漫画の部屋
ジャンプの部屋・2007年1号感想
新年1号は、何と付録付きで縛ってありました。立ち読み対策か?
「ピューと吹く!ジャガー」は取材のため休載。
「HAND'S」が10週打ち切りでした。
時間ないので簡易感想で行きます。
ラルΩグラド
- 新連載、表紙&巻頭カラー。
- ゲームの方を知らないんで、「カゲ」という存在がどのくらいゲームの設定と同じなのかはわかりませんが、
なかなか面白い設定ですね。闇の中では影が生まれないので、闇の中に封印しておいた、というのも面白い。
- 主人公がいきなりLv.50とかいう強さに見えるので、どうやってピンチを作るのか、
そっちの方に苦労しそう。
- 奇しくも今週は「エム×ゼロ」でも胸モミをしてましたけど、
直な分だけこちらの方が上ですね(上って?)。
- しかし「女のために」という理由で世界を救う話ってのは珍しいのでは?
スポーツに目覚める、程度だったらよくあるけど。
ONE PIECE
- フランキーを仲間にするためのドタバタ劇。涙の別れは来週に持ち越し?
- それよりも最初のコマの「ウソップのことで通す筋」の方が気になった。
- 羊の次はライオンでした。まだ船の名前はつけてないよね?
家庭教師ヒットマンREBORN!
- ツナの凄さは「非凡な平凡さ」だそうです。何をとっても普通な人、みたいな感じでしょうか。
でも平凡さランキング1位の人と、平凡さランキングでも真ん中ぐらいの人では、
一体どっちの方が平凡なんだろうか(わけわからなくなってきたのでヤメ)。
- 全守護者が集まって、いよいよ最終決戦。マーモンまで捕獲されたのに出てこないってことは、
スクアーロってホントに死んだんですね。少なくともチェルベッロは死んだと思っている、ということか。
BLEACH
- ネルの涎には弱いながらも回復効果があるそうです。
一応回復役確保か。しかし織姫の双天帰盾に比べると心もとないなあ。
- 葬討部隊(エクセキアス)は、骸骨の面をつけているようだが、
これは破面が敢えて被っているのか、それとも面が取れていない中途半端な破面なのか?
多分前者なんだろうけど、後者だとすると破面を取り締まるために、
破面よりも弱い者を使っていることになるので、
それで討伐も何もないよなあ、と思った。
- 最初に戦ったのが親切な破面で良かったですね。
NARUTO
- 5つの性質変化には相性関係があるそうで。ここら辺も元の五行を参考にしてますね。
ただ、五行は相克の関係と相生の関係は別のチェインとなってますよね。
相克だと水→火→木(水は火を消す、火は木を燃やす)、
相生だと金→火→土(金は火を生じさせる、火は(物を燃やして)土を作る)、
だったかな?
ナルトの性質変化の場合、水→火は相克ですが、火→風は相克というよりは、
どちらかというと風→火の相生関係ですよね。
【2006.12.05追記】
賢さんよりご指摘を受けました。相克の正しい順序は水→火→金(水は火を消し、火は金を溶かす)、相生の正しい順序は、木→火→土(木は火を生み、火は燃えた後に土を生む)、
だそうです。眠い時にうる覚えで書いちゃダメですね…。
基本的に五行は「木火土金水」(もっかどごんすい)と覚えますけど、
この順番で五角形を書くとそれが相生の順序になってます。でもって、
その五角形に対して星形(五芒星)を書くように辿ると、相克の順序になってます。
- シカマルが2人を影で縛って、飛段を操って角都を攻撃させ、チョウジもそこに攻撃を加えて、
その時に角都の技をカカシに見切らせる、という作戦でした。
相性問題をいきなり使って破ってますが、もう一週タメがあっても良かったかも…。
ToLOVEる―とらぶる―
魔人探偵脳噛ネウロ
- ネウロ、ついに謎を喰う。立体迷路のようなイメージ図もなかなか良かったです。
- そしてパスワードの答は刹那でした。有無さん見事正解でしたね!
これまで基本的に本格推理物とは言いがたいネウロでしたが、
今回のパスワードに関しては事前に全てヒントが出きっていたようで。
誰にも解ける程簡単でもないし、よーくヒントを吟味すれば解けるという、
難易度的にも見事な謎だったんではないでしょうか。
- しかし弥子がよく刹那なんて知ってたなあ。いや、もちろん刹那が1/10^18であること自体は調べればわかるでしょうし、
調べる時間も十分あったでしょうけど、そもそも「刹那」が「数の単位である」という事実自体を知らないと、
「1と0の間」と「本城刹那という名前」を結び付けて考えること自体ができないんじゃないかと思うのですが。
D.Gray-man
- 騙し眼鏡の効果は、その名の通り幻を見せて幻惑する効果でした。
それ以外の炎やら氷やらの攻撃は本当の物理攻撃なのか、
それともやっぱり幻で(痛覚まで含めて)そう思わせているだけなのか、
判断に困るところですね。
- ラビはそのブックマンとしての記憶力を元にして本物の鍵を探し、
クロウリーはその吸血鬼としての嗅覚で敵の位置を探る、という役割分担が。
しかしラビの場合、本物の鍵自体は見えないように隠されていたとしたら、
記憶力があったところでどうしようもないような…。
エム×ゼロ
- スライム浸入、全裸フェイク、となかなかにきわどい描写。
- 魔法が使えないことをごまかすためとは言え、なぜそんな誤解を招くような発言ばかり…。
九澄、もしかして天性のジゴロ才能あり?
