漫画の部屋
ジャンプの部屋・2006年32号感想
「ツギハギ漂流作家」が最終回でした。次号から2週連続で新連載が始まります。
テニスの王子様
- 連載7周年突破記念、表紙&巻頭カラー。
- 白石の特性は、「基本に忠実であるが故の完璧なテニス」。
奇をてらった攻撃ならば、それなりの対処法もありますが、
「基本に忠実」と言われてしまうとかえってやりづらそうですね。
- でもきっとあの包帯の裏に毒手を隠しているだろうから、
それを出すとどれくらい基本から離れるのか、今から楽しみです。
- 白石の打球は、ボールに妙な回転かかっているみたいですね。
NARUTO
- 妙な儀式を行う奴と、賞金首を倒したら換金しないと済まない奴か。
確かに効率的なコンビではなさそうだ…。
- ナルトの修行は、形態変化に加えて、性質変化を身につけることに。
- ここでアスマの回想シーンが挟まるのには一体何の意味が…と思ったら、
守護忍十二士である、ってことが言いたかったのかな?
アスマが猿飛一族の出身だっていう描写って今までにあったんでしたっけ?
BLEACH
- 藍染の命令で織姫をさらうことに。
- ヤミーの虚弾(バラ)に一方的にやられる喜助。
まあ、卍解で逆転するためのタメだとは思うのですが、
あまりにも出てきてすぐにやられているのでちょっと間抜け。
- 日番谷、ようやくいいところを見せられました。
しかし一角の龍紋鬼灯丸といい、時間をかけると強くなる系の卍解多いですね。
速攻には不向きな奴ばかり。
ONE PIECE
- ゾロとカクのやりとりは良かったです。他のメンバがほぼ即再起不能になっていたので。
カクは正々堂々感があっていいキャラだったなあ。
- 通常状態のルッチ vs. ルフィがほぼ対等ならば、
豹に変身したルッチ vs. ルフィのギア2、がまた対等くらいなんでしょうか。
むしろ押しているくらいかな?勝負の鍵はギア3にありそうですが、
短時間しか持たない上に謎の副作用もありそうですし。
銀魂
- 服部全蔵フィーチャーの回。
- 全蔵がまともに忍として戦っている姿、初めて見ました。
そんなにすごい忍だったのか。
- 「『メゾン・ド・ペンギン』は打ち切られるのかえ 生き残るのかえ」
これ、もし今週号で打ち切られていたらシャレにならないところでしたね。
というか、もし作品名を「ツギハギ漂流作家」にしてたら…。
- 今まで目を描いていなかった分、1コマだけちらりと見えた狂気の目が効果的でした。
ゾクリと来ました。
メゾン・ド・ペンギン
- というわけで、「ツギハギ」との壮絶な打ち切りレースの末に生き残りました。
家庭教師ヒットマンREBORN!
- 勝負に勝って試合に負けた、ってところでしょうか。
なんかこういう試合が多くていまいちすっきりしないですね。
残り全部勝たないといけない、となるとこの先の勝敗も見えてしまった感じだし…。
- リングを失ってまで自分の命を拾った成長が、活かされる時はまだ遠そうですが。
- 次は山本の雨のリングの戦い。というときに、雲のリングの雲雀登場。
- 「校内に何者かが侵入しました 電撃隊が次々とやられています」
「僕の学校で何してんの?」
うん、これは全面的に雲雀が正しいです。「何者かが侵入」じゃなくて、
あなたたちの方が明らかに侵入者ですから。
アイシールド21
- センターカラー。
- 泥門がタッチダウン成功し、残り1タッチダウン差・残り5分というところで、
雲水の採った戦略は、金飛龍による超攻撃的布陣で時間を潰す、というものでした。
- 残り1分で自陣前から泥門最後の攻撃。まだムサシの言っていた
「残り7点差と残り4点差では天と地ほど違う」の伏線は回収されていませんが…。
今の展開だとどちらにしろキックで3点でも追いつけないから、4点差でも同様に厳しかった気もするんですが。
エム×ゼロ
- 柊のいい娘っぷりをアピールするエピソードでした。
- そしてタイトルにもなっている「M0」のプレートがいよいよ登場。
しかし魔力を一切持てぬプレートって何の意味があるんでしょうね。
真説ボボボーボ・ボーボボ
- ポコミはアカデミーのエリート中のエリートでした。
どうみてもヘッポコ丸よりも優秀そうです。
- ナメ郎とポコミも何やら因縁ありそうです。
第二部になってからのキャラ同士で因縁を築いていくと、
益々ヘッポコ丸の影が薄くなりそうですね…。
- 最近のキングツルリーナって、普通に髪の毛ありますよね。
毛狩り隊うんぬんって設定はもうなくなったんでしたっけ?
