漫画の部屋
ジャンプの部屋・2006年34号感想
「テニスの王子様」は作者急病のため休載、
「ピューと吹く!ジャガー」は作者取材のため休載でした。
杉田尚先生の「斬」が新連載。
斬
- 杉田尚先生の新連載。表紙&巻頭カラー。
- 読み切りをベースにして新連載用にブラッシュアップ…したんでしょうが、
うーん、これはどうなんだろう。絵もあまり上達しているとは思えませんが、
読み切り→新連載の場合、大抵一話目はそれなりに期待が持てるもんなんだけど、
これはどうも最初から駄目駄目感が漂う…。
- 特に駄目駄目なのが、物語の根幹を成すべき「斬る」ことが余りにも軽く扱われていること。
後ろから刺されたのに、「しっかりだどぉ〜」とか言って肩を担がれている程度で済んでるし、
木下が月島を斬ろうとする理由もあまりに意味不明。
- というわけで、私の中ではかなり駄目駄目ラベルが貼られてしまいました。
このままじゃ間違いなく打ち切りでしょう。挽回なるでしょうか。
ONE PIECE
- ロビンの鍵も外れてルフィ海賊団の反撃開始。脱出の鍵は護送船?
一方、バスターコールによる攻撃が本格化。果たして脱出に間に合うのか?
- いままでスパンダムに虐げられてきたロビンの逆襲が、
「六輪咲きスラップ」(六連発ビンタ)だけってのはちょっと物足りませんが、
まあスカッとしました。
- バスターコールの無差別さ加減はどうなんだろうなあ。
これだと、バスターコールをかけた本人が巻き込まれてしまう可能性もかなり高いような。
- 「おいウソップ!」の掛け声に対して「呼んだかね」とそげキング口調で答えるウソップ。
ルフィとチョッパー以外に対してはバレバレなので問題ないですけどね…。
- 「ギア2」の仕組みがようやく語られました。足をポンプ状にして血圧と血流を高め、
本来以上の運動能力を一時的に得る、ということで。血液ドーピングみたいなもんですね。
「ギア3」の方はまだ謎ということで。
- 5人の中将の顔が明らかに。どれもこれも癖がありそうな面子ですが、
それぞれと1対1で戦うような展開になるとはいまのところ思えないんですが…。
アイシールド21
- 雪光のインモーション、スパイクまでのタイムラグ、それらは全てフェイクで、
モン太のインモーション・ロングパスのための伏線でした。
- うわ、これ、実際に可能なんですかね?いくらなんでもセンターがスナップしたら、
DFラインが気づきそうなもんですけど。
プレイが始まっているのに、ジッとしているラインってのも忍耐要りそうだなあ。
- さて、泥門最後の大バクチですが、阿含は気づいているようで、
そこをさらに上回るヒル魔の策ってのが見たいですね。
これ失敗すると、さすがにもう泥門に勝機はなさそうですし…。
NARUTO
- 「木」は五大属性の例外なのかと思っていたら、「土」と「水」の同時発動による属性でした。
同様に「氷」は「水」と「風」からできるようです。
なるほど、これなら基本属性の組み合わせだけで31通りの属性を作れますね。
5属性同時発動、とかかなり難しそうですし。
- しかし基本性質は水見式だし、同時発動はメドローアだし、
どうにも他の作品と被りますね…。
- しかし同時発動ができる能力を「血継限界」とつなげてきたのはなるほど、という感じ。
あれ?でも車輪眼とかも「血継限界」と呼ばれてませんでしたっけ?
- どうも基本性質以外にも「陰」と「陽」の性質変化があるようで、
五行×陰陽で十干とつながるんでしょうか?
- なんか急にアスマに死臭が漂って見えるんですが…。
銀魂
- 定春、恋をする、の巻き。
- ホスト編で出てきた溝鼠組の黒駒の勝男が再登場。
次の登場はかぶき町四天王・泥水の次郎長が登場する時かと思っていたので、
思っていたより早い再登場でした。
- 結野アナの「ラストオブモヒカンリビングオブザデッドマクガフィン」にかなり持っていかれましたね…。
- オチがマダ男とは。
BLEACH
- 一護たちを助けに現れたのは平子。
- これまで「仮面の軍勢」の実力を計る機会はありませんでしたが、
少なくとも仮面装着状態では、斬魄刀を解放していない破面よりも上のようです。
- 破面が解放したらどうなるかわかりませんが、
「仮面の軍勢」にだって「始解」「卍解」があってもおかしくないので、
まだまだインフレは止まらない模様…。
- しかし「仮面の軍勢」は虚閃まで放てるのか…。
- 任務完了、ということで、破面は全員引き上げですが、
これ、ウルキオラ以外来る意味があったのか?
