漫画の部屋

ジャンプの部屋・2007年15号感想

「真説ボボボーボ・ボーボボが休載。「P2!」は生き残った模様。

バレーボール使い郷田豪

• 高橋一郎先生の新連載。表紙＆巻頭カラー。
• うすた先生の「ヒゲ部」や「ふえ部」のような不条理ギャグなのかな、 と思いきや、「バレーボール使い」が意味不明な以外は割とまっとうというか、 シリアスなノリだったりしますね。
• 郷田豪の言ってることも、奇麗事でもなく、努力を否定するでもなく、至極まっとうですしね。
• しかし読み切りの「ドーミエ」のような妙な味は今のところ抑えられてしまって、 普通の(?)漫画になってしまっている印象。 これからどういう方向に転がるのか、ちょっとまだ様子見というところですが、 独特のセンスと持ち味の持ち主だと思うので、何とか発揮してもらいたいところ。 ひとまずは、シリアスとギャグのバランスをどう取っていくのかが見所でしょうか。
• ところで今週のピノちゃんはヒロインじゃないんですね。 ヒロインは、表紙では何か犬耳みたいなのつけてるし、ちょっと変な人なんでしょうか。

BLEACH

• 六杖光牢、確か白哉は詠唱破棄で使えてましたが、 さすがにルキアはそれは無理のようで。 ここら辺で隊長格との力の差を見せているようです。
• 二重詠唱で双蓮蒼火墜。威力が番号に比例すると、「破道の三十三」の蒼火墜の2倍よりは、ほんの少しだけ弱いことになるんでしょうか。 あれ、でも「破道の六十三」って、空鶴が使った「雷吼炮」って破道があったはずなんだけど。 番号被っちゃった？
• 陽の光にあたり、化けの皮が剥がれたアーロニーロ・アルルエリ。 結局ニセ者ということのようですが、 ルキアの記憶を元にして幻を作っていたってことなんでしょうか。

ONE PIECE

• ビクトリア・シンドリーは有名な舞台女優でしたが、10年前に死んでいるらしい。 Dr.ホグバックの手によって蘇ったということなんでしょうか。
• 用心棒はどうやら浪人っぽい風貌の剣士のようです。ゾロと対決か？ モリアってのとはまた別ですよね。
• ネガティブにさせるゴースト。物理攻撃はすり抜けるし、 炎も効かないし、精神攻撃を仕掛けてくるし、と実はかなりの厄介な敵？
• 合体攻撃「6億B・JACK POT」。 これ、チョッパーが入ってると「6億50B・JACK POT」になったりするんでしょうか。
• 「大ケガした年寄り」の繰り返しギャグはなかなか面白かった。
• 最後に出てきた名前、どうやら「影」を盗む黒幕らしいゲッコー・モリア。 何と七武海の一人らしいです。ここで出してくるか、七武海。 しかしこれで七武海も名前がわからないのはあと一人まで来ましたね。
  クロコダイル、ジンベエ、ミホーク、ドフラミンゴ、バーソロミュー・くま、 ゲッコー・モリア。

ラルΩグラド

• センターカラー。
• カフカ、船に弱かったのか…。水を使う獣なのに、海の上では無力とは…。
• 海上戦は随分とラル達にとっては不利なフィールドのようです。 戦闘力はなさそうなスンスのカゲが攻略を握る？

NARUTO

• 転生の儀式完了。
• というわけで、大蛇丸の転生がかなったのか、サスケが勝ったのか、 結末は不明なままに。
• サスケがここで負けるというのは考えにくいので、多分サスケが勝ったんでしょうが、 大蛇丸も完全には消えていなくて、いざという時にサスケの体の自由を奪ったりするんでしょうか。 ハガレンのリン in グリードみたいな感じ？
• あるいはサスケがチャクラを開くと、ナルトの九尾みたいな感じで大蛇丸のチャクラが出てくるとか。 それも嫌だな…。

家庭教師ヒットマンREBORN!

• 10年バズーカを使っての10年後展開。これは予想してなかった。
• リボーンがいなくなってしまったら、死ぬ気弾撃ってくれる人がいなくて、 ツナだけじゃ役に立たないじゃん、と思っていたのですが、 バジルから死ぬ気丸を受け継いだことで、いざという時にもどうにかなる目処はつきましたね。
• 10年バズーカに当たって消えてしまったということは、リボーンは10年後に存在していない？ そもそもアルコバレーノが赤ん坊の姿を保ち続けるのは何らかの「呪い」らしいし、 成長が止まっている代償として逆に長生きできなくても不思議はないですが。
• そしてツナも10年後は棺桶の中？あれ、でも今まで10年後ランボは、 10代目ツナと何度も出会ってますよね。ああ、でもちょうど10年後に死ぬような目にあったんなら辻褄は合うか。 最後のシルエットは10年後獄寺でしょうか。 10年後のキャラ達が見られるのはとっても楽しみです。

太臓もて王サーガ

• 阿久津と矢射子をくっつけようイベント、スキー編。
• 「だとすると今までのオレに対する態度も説明が…つかねえエエ――!!!」
  に笑いました。逆走し過ぎだ、矢射子。

