漫画の部屋
ジャンプの部屋・2006年44号感想
今週より板倉雄一先生の「HAND'S」が連載開始。
HAND'S
- 板倉雄一先生の新連載。表紙&巻頭カラー。
- タイトルと題材がハンドボールである、ということ以外は全く読み切り版とは設定を変えてきましたね。
読み切り版では、ホレた女の子がヤクザの組長の娘で、組長に嫌われたくないためにハンドボールのエースだったと嘘をついて、
嘘を本当にするために試合に出て、その才能の片鱗を発揮する…という話だったはず。
連載版では、主人公は天才ハンドボール選手の息子で、しかし全くハンドボールには興味がない、
と大幅に変わっております。
- 先週始まった「P2!」が、どちらかというと才能のない素人が、やる気だけでピンポンに挑戦するのに対して、
こちらは才能は(多分)持っているのに、全くハンドボールをやる気がない、
とかなり対照的なプロットになってますね。まあ、同じような話ばかりじゃつまらないし、
これはこれで良いかと。
- 一応主人公の才能の片鱗としてやたらとジャンプ力があるところを見せ付けてますが、
どうやって主人公にハンドボールをやる動機付けをするのか、ですね。
どうやら女の子にホレて…という線はなさそうですし。
ONE PIECE
- 表紙連載>うわ、あっさり月まで着いちゃったよ。空気なくても生きていられるのか。すげーよ、自然系。
- サンジの単独行動は、正義の門を閉めるためでした。
ゾロとの差別化のためか、すっかり頭の良いキャラになってきましたね、サンジ。
- 閉めた正義の門のお陰でアチコチに渦潮が発生。しかし航海士ナミがいれば、
突破可能、と。なるほど、仲間の力を適材適所で活かして、脱出するわけですね。
- 動けないルフィさえも盾に使うゾロ&サンジ。鬼だ…。
- というわけで、ウォーターセブン編から続いて長かったエニエス・ロビー編も、
これにて終了。このまま監獄インペル・タウン編へと続くのかと思っていたので
(表紙連載のMr.0〜Mr.3がインペル・タウン行きになったこともあって)、
とりあえずここで一区切りついてくれたのは嬉しいですね。
伏線回収するとなると、次はエルバフか魚人島あたりでしょうか?
- 今後は世界政府そのものが敵、ということですが、CP9を撃破して、
中将5人の包囲網を突破してしまった以上、世界政府で相手になるのは3人の大将くらいなんじゃないかと。
海賊系は残りの七武海やら白ひげ・黒ひげやらいっぱい残ってますが。
NARUTO
- シカマルの作戦は、地面に書いた紋章から飛段を引きずり出すことでした。
「影首縛り」って対象者に同じ動きを強制することもできるんですね。
それは「影真似」の方だと思ってました
(そういや、先週の感想で「影真似」と「影縫い」を混同してました。
「影縫い」は、影が針状になって飛んでいく物理攻撃だそうです)。
- 最初の予定通り首をハネましたが、首ハネても死なないのか、飛段…。
マジで不死身じゃないですか。
D.Gray-man
- アニメ開始記念、センターカラー。
- 神田 vs. スキン・ボリック開始。
- 神田の「六幻」って、一幻から六幻まで技があるんでしょうか?
まだ二幻までしか技を出していない?
アイシールド21
- 進は、陸のロデオドライブの極意を取り入れ、究極のタックル・トライデントタックルを完成させた!
- 勝つにせよ負けるにせよ、今度の準決勝が王城と当たる最後の試合なので、
究極進化した進と戦う、というのは正しい盛り上げ方ですね。
- しかしこれで陸は完全に用済み、という感じで、
西部が白秋の餌食になる確率は高まったかなあ…。
家庭教師ヒットマンREBORN!
- クロームの正体は凪という女の子。事故で右目と内臓を失ったようです。
- クロームに憑いていたのは、やはり骸だった模様。
クロームが戦闘不能になったことで、奥に潜んでいた骸が出てきたようです。
- 次号はアニメ開始記念巻頭カラー。巻頭カラーに合わせて骸を登場させるとは、
やはり人気投票結果は重視しているようですね。
メゾン・ド・ペンギン
- 人気投票12位より下は強制退去。サード・ゲイ鈴木は復帰し、
代わりに文字郎くん、天狗、他のキャラが一掃されました。
- 新シリーズ「ハコイリムスメ」は、「それと」で二段オチ。
最初のエイリアンズもそうだったけど、どうも私はこの手の二段オチに弱いらしい。
- バカップル、完全に方向性を失っているような…。
何かもうそろそろ適当に切り上げた方が良いのでは…。
BLEACH
- 十刃のうち8人の顔がアップになって顔見せ。グリムジョーを除くと、
1人顔が出ていない人がいますね。「ただ座して敵を待てばいい」のコマに顔が半分だけ出ている彼でしょうか。
- 虚に追われる人間(?)登場。尸魂界における花太郎ポジションでしょうか。
銀魂
- またまた変な新キャラ登場。ハードボイルド同心小銭形平次。
最初はまともだったのに、万事屋の面々と関わることで変態化していくキャラが多い中、
こんだけ最初っから変態さんなキャラも珍しい。
- 「っていうかアニメの時どうするつもりだこの表現」
「うるせーんだよ どうせそんなもん 低視聴率で そのうち 終わんだよ 関係ねーんだよ」
うわ、シャレになってるのかなってないのかわからない微妙さ加減だ…。
- 屋台の親父の正体が狐火の長五郎かと思ったんですが、
屋台で飲んでる時に「現れた」って連絡が入っているから違うのかな。
それとも最初の義賊だった長五郎の正体が屋台の親父で、
今の長五郎は長五郎の名を騙るニセモノ、ってところでしょうか。
P2!