死神側も結局誰一人倒せていないし…。
家庭教師ヒットマンREBORN!
- 雨のリングは剣士同士の戦いなんですね。
- 親方の一味(?)はバジル、オレガノといったハーブの名前がついているんですね。
- 流派を超えなくては勝てないというディーノと、
時雨蒼燕流は無敵だという山本親父。
きっと時雨蒼燕流を踏襲しつつ、それを超える、という結論に持っていくんでしょうが、
具体的にどうするのかはわかりません。
真説ボボボーボ・ボーボボ
- ナメ郎とポコ美。ほぼ同条件の二人がいて、これでナメ郎の方が人質になってしまうところが、
読めないというかなんというか。
- まあ、ナメ郎&ボーボボのコラボは以前あったので、
今回はポコ美&ボーボボのコラボ攻撃を見せたかったんでしょうかね。
メゾン・ド・ペンギン
- 三羽ガラスシリーズはいまいち笑いどころがわからないなあ。
ToLOVEる―とらぶる―
- プールに仕掛けられた罠を回避できるか、リト?
- 春菜の股間アングルに、ララの乳モロ、とやりたい放題の展開。
- 「…なぜかストロー持ってて助かったぜ…」
というあまりにいい加減な一言に、エロシチュエーションのためならばどんな無茶な設定でも突き通す、
という長谷見沙貴先生の堅い決意を見た思いです。
D.Gray-man
- 分解されかかったアレンですが、ようやくイノセンスに復活の兆しが。
- 左はアクマのために、右は人間のために、ということで、
人間とアクマの両方とも救う、というところがアレンのテーマなんでしょうか。
太臓もて王サーガ
- 1周年突破記念、センターカラー。
- 同時にキャラ人気投票も実施。一人何通でも可、ということで、
意外とマニアックなキャラが上位に来そうな予感。
- 確かにこの作品が1年持つとは、正直思っていなかったかも。いや、もちろん個人的には大好きですが。
OVER TIME
- 新連載第2回。
- 前回の感想を色んなサイトで見ましたが、「キックスメガミックス」を挙げているところが思いのほか多かったのに、正直、驚愕。
っつーか、よくみんなそんなの覚えていましたねー。
- 憑依シーンがどうなるのか、というのが一つの見ものだったわけですが、
どうも憑依されている間は本体の魂の方が弾かれてしまう、というタイプのようで。
これはこれで珍しいタイプかも知れませんね。
また、憑依もどうやら双方の合意というか、気持ちが一致しないとできない模様。
「夢」のお守りが光るのが条件でしょうか。
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
- センターカラー。
- 夏企画の稲川淳二さんの怪談はまだ読んでません。
- 使者を召喚した状態で魔法律書が壊れると、執行人自らが危険になっちゃうんですね。
- 毒島執行人はナイスバディのトラック姉ちゃんでした。
今井さん分を補うようにヒロイン要素を追加。
エム×ゼロ
- 支部長は自分では本音を喋れないので魔法に喋らせる変人でした。
っつーか、普通よりもよっぽど酷いことまで言ってるような気もするが…。
魔人探偵脳噛ネウロ
- ネウロ vs. HAL、直接対決へ。
- ワールド杯でのあまりの光景に呆然。そりゃ日本国民釘付けになるわ。
- HALの挑発に、全身ver.の「異次元の侵略者」で潜っていくネウロ。
今度前回のように攻撃されるとネウロ自身もかなり危ない、ということに?
みえるひと
- 意外と奥手な澪、いい感じですね。
- ゴウメイ vs. 明神開始。明神、自分の力をまだコントロールし切れていないようで。
あまり戦闘中っぽくない描写が素敵です。
謎の村雨くん
- 相手の上を行っていた、と思っていたクナイ&楓ですが、
実は向こうのボスにさらに上を行かれていました。
- うーん、しかし今回のサプライズはどうなんだろうなあ。
「Q」と「鈴木学」が実は同一人物でした、ってことなんですが、
髪型が同じなんで初登場のとき、単に書き分けができていないだけなのかと思ってしまったんで、
いまいち驚けず。まあ読者にヒントを与えるという意味ではフェアだったのかも知れませんけど。
もうちょっと明確に別人として描いていた方がサプライズ効果は上がったのではないかと。
勇者パーティー現る
- 麻生周一先生の読み切り。第64回赤塚賞準入選作品19P。「テニスの王子様」の代原。
- 警官が「プラズマ戦士」の恰好を知っているのが何気に面白かったです。
次号は「NARUTO」が巻頭カラー。
(2006.07.24)
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