手に。
ただでさえ食欲魔人として人々に恐れられる存在になっているのに、
これで食欲が暴走したら一体どうなるのか?
魔界同様に人間界も全て弥子に食い尽くされてしまうのか?
ラルΩグラド
- 五騎士が一気に四人やられ、さらに特殊融合の残る2体、
ブラック・ライノセラス、クリア・ヒューマンまで出てきました。
掲載順位から行っても、どう見ても打ち切りです。ありがとうございました。
- しかし闇女王はクリア・ヒューマンらしいのに、特殊融合じゃない、とか、
クリア・ヒューマンの姿を消せる能力と、カゲを見ただけで殺せる闇女王固有の能力との関係は?
とか、説明不足でよくわからない点が山積み。
まあでも説明されないまま終わりそうだなあ…。
次号より、石岡ショウエイ先生の「ベルモンド Le VisiteuR」が連載開始。
赤マルジャンプ2006 SUMMERに掲載された読み切りとほぼ同じプロットのようですね。
「拷問」というテーマだけでどのくらい引っ張ることができるのか、興味があります。
33号より篠原健太先生の「SKET DANCE」が連載開始。
こちらは本誌にも読み切りが載ったので、満を辞して、というところでしょうか。
古くは「学園情報部HIP」から「梧桐勢十郎」「ノルマンディーひみつ倶楽部」
あたりにも通じる、
学園を舞台とした何でも屋的な設定の漫画は久しぶりなので、
是非とも続いて欲しいものです。
まあこの手のであんまり長続きした漫画はないんですけどね(ドクロ)。
2本開始ということで、終了も2本とすると、ボーボボと、もう一本はラルΩグラドでしょうね。
(2007.07.06)
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