漫画の部屋
ジャンプの部屋・2007年3号感想
今週号から武井宏之先生の「重機人間ユンボル」が連載開始。
「D.Gray-man」が作者急病のために落としました。
重機人間ユンボル
- 「シャーマンキング」の武井宏之先生の新連載。表紙&巻頭カラー。
- 大災害の後、世界は復興へ向け、大工事時代を迎えていた。
ドヴォーク重騎士団の団長・バルは、現場主義のゲンバー大王に敗れ、
ドヴォークは滅亡。しかしバルの心は重機人間ユンボルに宿って復活を遂げた…。
- これぞ武井漫画、って感じですねー。フォーマット自体はむしろオーソドックスといっていい改造人間物のようですが、
しかしこのズレ方は何なんでしょう。あらゆる設定の少しずつのズレが集まって、
全体として見るととんでもなくズレてしまっている、という感じでしょうか。
- 回想のリベッタ姫のちっとも可愛くない様子が…。しかも馬乗りになって鞭を振るうって、
沙織と邪武かよ!(←古いな)
しかしそれが最後のサプライズへのミスリードになっているのは感心しました。
- ニッパーのフルネームを言うのを最後のところまで溜めている演出もよかったですね。
NARUTO
- 4回殺さなくては死なない角都と、不死身の飛段。
ならば角都の方がまだ殺しやすそう、ということで、先に角都を狙うことに。
- また肝心なところでカカシ先生が役に立たなくなる伏線が着々と…。
- 影真似で一時的に足止めするのはいいとして、
シカマル一人ではここから攻撃もできないような気もしますが…。
ONE PIECE
- ウソップを仲間に迎えるにあたっての「ケジメ」について、ゾロの主張。
うーん、ルフィよりもよっぽど船長っぽい。筋が通ってるなあ。
- ガープ中将の武器は、手で投げる砲弾、拳骨流星群。
ルフィたちも必死に抵抗していますが、
しかしゾロの「砲弾真っ二つ」ってのは、解決になっているのか?
結局爆発はするんでは?
- ウソップの涙の謝罪で、ようやくメンバーに復帰。
先週のフランキーの仲間入りイベントが、どちらかというと笑い多目だった分、
涙成分はこちらのイベントに取っておいた感じですね。
アイシールド21
- ムサシのキック vs. 王城ディフェンス。
- 3rdダウンまで0ヤードゲインで「良くここまで運んだ」って、一瞬???と思いましたが、
よく考えたら桜庭がディフェンスに入るまではパスは泥門ペースで進んでいたんでしたっけね。
- キックの特殊性、キッカーの孤独、などなどがよく表されていたサイレント見開きページでしたね。
- 先制は泥門ですが、王城のエベレストコンビが立ちはだかる。
家庭教師ヒットマンREBORN!
- 死ぬ気の炎や、武器にも歴代のボスの個性があるんですね。
- というわけで、XANXUSの引き継いだのは、どちらも殺傷力の高い能力でした。
- しかしこのバトル、あまりにも制約条件が多過ぎて、いまいちどう楽しめばいいのか判断しかねてます。
なんつーか、逆境に逆境を重ねればいいってもんじゃないよね、というか。
神力契約者M&Y
- 新連載第2回。今回の敵は「地」系に属する、ボーリングする岩。
- 今週の優奈はサンタコスでした。(今、「サンタ」で変換したらジャンプ辞書が「★SANTA!★」を第一候補に出したのでちょっと淋しくなった)
- うーん、正直今のままだと、この作品が、今の連載陣の中で生き残っている姿があまり思い浮かばないのも事実。
何かもう一つブレイクしないと厳しいかもなあ…。
銀魂
- 最後の最後、木刀の先から醤油を発射して押し込んでほしかったなあ…(←しつこい)。
- 「一旦BARに戻って態勢を立て直すぞ」。小平次再登場はちょっと嬉しかったり。
- 侍のポジションだけ覚えているっていうオチは良かったですね。
しかも大魔王四天王のひとりだし。
エム×ゼロ
- 勇者に与えられる特権は、魔法力の引き上げ。しかしその権利は九澄ではなく、
マンドラゴラのルーシーへと。九澄の基本である「魔法が使えない」はそのままに、
透明化して九澄からも見えなくなったルーシーが今後は学園編にも介入する、
ということで、話の幅が広げやすくなりましたね。なかなかうまい展開です。
- 観月と愛花の2人の間にライバルフラグでも立つのかと思いましたが、
両方の好感度を上げるという、ある意味最良の結果に落ち着きました。
ラルΩグラド
- カゲの中から仲間を選ぶイベント。
- マレロ&ゴルバゴは、なかなか魅力的なキャラですね。
しかし城を護る、ということは、今後の旅には出てこないんでしょうね。
- しかしセカンドって無条件で殺される宿命なのか。ファースト・サードに比べて不憫ね。
- しかしメガネっ子姉さんと、ロリっ子とは、どんなパーティーやねん。
しかも「ロリコン」って単語を知ってるって、ミオ先生、一体何を教えているんだ…。
メゾン・ド・ペンギン
- 今回はサイレントシリーズ。毎回、よく色々な企画を思いつくなあ、と感心。
- 結局最初の想像が間違ってなかった、というお立ち台ジィチャン刑事のオチに笑った。
- 夢オチセンパイ、最初は一発ネタかと思っていましたが、意外と応用例多かったですね。
今回のネタはどちらも秀逸だったと思います。
- 最後の最後、思わず叫んでしまったつかさくんに笑いました。
BLEACH
- 雨竜とペッシェの漫才。
- ネルと愉快な仲間たちは、一応それぞれの技を持っているようです。
で、ペッシェの能力は「触れたものをすごいヌルヌルにする汁を出す能力。
ネルの涎といい、みんな液体絡みの能力なんでしょうか。
- そのペッシェの攻撃によってチルッチも解放して本気になった模様。
ただでさえ苦戦していたのに、雨竜に勝ち目はあるんでしょうか。
ペッシェとの連携でどうにかするのかな?