-
アイシールド21
- 「地味」がゴシック強調は基本?筧は悪気がない天然な分、余計に響くな…。
- ヒル魔の作戦は、ショットガンで雷門のキャッチ力に賭けるバクチプレーを続ける、というものでした。
これを防ぐために桜庭も守備・攻撃両面に出ざるを得ない事態に。
うーん、これだと桜庭 vs. 雷門の決着で、スタミナ切れで雷門の勝ち、
という展開もあり得るわけだけど、それはちょっと安易なので使って欲しくないなあ。
メゾン・ド・ペンギン
- 扉絵のネタが一番面白い。くだらないけど面白い。
- 法廷画家・エンジェル岡本も面白かったです。ネタが続くかどうかわかりませんが。
銀魂
- 乗り込むまでに一話。
- 改造傘&改造木刀(醤油差し機能付き)で少しくすぐりは入ってましたが、
全体的にギャグ少な目。来週決着、して欲しいなあ…。
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
- ムヒョとロージーの力の源は相互作用・アロロパシー?
- それにしても、「アロロ」ってよく召還した魔界の何とかとかが喋っているなあ、
と思ったら「練」って意味だったのか。「お前の魂か肉体を寄越せ」
「いやダメだ。練で我慢しろ」みたいな会話を繰り広げていたんだろうか。
- 黒地に白抜きのセリフは誰のセリフなんだろう?ティキ?
- ムヒョの魔法律書が壊れた?と思われるタイミングでビコ登場。無駄がないですね。
太臓もて王サーガ
- 「こーうっふく!こーうっふく!」
ネウロネタ、使いやすそうだなあ…。
- ジョジョネタ多かったですね。「鷲巣麻雀」って何だっけ?
鷲巣ってネウロの吾代のボスを殺した奴?
「妖逆門」と「アイコラ」は元のセリフの「バックギャモン」と「サイコロ」(?)をパロってるんだろうけど、
どちらもサンデーの漫画のタイトルなのが気になった。偶然だと思うけど。
【2006.12.05追記】
ichi1さんから教えていただきました。「鷲巣麻雀」とは、アカギのネタだそうです。
詳しくはこちら。
- 小春のジャイロ回転ネタは、そりゃあネタ師としては使いたくなるよなあ。
テニスの王子様
- プレースタイルを真似るの自体は、無我やら樺地やらで食傷気味だったけど、
声真似で相手を撹乱させるってのはなかなか面白いですね。
ダブルスでないと使えないだろうけど。
- あ、ホントに覆面かぶったまま入れ替わった。でも何か意味あるのかな。
騙している間、どうしたって必殺技の威力は下がるから戦力は落ちるだろうし。
最初からずっと騙していたのならともかく、最初に本物見せてからのニセモノじゃあねえ。
大体声出した時点でバレるんじゃ。それとも海堂が「どーん」とか言ってたんだろうか。
それはそれで面白過ぎるけど。
真説ボボボーボ・ボーボボ
- 真説版聖鼻毛領域発動。
- 今までの聖鼻毛領域の例に漏れず、十分なはじけっぷりでした。満足です。
P2!
- 真白と王華の間に何やら因縁が?卓球場での初対決の時にそれらしいこと匂わせてましたっけ?
どうにも後付けっぽさが。
- ヒロムの特性もライジング向きなんでしょうか。真白は変化球の必殺技使うみたいなので、
カット主戦型になるのかな?
- 王華のキャプテン、真面目な顔してかなりの天然ですか?馬に乗って登場って…。
アオリ文でも突っ込んでくれてますけど。
- しかし「HAND'S」亡き後はこの作品が実質掲載順最下位になるんだろうか。
それはそれで次の打ち切り改変期までずーっとこの状態ってのも心臓に悪いなあ。
HAND'S
- びっくり、最終回。ピッタリ10週目でした。久しぶりじゃないですか、ちょうど10週で終わったのって。
週刊少年ジャンプデータベースで調べてみたら梅澤春人の「LIVE」以来でした。
- よく考えれば3つ新しいのが始まるのだから、3つ終わっても不思議はないのですが、
1つは読み切り枠を使うのかな、と思っていたので。
まあでも読み切り枠自体が、交替休載枠を使って作られていたのか?
- 10週で終わった漫画なのに、最初の4週全くハンドボールやらなかったってのも、
凄いですよね。ペース配分間違え過ぎ。
- いくらフォローしても親父の最低っぷりを払拭するところまでは行きませんでした。
そりゃあ無理があるよね。
ジャンプは新年1号で読み切り対策。一方のマガジンは新年1号で全作品にあらすじをつけて、
読む作品を増やす作戦に出るようです。
読み切り対策のお陰で、しょうがなく買うって人の割合と、
これを機にジャンプは卒業するか、と考える人の割合ってどっちが多いんでしょうね?
次週は暁月あきら先生の作品が新連載。
(2006.12.04)
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