漫画の部屋
ジャンプの部屋・2006年1号感想
暦の上では2006年に突入です。
「ONE PIECE」が予定通りの休載、
「D.Gray-man」と「HUNTER×HUNTER」は例によって休載です。
休載理由が「急病」から「体調不良」に変更になりました。
確かにいつまでも「急病」なのはちょっと変ですからね。
DEATH NOTE
- 連載2周年突破記念、表紙&巻頭カラー。
- せっかくのカラー扉絵ですが、女の子は不在で、月&魅上、ニア&メロ、そしてリュークたんでした。
高田もミサも今後キーキャラにはならない、ということだと断定してしまって良いのでしょうか?
- 紅白にミサミサ初出場、司会は高田、ということで、
微妙に時期的にシンクロさせつつ関係者一同を一箇所に集めてまいりました。
しかしミサミサ、いくら捜査のためとはいっても月が高田と接触していると知ったらただでは済まないような気が…。
- 互いに手の内を明かした上で、ニア vs. 月の一騎打ち宣言。
同じ条件ならデスノートという飛び道具を持っている月側の方が有利な気もします。
しかしvs. Lの時と異なるのは、ニア側にメロという不確定要素がいることでしょうか。
- どちらにしろ最終決戦は近そう。1年後にも続いてるってのはあまり想像できませんね。
まさか第3部があるのか?
NARUTO
- これまでいまいち無表情で掴み所のなかったヤマト班長ですが、
今週いきなりキャラ付けが強化されましたね。
恐怖支配を迫る目、怖過ぎます。
- さりげなく出てきた「初代のみが使える秘術・木遁忍術」ってのも、
今後の伏線でしょうか。里の名前が「木ノ葉隠れ」なのに「木遁忍術」使える忍者が他にいないってのも何だかなあ、という気もしますけど。
銀魂
- vs.高杉と紅桜編、完結。
- 松陽先生。元ネタは吉田松陰の松下村塾ですね。しかしこの松陽先生のシルエット(長髪)からすると、
女の人っていう可能性もアリ?BLEACHの浮竹隊長みたいにも見えるけど。
- 桂の「江戸には大事なものができすぎた」の背景に西郷さんがいるのが笑える。
- 名前だけ先行して出ていた人斬り万斉もついに登場。
グラサンかけてヘッドホンしてる、なかなか一筋縄ではいかなそうなキャラです。
寺門通の曲を聴いているっていうことは、今度よろず屋と絡むときにはまず新八と接触、
って線が強そうですね。
- 「だまれイメチェンだ」→「だまっとけやイメチェンだ」→「どんなイメチェンだ」
の繰り返し&ツッコミが良かったです。
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
- 「再検査」は実は並外れた霊能力を有する者を選抜するための方便でした。
- んでもってロージーが実は人並外れた煉を有していることも判明。
ってそんなことさえロージーは認識してなかったんですね。
っつーか、煉というものが何かも知らなかったっぽいもんな。
- ヨイチたちは門を開いて冥王と契約を結ぶ模様。
冥王は「地獄の六王」の一人だそうで。
今まで魔法律の罪状で出てきた「王」というと、「冥王」「魔王」「蝿王」くらいでしょうか。
「魔元帥」ってのは上級魔法律だったような気がするので「六王」より位が高いんでしょうか。
- 一方のロージーサイドはサバイバル状態にしてのドッキリ試験。
「生き延びろよ」ってことは、特にフォローなしで、不合格=死、ということでしょうか。
テニスの王子様
- シンクロした二人。同じ動きしても意味ないぞ?と思ったら、
アイコンタクト等無しで息の合ったプレイをできる状態のことのようです。
- っていうか、目が怖いんですけど。壬生一族かよ。
確実にイってますよね。
- それでも鳳のネオスカッドサーブだけはきっちり決まるんですね。
シンクロしたところでサービスエースは防ぎようがないということですか。
アイシールド21
- 瀧は赤羽を止めるのではなく、体の柔軟性を活かして方向をずらすことで対抗することにしたようです。
格下には格下なりの戦い方があるということで。
- 最後の泥門の攻撃は、コータローの正確過ぎるキックを逆手にとってのパントリターンタッチダウン狙い。
ついに瀧とのコンビプレイによって赤羽を抜くことに成功しました。
燃える!