或美野中学2年C組竹田君〜featuaring SETSUCO〜
- 「D.Gray-man」の代原。斜塔タワー先生の読み切り。
- 竹田君も、セツ子も、過去の別の読み切りに出てきたキャラですよね。
2大キャラを競演させました、ということなんだろうか。
- しかしこの競演はちょっと強引だったかなあ。オチも含めて。
テニスの王子様
- タカさん vs. 元祖波動球・石田兄。
- 壱式から百八式まであるという波動球。
ここまで来たら裏百八式とか禁千弐百拾壱式とかまで行けばいいと思いました。
ToLOVEる―とらぶる―
- 露出狂・天条院先輩の家で、クリスマスパーティ。
- とりあえず地道に細かくエロポイントを稼いではいますが、
本領発揮は来週以降というところでしょうか。
しかし屋内で鉄球トラップって、どんな家やねん…。
魔人探偵脳噛ネウロ
- 電人HAL編、決着。
- いやあ、今回のシリーズは本当に伏線、展開、解決と全てが素晴らしかったですね。
特にヘリで空母に特攻してから展開は見事としか言いようがありませんでした。
連載当初はどちらかというとイロモノ漫画的位置づけでしたが、
本当に化けたなあ、という印象。
- ところで、今回の刹那の症例の「人為的」ってのは、今後の伏線になるんでしょうか。
もしそうだとすると、「X」の誕生とも関わってきそうですけど。
真説ボボボーボ・ボーボボ
- そしてそんなネウロの成長に浸る間もなく、至郎田正影が登場し、
いやがおうでも初期のネウロを思い出さされる読者なのでありました。
この並びはあんまりだ、と思った。いくら師匠だとは言え。
- 「DCS真拳」にあまり違和感を感じないのはすごいと思った。
ボーボボ世界に混じってもあまり浮いてないよ。さすがだよ、DCS。
- 聖鼻毛領域に続いて融合戦士、と持てるネタを惜しみなく注ぎ込んでますね。
まだXIXって7人くらい残ってるんだけど、この調子で持つんでしょうか。
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
- ロージー、相変わらず一人で突っ走る。
- 無力感を感じるのは勝手だけど、せめて目的を告げてから行動すべきだと思った。
まあいまさらですが。
- ナナちゃんがここで絡んでくるのか。
今回のイベントはロージー自身の魔具の補充も兼ねているのかな?
太臓もて王サーガ
- クリスマスパーティーの巻。もうこの手のイベントネタだと、
適当にキャラを出しておけば、勝手に話が転がってくれるくらいまで、
各キャラが立ってきている印象ですね。
- でも個人的には、冒頭の吉下に話しかけられない木嶋が一番面白かったです。
P2!
- 眞白の父親が王華の監督でした。母親の葬儀にも来なかった父親。そういう因縁だったのか。
眞白なのに真っ黒なオーラ全開です。
- 「見たことに対してなのか。見たのに女の子だと気づかなかったことか」
笑った。あれで結構ショックを受けてたんだ。いやあ、いいキャラしてるなあ。
ツンデレとはまた違う、何か新しいジャンルを開拓しそうな勢いすら感じますよ(言い過ぎ?)
- なるほど、ヒロムの能力は驚異的な動態視力にあるんですね。
スポーツの絵を描くのが好きのに、躍動感がなくて静止画みたいになってしまう、
というのもその類稀なる動態視力が成せる副産物だったわけか。
- 山雀先輩、これ以降この漫画で見せ場があるかどうか心配…。
ピューと吹く!ジャガー
- クリスマスパーティーをしゃっくの家で過ごそうと画策するハマーさんの最低っぷりを証明する企画。
- いや、何というか、お手本のようなクズですね。もう何の同情もかける余地がないというか…。
次号は、今年最後の発売。
巻頭カラーはONE PIECEで、ワンピとDRAGON BALLのコラボ漫画も載るらしいです。
(2006.12.18)
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