ToLOVEる―とらぶる―
- 意味ないパンチラでアピール。エム×ゼロの絶対領域とは対照的ですね。
- ザスティン隊長、素晴らしいオチ要員ですね。
太臓もて王サーガ
- 嫉妬に狂った矢射子はネウロ化するの法則?
- 早速「ToLOVEる」の触手パロ来ました。
- 巨大矢射子と、それを破るシーンって何のパロディなんでしょうか。
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
- ミックの本体は剣そのものでした。
- 今のところ梅吉、足手まといにしかなってないですね。何のために出てきたんだろう…。
- 「地獄の十本刀」の一人・魔元帥直属の斬り込み隊長・黒鯱登場。
魔人探偵脳噛ネウロ
- やたらと態度のデカい警官は何者?
- 早坂兄弟再登場。別に人気投票で順位が高かったから、というわけではなく、
あの大量の麻薬と武器っていうのは、このエピソードにつながる伏線だったんですよね。
最近エピソード間の有機的な繋がりもよく考えられていて、
着実にストーリー作りが成長している様子が伺えます。
- 悪いことをしている自覚はありながらも、「表」と「裏」の住み分けは必要だとする早坂兄。
悪なりの美学を持っているんですね。
- ジェノサイド三蔵法師が素晴らしすぎる。
- 食べ物・飲み物のサービス券に混じっていた春川教授の名刺。よく取ってあったな。
D.Gray-man
- 「守り神」っていう概念もあるんですね。色々と難しいなあ。
- ここで左腕復活、という展開になるんでしょうか。
謎の村雨くん
- 3人組の上司らしき「Q」って、先生とは別人ですよね。
なんか髪が一緒なので一瞬混乱しましたが…。
もうちょっとはっきり区別つくように描いて欲しかった…。
- 暴走するバルトに追い詰められるクナイ。
1人だけなら記憶をジェノサーイドしちゃえばいいけど、
今それやると残りの2人に確実に正体バレるし、どうするんでしょうね。
受験戦士一文字解II
- 2号連続特別読み切り19P。「消しピンの人」吉原薫比古先生の読み切り。
- 何がビックリしたって、先週のライバルの人が全く出てこなかったことですよ。
- 内容も、先週の高校間対決から、高校内の対決へとどちらかというとグレードダウンしているし
(一応全国模試だったみたいですが)、
扉絵の車田チックな四天王も全く出てこないし、色々とスカされた後編でした。
みえるひと
- うーん、やっぱり異空間(トバリ)とかの基本的なルールがわかっていないので、
どんな戦術をどんな戦術で返されても後付けにしか見えない…。
- こういうバトルのルールをさりげなく提示するのって、やっぱりHUNTER×HUNTERとかは抜群にうまかったですね(過去形)。
ツギハギ漂流作家
- 結局回想シーンから戻ってきたら、「フジワラノアンブレラ」はなかったことになっていて、
いつの間にか3年が経過していました。
- というわけで、典型的な打ち切り最終回でした。
- 単行本3巻には書き下ろしの外伝が収録されるようです。
ピューと吹く!ジャガー
- 我慢大会3回目。
- もうハマーさんのヘタレリアクションだけで引っ張るのは無理なので、
今週は阿部さんのエスカレートしていくガマンリアクションで引っ張りました。
- 結局阿部さんはドMの変態だった、ということでFA?
次号から2週連続新連載開始。
まずは33号から天野洋一先生の「OVER TIME」。
第2回金未来杯の「ウサギとカメとストライク」の人ですね。
同じく野球漫画のようです。
34号から杉田尚先生の「斬」
こちらも学園剣術モノ、ということで読み切りの「斬」(2005年15号)がベースのようです。
しかし新人2人ってのはちょっと心配だなあ。最近の新人で残ってるのって
「メゾン・ド・ペンギン」と「みえるひと」くらいなので
(その前になると「ネウロ」「ムヒョロジ」までさかのぼる)。
次号は月曜日が海の日なので土曜日発売なんですね。気をつけないと。
(2006.07.10)
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