漫画の部屋

ジャンプの部屋・2007年25号感想

田中靖規先生の「瞳のカトブレパス」が新連載。掲載順位に大きな変動が。

瞳のカトブレパス

田中靖規先生の新連載。表紙＆巻頭カラー。
本誌で同名の読み切り掲載後、主人公の設定や世界観等はほぼ読み切り版を踏襲しての連載。
いつも「カトブレパス」ってすぐに出てこなくて、「カブトパレス(兜宮殿)」って書いてから入れ替えてるんですが。
読み切りの時からジョジョっぽいと言われてましたが、巻末コメント「荒木先生、今までお世話になりました。」を読むと、本当に荒木先生のアシスタントだったんでしょうか。構図とか演出とかに影響をモロに感じますね…。
ホラーアクション物ということで、ジャンル的にはネウロやムヒョと被るのかな？読み切りの時から思っていましたが、主人公が強過ぎるような気がする点や、演出のオリジナリティといったあたりが、今後の連載でどう改善されていくかがポイントでしょうか。

ONE PIECE

表紙連載＞もうすっかりついていけなくなっているんだけど、エネルどうしたんだっけ？
影は取られても死なないが、本体が死ぬと影も消滅してしまう、それがモリヤが本体を殺さずに船で島送りにする理由だと。それはわかったのですが、確か影を奪われた本体は、太陽に当たると死んでしまうのではなかったでしたっけ？何も知らされず船送りにされた本体は、太陽に当たって死んでしまう可能性大だと思うのですが。それこそ、活かさず殺さず、暗闇に軟禁しておくくらいしておかないと。
ゾンビ達の弱点はシンプルに「塩」。「悪魔の実」に対抗する「海の力」を持つ、ということで筋は通ってます。というか、悪魔の実の能力者全般に、実は塩が効くのでは？
ゲッコー・モリア、かつて新世界で「カイドウ」という奴に敗れたようです。この名前は初登場だと思いますが、七武海の一人でしょうか？
フランキーのブルックへの質問、そんなに引っ張らずに教えてくれても良いのに…。しかしこれでブルック仲間入りの可能性がまた高まったのかな？
狂戦士オーズへと移植されるルフィの影。ゴムゴムの能力はそのまま使えないでしょうが、あんな巨大な体を使えるんでしょうか。常に「ギア3」みたいな状態か？

アイシールド21

デビルバックファイアの連発でスタミナ切れのモン太。無敵過ぎる必殺技だと思ってたんですが、こういう弱点があったんですね。
このタイミングで本庄さんが励ますってのは、アリなのかなあ？
最後は二人でデビルバットダイブで飛び込むようです。

NARUTO

ナルト達はキバ・シノ・ヒナタ達と組んで8人で向かうようです。
サスケ達は黒マント、ナルト達は白マントに身を包んでの出陣。

家庭教師ヒットマンREBORN!

サブタイトル「入江正一その2」って、その1はあの10話くらいの奴のことでしょうか。その1とその2の間隔が100話以上開いてるってすげーな。
10年後の世界でリングと守護者を集め、入江正一を消すことで、過去に戻り、しかも歴史も変わる、という…。随分と都合のいい話ですが、入江正一が研究している何かが問題なんでしょうか。

BLEACH

恋次が捨て身の鬼道で足止めしている間に、石田が銀筒と杖を使った結界を張って、撃退。
まだ研究されていないネタを使って、裏を掻くというのはまあ予想通りでしたが、これで終わりでしょうか、ザエルアポロ。まだ解放もしてませんけど。

ぼくのわたしの勇者学

新連載第2回。美人女教師・ムチコ先生登場。
うーん、辛いなあ…。早く勇者仲間を増やすとかしないと、勇者先生の一人ボケで引っ張るのはちょっと無理があるのでは。

サムライうさぎ

松山に二本とも刀を折られ、全く歯が立たない摂津。その松山の、刀を折り返すことで、伍助の強さを際立たせてます。っていうか、本当に強いのね。
志乃の前で涙を流しながら啖呵を切る伍助が良かったです。
しかしアクションシーンは本当にあっさりしてますね。アクションメインにするつもりはないのかな。

P2!

掲載順急上昇！それを祝うかのように、水着満載。
そういえば乙女ちゃんは水泳部でしたね。これなら水中訓練と絡めて自然に登場させられますね。
鍵は「動きの最適化」に気付けるかどうか。ヒロムの動体視力から来る観察力が、ここでも発揮されました。
「あんたの彼氏」ってところは特に否定しないんだ、乙女ちゃん。

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

ヨイチの秘策は、キリコを使ってチクり魔・ヘル・モスキートを召還することでした。
これでキッドは、アイビーとミックの真実に気付くのでしょうか。

エム×ゼロ

ノーコンタクトながら、柊の魔法の効果を理解し、 M0を使って大門を追い詰める九澄。ついに伝家の宝刀・M0をここで使いましたか。
さらに魔法を使わずに天然の煙幕を作って、背後を取ることに成功。うーん、やっぱり魔法使えなくとも、九澄の機転は凄過ぎる。
というわけで、クラスマッチ編決着。クラスメイトの魔法の披露や、各キャラの掘り下げ、そして九澄の機転を存分に見せ付けた上で、さらに九澄の伝説度もアップしているという、見事な構成で、非常に面白かったです。今後のテスト編とか部活動編とかでもこの面白さがキープできるかな？

銀魂

伊東鴨太郎が曲がってしまうまで。
今回は全編シリアス。このタイミングで伊東のこの過去をやられてしまうと、ちょっと死なせてしまうにはもったいない、って感じですね。左手を失ったから、隊士としてはもうリタイアだけど、命だけは取り留める、というあたりが落とし所でしょうか。
近藤さんがシリアスになる時って、本当にいいセリフ吐くんだよなあ。普段がバカなだけにより効果的。