- さらに瞬間的にしか出せなかった4秒2光速の世界を連続発動!
またしても試合中に成長したようですね。
でもこれ、ホントに1試合に1回しか使えない必殺技だなあ。
何しろ使えばタッチダウンほぼ確定ですからね。
BLEACH
- 一角 vs. エドラドはどうやら相打ち?エドラドもあれで死亡ってことはなさそう。
でもとりあえず戦闘力としては役に立たないかな。
- 恋次も一角が卍解できることを知っていた、ということで、
「何だ結構有名なんじゃん」と思いましたが、どうやら教えたのは恋次と弓親だけの模様。
- 一角と剣八の一騎打ちのシーン、全員まだ死神じゃないっぽいですね。
この後剣八が前十一番隊隊長を一騎打ちで倒して隊長になった後、
剣八の後を追って一角達が入隊した、という経緯なんでしょうか。
しかし一角と弓親って古い知り合いなんですね。
- 「藍染さん達の抜けた穴を埋めるのはあんただ」
裏切られたことがわかっても「さん付け」をやめられない恋次。
- やっぱり卍解使えることがバレると隊長やらされるんだ。
でも一角が隊長ってどうも実感沸かないなあ。
- しかし斬魄刀を開放した破面相手に、卍解の一角がほぼ互角で相打ちだったのに対して、
恋次と日番谷は、まだ斬魄刀を開放してもいない破面相手に卍解で苦戦しています。
やはり一度かませ化してしまうと二度と這い上がれないんでしょうか、この漫画?
- 一角…主人公に一度負けたものの、その時には見せなかった「卍解」を切り札に復活
- 恋次…主人公に一度負けた後、卍解を修得。しかし白哉に卍解を破られる→かませ化
- 日番谷…藍染相手に卍解を披露するも、手も足も出ずに瞬殺される→かませ化
魔人探偵脳噛ネウロ
- 「放置プレイだ…私の人生全てを賭けた放置プレイだ」
ってのが良かったです。
- 吾代、裏切るのかと思いきや、弥子たちを救う。
吾代がどちらにつくかは、「吾代をより理解しているのはどちらか」という点がポイントでした。
そこには3週前の弥子が吾代の内面までしっかり理解していた、
という描写がちゃんと伏線として利いているので、この吾代の選択には非常に納得が行きました。
- というわけで、ネウロがこのままやられっぱなしというわけにもいかないでしょうから、
次週からの逆襲編が楽しみです。
家庭教師ヒットマンREBORN!
- センターカラー。
- 骸転生の秘密は、特殊弾である憑依弾を使ったことにありました。
うーん、しかし撃った相手に憑依するのならともかく、
自分を撃つことで発動して、しかもその後複数人に同時に憑依ができるってちょっと便利過ぎというか、
あまり憑依「弾」である意味がないというか。
その後の憑依の切り替えルールも、剣で傷つけた相手に乗り移るのかと思いきや、
同時に複数に乗り移ったりと、いまいちはっきりしないし。
太臓もて王サーガ
- 今週のこの場所と時間をコマの間に(ちょっと隠しながら)出すのってのも、
何かの漫画とかアニメのパロディなんでしょうか。
- 麻仁温子、期待通り山岸由花子式勉強法。しかも保険室の女医先生も混じってるし。
- 「何!!?あの陣形は!?」
やっぱり大先生もあの陣形は普通じゃないと思ったんですね。
ちゃんとテニ王の読者目線でおかしいと思ったところに、
平然と突っ込んでくれる!そこにシビレるあこがれる〜!
べしゃり暮らし
- 互いを認め合った圭右と辻本の、最後(?)の昼の校内放送。
普通に考えると新コンビ結成への布石でしょうね。
そうすると子安はコンビを組むんじゃなくって、
ネタを考える役になるんでしょうか。
- そして辻本の転校の理由にもつながりそうな、元相方の鳥谷登場(名前だけ)。
ってまた阪神の選手から苗字つけてるのか。それとも関西の人間だけかな?
- 辻本がコンビを解消した理由も気になりますが、
ヅラ校長の方もどうやって決着つけるのか。
- 来週はまた休載。月一で休むくらいのペースですかね?