サムライうさぎ

• 新連載第2回。
• 道場を建て直す「硬派な大工」達に、本当の目的（妻に認めてもらう為の道場を作る）を告げられず、 道場はあらぬ方へ。しかしうさぎの面の裏に書かれた妻の心遣いを知った伍助は、 恥を捨てて本当の目的を告げるのだった。
• うん、2回目もいい感じです。毎回こういう小さなエピソードを通じて、 夫婦の仲が少しずつ進展していく、という感じなんでしょうか。 志乃の萌えポイントもなかなか高くていいですね。 夫婦の絆と、天下一の道場。この2本柱でとりあえずはどこまで進めるか。

アイシールド21

• セナ vs. 進はセナの完敗。しかしそのセナの根性が、泥門メンバー全員の心に火をつけた。
• バレバレの走潰しフォーメーションながら、敢えてタイムアウトを取らずに進めるヒル魔が良かったです。 ヒル魔の「超理論派のクセして言ってることは夢丸出し」な側面がまた見られた感じですね。
• そしてエベレストパスに、後ろ向きのまま突っ込むモン太。 クラッシュ覚悟で、キャッチ合戦になれば絶対に負けない、 という自信があるからこそできる捨て身のプレイですね。

銀魂

• 女性レギュラー陣総出演で、ダイエットのために断食道場へ。
• 胸を大きくしようとして失敗した九ちゃんに萌え。 でも九ちゃんは貧のままの方が…。
• しかしこのメンバーだとみんなボケるからツッコミ役が安定しませんね。 やっぱり新八は偉大だ。

ToLOVEる―とらぶる―

• リト、犬と入れ替わってやりたい放題の巻（主に犬が）。
• 股間を舐められるためだけに出てくる沙姫様が不憫すぎる…。
• そして次号のセンターカラーに合わせて、春菜ちゃんと入浴。 これはいつかの赤マル袋とじのリベンジ？

エム×ゼロ

• センターカラー。
• メンバー全員紹介されて、C組 vs. F組の決勝戦スタート。
• セーフティエリアの使い方次第で、なかなか面白い展開になりそうです。
• 九澄はマンドレイクネットワーク無しか。今まで以上にピンチの連続になりそうですね。
• 自らを攻撃して拘束を解くなど、単なるパワーだけではない小石川の強さを見せ付けて、 なかなかうまい展開です。
• しかし30点取れば勝利ってのは、A.C.が九澄倒したらそれだけで18点だから、 後はA.C.がS.C.以外をたった2人倒せばいいわけで、 凄まじくF組に有利な気もするんですが…。

テニスの王子様

• 無我の境地発動のリョーマ vs. 素の金太郎、互角の対決。
• しかし今までの色んな技をダイジェストで披露しているわけですが、 あらためて変なカッコですね…。何、あのポーズ？みたいな。
• 一球勝負で扉を開くんでしょうか。
• 単行本の紹介、「笑いと分析を駆使する強敵に、桃城と海堂が大苦戦」
  そうか。あの展開を一言でまとめるとこういう表現になるのか…。

魔人探偵脳噛ネウロ

• 新展開は、幼女の依頼人・睦月ちゃんと、その真性ロリ爺さんの身辺調査。
• 弥子を介して、吾代と笹塚が競演する、というなかなか面白い展開。

D.Gray-man

• 最後の間に辿り着いたアレン達一行。待ち受けていたのは、ロードとティキ。
• リナリーは実質今は戦闘力ないから、ロード＆ティキ vs. アレン＆ラビ、 という戦いになるんでしょうか。

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

• リオ先生や今井さん、リリーなども合流して、いよいよ最終決戦の雰囲気。
• しかしこちらから乗り込むつもりが、あっさり場所割れてて、逆に襲われる羽目に。
• 五嶺とエビス、満を持しての再登場。しかし死亡フラグ全開です。
• エンチューまで登場して、なんかこのままラストバトルに突入、ってな雰囲気ですね。 これ以上引っ張るネタもなさそうだし、終了に向かっているんでしょうか。

P2!

• 相馬親衛隊、たった2ページの登場なのに妙にキャラ作りに気合が入っているように見えるのは気のせいだろうか…。 是非とも再登場希望。
• 相馬 vs. ヒロムの一戦は、回想という形で。相馬の「パラダイム」を打ち破る、 ヒロムの超・動体視力。いやあ、うまい見せ方です。
• 新生・久勢北の希望の星となれるか、ヒロム。未来に希望を持たせる展開ですね。
• しかし打ち切りレースから当面生き残ったっぽいのは嬉しいんですが、 また実質掲載順最下位が続くのかと思うと、心臓には良くないですね…。

ピューと吹く！ジャガー

• ジュライ、和解。
• ポギーの変態っぷり（しかも本人はかなり素）がいかんなく発揮されていて良かったです。

十二傑漫画賞一月期の審査員・武井先生ってのは、何かの嫌がらせでしょうか。 最後のページのユンボルと、「漫画の道は険しいですが、がんばりましょう。」の総評の一言が、哀し過ぎる…。

次号、三上龍哉先生のギャグ読み切り「ドンマイ!!地球防衛軍」が掲載。

(2007.03.12)

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