- 乙女、ヒロムをネタにしたブログ作ってるのか…。
それにしてもあの瞬間の写真ってどうやって撮ったんだ?
- ランニングで先に帰った者から打てるシステム。しかし台は3台しかない…。
これって、練習の出来る上位の者と出来ない下位の者の差がどんどん開くシステムですよね。
層を厚くする気がないとしか思えない…。
仮に、ここで上級生を抜いて上位に入るくらいでないと戦力にはならない、ということだとしても、
上位に入るということはその分押し出された上級生は練習できなくなるわけで…。
魔人探偵脳噛ネウロ
- 篚口の作戦は、街中の人をインスタント中毒者に仕上げ、
ネウロたちに自分を追わせつつ追い詰めることでした。
- いくら電子ドラッグによるドーピングで強化されているとはいえ、
人間橋で護送車を渡せるほどの強度ってのは厳しいのでは…。
- ネウロはともかく、弥子は無傷じゃ済まなさそう…。
これでネウロが弥子を庇って必要以上のダメージを受けている、
って展開だと燃えるなあ。でもってネウロのピンチを救うのは、
弥子の何か(←これが何なのかわからないのが困ったもんですが)。
真説ボボボーボ・ボーボボ
- IXEX(ナインエキスパート)の存在が明らかに。
三大王を頂点とした、3人の超親衛隊からなる3つの軍団、
蒼の尖鋭兵団、黒賭博騎兵衆、白幻死装徒。
それにしてもネーミングセンスがバラバラな3組だな…。
- 一度ナメ郎に負けているバブウが三大王のポジションにいるので、
一気に三大王およびその配下の蒼の尖鋭兵団がショボく見える…。
- ネオマルハーゲ三大王最後のBBは、どうやらボーボボのコピーのようです。
テニスの王子様
- 先週の、基本技だけの不二では、今までの返し技が否定されたようだ、
という懸念を吹っ飛ばしてくれた今週号。3種の返し技が全てパワーアップ!
- つばめ返しよりも遙かに手前で沈む「鳳凰返し」、
羆落としよりも何かが凄い(?)「麒麟落とし」、
戻ってこない白鯨、「白龍」。
- 中でも戻ってこない白鯨に笑いました。どう見てもあれ、
戻ってくるのが意味ない上に最大の弱点になってましたからね。
これで向かい風じゃなくても使えるようになっていれば完璧。
- これじゃあ「第4の返し技・蜉蝣包み」だけが不憫なんで、
進化させてあげてください。「蜻蛉包み」あたりで(ほとんど進化してないよ)。
- 試合中に編み出した「第5の返し技」。「ファイナル」って名付けちゃうのはどうかと思うが。
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
- イサビ vs. 悪魔長、決着。結局悪魔長の巨人鎌によって、イサビに勝ちました。
- イサビは負けたら潔く認めるタイプのキャラでした。
悪魔長にも情けをかけてもらって、かろうじてペイジさんは延命したようです。
- 一方梅吉たちも、今井さんを発見。触れた瞬間に遠隔魔法律を解除すると、
一瞬で手元に引き寄せられるそうですが、果たしてうまく行くのか?
ToLOVEる―とらぶる―
- 春菜と一緒にいたレンを見たことで、レンをライバル視し始めたリト。
- なぜかララのキスを賭けた勝負開始。
太臓もて王サーガ
- 今回はダイエットがテーマ。
- …だったはずがいつの間にか巨乳化の話にすりかわってる〜!
- 「何やってんだ そんなの持って どこのチャン・コーハンだよ」
に、宏海のツッコミ能力の高さを見ました。
幅広い知識に裏打ちされた適切なツッコミ!
エム×ゼロ
- なんだかんだで全員第一試験突破。意外にも愛花はお笑い、が望みだったんですね。
- 第二試験は、体格も魔力も半分になった自分達の半身との追いかけっこ。
5人の協力プレイが楽しめそうですね(実質九澄の魔法は役に立たないだろうけど)。
- しかし半分になったチビキャラ、結構かわいいなあ。
OVER TIME
- 左腕を負傷したままアウトに撮り続ける鷹見。
なんか色々と痛い漫画だなあ。早くまともな野球を見せて欲しい…。
- 実質掲載順が下から二番目になって、いよいよマズそうですね。
スポーツ漫画2つも始まったことだし、この展開だと人気出そうもないしなあ…。
斬
- 実質掲載順最下位に。
- 3面展開、ようやく1面決着。刃の武器は手裏剣を追いかけて追いつくほどのスピード。
- 絶対防御の「無崩篭」に、何でも斬る「鋭斬刀」。
一人で2つも不思議アイテム持ってるなんてズルい!
ここは鋭斬刀で無崩篭を斬らせる、ってのが少年マンガの王道ですが。
ピューと吹く!ジャガー
- 「ヒィィアッヒイイイ教」の勧誘者 vs. ジャガーさん。
- さすがジャガーさんですが、これ応対したのがピヨ彦だったりしたら、どうなっていたんだろう…。
次号、またまた土曜日発売。マガジンのあとがきでCLAMPさんが書いてましたけど、
この秋の祝日波状攻撃は、マンガ家さんにとっては連休の進行より厳しいそうです。
(2006.10.02)
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