まあ、月一で掲載(すらできない)よりは遙かにマシですが。
破天荒
- 杉田尚先生の読み切り。49P。
- 2005年15号に掲載された「斬」が掲載初作品のようです。
あの作品も高校生が日本刀を帯刀している、というちょっとブッ飛んだ設定の学園アクションファンタジーでしたが、
今作も「漢氣」を操る漢たちによる戦い「漢氣ストリートファイト」がまかり通る学園ファンタジーです。
- 絵は前回もまだまだ発展途上、と描きましたが、正直あまり上達していないような。
まあまだ1年も経ってないから仕方ないかも知れませんが、
もう少し他の先生のところでアシスタントするなどして絵を磨いた方が良いかも。
- 話の方はまあわかりやすい超能力アクションという感じで、
ドラゴンボールの気と気のぶつかり合いを学園ものに当てはめたような感じ。
最後の方は何か「漢氣使いに悪い奴はいない」みたいな感じになってますが、
だとすると長谷川さんがイジめられていた理由がさっぱりわからないんですけどね。
タカヤ ―閃武学園激闘伝―
- タカヤの螺煌旋が避けながらのカウンターになって縦方向の変化をしてヒット。
- 途中から渚のモノローグとして進んでいく構成はうまかったと思うんですが、
でもそうすると最後にヴォイドが立ち上がったのはちょっと余計なような。
渚が回想しながら「勝利に届いたのだ」と言ってる以上、タカヤの勝利は確定なわけで、
これでヴォイドが逆転ってのはあり得ないはず
(一人称による叙述トリックでも仕掛けてあったら別ですが)。
負けを認めた上で礼を言う、っていうパターンかな。
大泥棒ポルタ
- 苦労して助け出したサクライは実は横取り屋ジャックでした。
言われてみれば、本物のサクライより胸が大きいような気がするよ。
みえるひと
- ハセ戦決着。
- 師匠の最後のレクチャーで、外にあるオーラを凝縮する技を修得。
- 師匠の登場は、一瞬ご都合主義にも感じましたが、ちゃんとその前の
「ハセの取り込んだ魂たちの残骸まで一緒に空中へ」というのが伏線になっているんですね。
ちゃんと明神の剄櫻のダメージあっての展開だったのか。
- あの師匠(初代明神)のキャラもなかなか捨て難いので、
このまま陽魂としてうたかた荘に居ついたりはしないんでしょうか。
Mr.FULLSWING
- 屑桐、一時戦線離脱。牛尾と屑桐のわだかまりってのもこれで解消されたんでしょうか?
- 屑桐の代わりにマウンドに立つのは華武の二番手ピッチャーで三軍に落ちていたという帥仙刃六。
すまん、まったく覚えていない…。
- 巻末コメント>「女子アナがフリーになると興味が失せる。局アナというポジションがたまらんのですね」
また随分とマニアックな…。
あの夏…僕とハカセと発明と
- 田辺洋一郎先生の読み切り。
- 随分久しぶりの掲載のようですね。前回は2001年14号だそうです。その時はHUNTER×HUNTERの代原だったようで、
今回も扱いとしてはD.Gray-manの代原っぽい感じですね。
- 絵はすっきりしてて見易いと思いました。
- 内容は…友情を核にした感動ものにしたいのか、ギャグにしたいのか、
どうにも中途半端。ギャグにしては「友情」を盾にとったハカセの態度が卑屈すぎて笑えないし、
友情ものにしてはハカセの要求があまりにも危険すぎて洒落にならないしで、
どう扱ってよいのか最後までわかりませんでした。
ピューと吹く!ジャガー
- ハミー vs. ハマーさん、3週目。
- うーん、やっぱりこのシリーズ、1回目のインパクトが強過ぎて、
それ以降は尻つぼみな印象だなあ。
特に先週わざわざ取材休載を挟んでまで続ける必要があったのかと。
また新増刊「GO!GO!ジャンプ」が創刊。月刊ジャンプと週刊ジャンプの共同編集だそうです。
うーん、この面子なら立ち読みで済まそうかな。
次号は「とびっきり」の樹崎聖先生の読み切りが載るようです。懐かしい名前ですね。
ジャンプを離れていた期間の長さという意味では記録的かも。
(2005.12.05)
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